東京の銭湯を代表する「子宝湯」をメタバース上で見れるオンライン展覧会「Meta Bath~デジタルで見る子宝湯~」が6月26日より開催

東京都及び公益財団法人東京都歴史文化財団は、江戸・東京の歴史的な建物を移築保存し展示する野外博物館『江戸東京たてもの園』に収蔵されている、昭和初期の足立区千住元町にあった銭湯「子宝湯」をメタバース上で閲覧できるオンライン展覧会「Meta Bath(メタバス)~デジタルで見る子宝湯(こだからゆ)~」を、2024年6月26日(水)~10月27日(日)まで開催する。

本オンライン展覧会は、6つの都立ミュージアム(江戸東京博物館、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都庭園美術館、東京都美術館、江戸東京たてもの園)が収蔵する資料・作品を、横断的に検索できるデータベース『Tokyo Museum Collection(ToMuCo)』にて開催。

100地点の赤外線計測による点群データと、6,000枚に及ぶ画像を重ねて、細かな部分の形状や部材の質感が記録されている「子宝湯」の3Dデータを様々な角度から閲覧できるほか、2021年に閉業後、解体された北千住の宮造り銭湯「大黒湯」との3D比較なども用意されている。

「Meta Bath~デジタルで見る子宝湯~」開催概要

東京の銭湯を代表する「子宝湯」3Dデータ

◎名称:
Meta Bath~デジタルで見る子宝湯~

◎会期:
2024年6月26日(水) ~10月27日(日)

◎会場:
Tokyo Museum Collection―東京都立博物館・美術館収蔵品検索

◎主催:
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

◎協力:
江戸東京たてもの園、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合

◎利用料:
無料

◎動作環境:
PC推奨(スマートフォンにも対応)

> 「Meta Bath~デジタルで見る子宝湯~」公式サイト

「子宝湯」とは?

東京の銭湯を代表する「子宝湯」1

「子宝湯(こだからゆ)」は、1929年(昭和4年)に足立区千住元町に建てられ、1988年(昭和63)まで営業していた銭湯。昭和初期の東京の銭湯を代表する建物で、現在は、東京都小金井市にある『江戸東京たてもの園』に復元され、単なる入浴施設としてだけでなく、当時の生活や文化を感じることができる貴重な歴史的建造物として保存されている。

『江戸東京たてもの園』について

江戸東京たてもの園(えどとうきょうたてものえん)は、江戸時代から昭和初期にかけての歴史的建造物を移築・復元し、保存・展示することを目的として、東京都小金井市の都立小金井公園内に設置された野外博物館。1993年(平成5年)3月28日に開園し、東京都江戸東京博物館の分館として運営されている。

> 『江戸東京たてもの園』公式サイト

問い合わせ先

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 デジタルクリエイティブ推進課 企画調整係
digital-creativity@artscouncil-tokyo.jp
03-6261-5420
※電話の受付は平日10:00~18:00

参考元・引用元公式発表

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