株式会社ビジョン&ITラボは、拡張現実感(AR)を用いたゲームプラットフォーム「AR探索アドベンチャー」のリリースを発表した。
「AR探索アドベンチャー」は、スマートフォンのカメラからポスターやランドマーク・商品等を撮影することで、アイテムやキャラクターを発見して、様々なストーリー展開を楽しむことができ、アプリをインストールせずにスマートフォンのブラウザから使用可能となっている。
AR探索アドベンチャーとは?
ビジョン&ITラボが開発したデジタルツイン管理ミドルウェア「シナリオエンジン」(特許取得済み)を組み込んだARゲームプラットフォーム。
ユーザはスマートフォンのWebブラウザからの簡単登録(個人情報不要)でゲームを始められ、カメラで様々なオブジェクトを撮影することでアイテムやキャラクターを見つけながら物語の謎を解いていく。
AR探索アドベンチャーの特徴
■高いカスタマイズ性
「AR探索アドベンチャー」では、ニーズに合わせた様々なカスタマイズが可能。
- ご当地キャラクターをゲーム内に登場させる
- ストーリーに観光地に関する歴史クイズを組み込む
- 宣伝したい商品を撮影するとアイテムが手に入るようにする
また、混雑状況に合わせた周遊先の分散、曜日や天候等で使用できない施設を周遊先から外すなど、他のセンサーと連動した動的なストーリー変更を行うことができる。
■サービス導入の効果測定
ユーザがゲームで遊んだ履歴から、訪問客の周遊パターン、集客具合の変化、混雑状況、対象商品の撮影頻度などの可視化や効果測定ができるため、集客の少ない場所への誘導や、導線を変化させるためのストーリー変更を随時行い、よりサービスの導入効果を高め、観光地や商店街、ショッピングモールなどの施策に役立てることが可能となっている。
今後の展開
今後は観光地や商店街、ショッピングモール、テーマパーク等での利用を想定。
集客や周遊、宣伝、分析など、その成果をサービス開発へフィードバックして、よりよいプラットフォーム/コンテンツを育てるほか、画像認識エンジンの強化、コミュニティ機能の実装、ストーリー製作機能の公開など、様々な取組みを続けるとしている。
会社概要
株式会社ビジョン&ITラボ
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