HTC、最新ハイエンドXRヘッドセット「VIVE Focus Vision」の予約受付を開始。価格は16万9000円

HTC NIPPON株式会社は、都内で開催した記者発表会にて、先日海外で発表されたばかりのハイエンドXRヘッドセット「VIVE Focus Vision」について、日本国内での予約受付を9月24日より開始すると発表した。

VIVE Focus Visionは、企業やハイエンドゲーマー向けに設計された最新のXRヘッドセットで、スタンドアロンモードとDisplayPortモードを搭載しているため、PCVRとスタンドアロンの両方のゲームを楽しむことができる。

また、内蔵アイトラッキングによる自動IPD調整機能によって、常にクリアな映像が提供されるほか、奥行きのある立体視可能な前面カメラを搭載しているため、ヘッドセットを装着したまま現実世界を見ることができるリアルなMixed Reality体験を可能としている。

なお、一般向けのコンシューマーエディション(CE)とVIVE Business保証&サービス(2年版)が付属した商用向けの2種類が用意されており、価格は、コンシューマーエディション(CE)が税込16万9000円、ビジネスエディション(BE)は税込21万4000円。

予約受付は9月24日(火)から開始され、10月17日(木)までに予約すると、予約特典として、税込2万9千円相当のDisplayPort用VIVE有線ストリーミングケーブルキット「VIVE Wires Streaming Kit」が無償提供される。

「VIVE Focus Vision」主な機能と利点:

  • スタンドアロンとPCVRの両方に対応:
    スタンドアロンモードとDisplayPortモードを搭載しており、PCVRとスタンドアロンの両方の長所を提供する。
  • ロスレスPCVR体験:
    DisplayPortモードを使用することで、PCに直接接続し、遅延のない高品質なVR体験が可能。
  • 自動IPD調整:
    内蔵アイトラッキングにより、レンズの瞳孔間距離を自動調整し、常にクリアな映像を提供する。
  • リアルなMixed Reality体験:
    奥行きのある立体視可能な前面カメラを搭載し、ヘッドセットを装着したまま現実世界を見ることが可能。
  • 快適な装着感:
    冷却システムの刷新により快適な動作を実現。
  • サブバッテリーを内蔵:
    バッテリー交換中でも動作可能なホットスワップ機能を搭載。
  • FOV(視野角)最大120度及び90Hzのリフレッシュレートを実現:
    最大120度のFOVと90Hzのリフレッシュレートを実現。DisplayPortモードによる120Hzリフレッシュレートのサポートは2024年後半に対応予定。
  • 両眼で5Kの解像度を実現:
  • 空間の奥行きを測定するシーン認識のための深度センサーを搭載:
  • ハンド・トラッキングを強化:
    低照度下でのトラッキングを強化する赤外線センサー

予約特典について

9月24日(火)~10月17日(木)までに予約注文をすると、一般向けのコンシューマーエディション(CE)では、VIVE有線ストリーミングキット(ディスプレイポートモード対応)を無料でプレゼント。さらに、3つの人気ゲーム(XR Workout, Capsule Critters, theBlu)が自動的に提供されるほか、「PC VRワイルドパック」「PC VRエピックパック」「MRファンパック」のいずれかを選択して無料で利用する事が可能。
また、商用向けのビジネスエディション(BE)を期間内に予約すると、バイスマネジメント(DMS)機能、LBE機能など、法人利用では欠かせない先進的な機能パッケージの「VIVE Business+」が1年間無料で提供される。

関連リンク

HTC NIPPON株式会社
> 公式サイト

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