セキド、高精度3Dリアルタイム建築・空間モデリングが可能な3Dスキャナー「XGRIDS Lixelシリーズ」の取り扱いを開始

ドローンの販売並びに各種サポート業務などを展開する株式会社セキドは、香港を拠点とするXGRIDS社(エックスグリッド)が開発した、マルチSLAMハンディスキャナー「Lixel L2」と「LixelKity K1」の取り扱い開始を発表した。

Lixelシリーズは、スマートシティ、文化遺産保護、災害対策、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などのさまざまな産業において、複雑なシーンでのデータ取得とリアルタイムモデリングを可能する画期的なツールで、スマートシティにおける屋内外のデータ統合、鉱山やトンネルの3Dデータ取得とリアルタイムモデリングなど、多岐に渡り導入が進んでいる。

「Lixel L2」は、前モデルのL1から、ハードウェア、精度、点群、統合性がアップグレードされており、LiDAR、3つの可視光カメラ、高精度IMU、高性能コンピューターなどが統合され、センチメートルレベルの精度を持つ色鮮やかな点群モデルをリアルタイムで生成できる。

「LixelKity K1」は、XGRIDS社が新たに開発したコンパクトなハンディスキャナーおよび3Dモデリングデバイスで、5600万ピクセルの360°カメラと360°LiDARを統合し、センチメートルレベルのカラー3D点群、およびモデルをリアルタイムで生成可能。
測量技術者や地理情報システム専門家、建築・土木業者、不動産業者、建物管理者、デジタルクリエイターなどに向けて設計されており、高精度で手軽な3Dスキャンとモデリングを提供する。

「Lixel L2-16/32」の特徴

Lixel L2-16/32 ハンディ3Dスキャナーのフラッグシップモデル

◎高い剛性を持つ革新的なバッテリー設計

◎プロレベルのデータ収集を実現するLiDARセンサー
[L2-16]
16チャンネル、120m、毎秒320,000点スキャン
[L2-32]
32チャンネル、300m、毎秒640,000点スキャン

◎3つの可視光カメラで広範囲を鮮やかなカラー点群で再現

◎センチメートルレベルの精度で様々な産業ニーズに対応

センチメートルレベルの精度で様々な産業ニーズに対応

◎強力なハードウェアと独自のアルゴリズムを組み合わせることで、細部まで鮮やかな写真のような点群をレンダリング

左からカメラで撮影した写真、生成された3Dモデル
左からカメラで撮影した写真、生成された3Dモデル

「Lixel L2-16/32」スペック

   Lixel L2-32   Lixel L2-16
 重量   1.6kg未満   1.6kg未満
 サイズ(W・D・H)   90✕145✕393mm   90✕145✕393mm
 相対精度   ±1.2cm   ±1.2cm
 絶対精度   3cm以下   3cm以下
 射程距離   0.5~120m   0.5~300m
 視野角   360°✕270°   360°✕270°
 ポイントレート   320,000点/秒   640,000点/秒
 駆動時間   1.5時間   1.5時間
 動作温度   -20~50℃   -20~50℃
 保護等級   IP54   IP54

「LixelKity K1」の特徴

LixelKity K1 コンパクトでパワフルなハンディ3Dスキャナー

◎コンパクトで繊細
1kgのボディに、LiDARと360°カメラ、高精度IMU、高性能コンピューターなどのモジュールを統合。

◎簡単操作
散歩するように簡単に3Dモデリングが可能。

◎リアルタイムモデリングと鮮やかなモデリング
LiDAR点群と5600万画素の画像を組み合わせることで、色彩豊かで精細な3D点群モデルをリアルタイムで生成。

「LixelKity K1」スペック

重量   1kg
 サイズ(W・D・H)   78✕87✕267mm
 相対精度   1.2cm
 絶対精度   3cm
 射程距離   0.1~40m@10%、70m@80%
 視野角   360°-7°~+52°
 ポイントレート   20,000点/秒
 カメラ視野角   カラーパノラマ HDV 360°✕360°
 カメラ画素数   56MP
 駆動時間   1.5h
 動作温度   -20℃~50℃
 保護等級   IP54

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