コインチェックがメタバース事業を10月2日付けでグループ会社のマネックスクリプトバンクへ事業譲渡すると発表

コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスグループ株式会社を持株会社とする同じグループ企業で兄弟会社のマネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡すると発表した。

事業承継は2023年10月2日付けで行われ、OASISプロジェクトの運営およびOASISが発行するNFT「OCP(OASIS COMMUNITY PASS NFT)」の発行体がマネックスクリプトバンクに移管される。

なお、web3領域の知見・経験を有するマネックスクリプトバンクによって、今後も従前と同様メタバース事業を展開し、OASISコミュニティでの新たなweb3体験を創出するとしている。

事業譲渡の経緯と目的

「OASIS」web3コミュニティの公式Discordには、2023年8月末現在、約6,000名が参加するなど交流が活発化しており、これらのプロジェクトおよびweb3コミュニティ運営の更なる進化と加速を目指し、今後はマネックスグループ内でweb3に関するリサーチ等を行っているマネックスクリプトバンクを中心にメタバース事業を推進する。

事業譲渡日

2023年10月2日

コメント

万代 惇史氏(マネックスクリプトバンク株式会社 代表取締役)

web3やメタバース領域の中でも、ブロックチェーン上に展開されるオープンな会員/コミュニティ・データベースとも解釈できるNFT(ERC721※)の仕様には、以前より非常に大きな可能性を感じており、今回それを積極的に活用しているOASISプロジェクトの運営をMCBで引き継ぐことにいたしました。マネックスグループ内の兄弟会社であるコインチェックとも引き続き密に連携しつつ、MCB内においてはweb3リサーチとOASISプロジェクト運営の相乗効果を生み出すことで、OASISプロジェクトの成長と新たなweb3体験の提供を加速してまいりたいと思います。
※ 非代替性トークン(NFT)に対する標準規格

天羽 健介氏(OASISエグゼクティブアドバイザー)

コインチェックおよびMCBが属するマネックスグループは「生涯バランスシートの最良化」を目指しており、金融サービスだけではなく教育や健康に関する事業等も展開しています。人生を豊かにするためのきっかけを創出するコミュニティとして生まれたOASISの活動や取り組みは、MCBへの移管後も変わることなく、トークンホルダーとの共創を繰り返しながら進化させていきたいと考えています。私自身はOASISプロジェクトに2022年1月の始動から関わってきておりますが、今後はエグゼクティブアドバイザーとして引き続きプロジェクトにコミットいたします。OASISコミュニティの皆様とともに、新しいweb3体験の創出に従前と同様に取り組んで参ります。引き続きOASISプロジェクトの活動にご注目ください。

OASISとは?

OASISは「豊かな自分に変化するためのきっかけや新たな出会いの場を創出する」というビジョンに沿ってストーリーや体験を設計し提供する『メタバース×NFT』のコミュニティ。
2022年1月のスタート以来、バーチャルファッションショーや音楽ライブなど多くの著名人や企業とのコラボレーションを展開してきた。
また、独自NFT「OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)」を発行しており、2023年5月に発売した第1期販売分500個は一般販売開始から40分で完売した。

> OASIS公式WEBサイト

会社概要

マネックスクリプトバンク株式会社

> コーポレートサイト

コインチェック株式会社

> コーポレートサイト

参考元・引用元公式発表

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