株式会社vartique(東京都千代田区)は、NTTコノキューのメタバースプラットフォーム「DOOR」が、2025年3月31日(月)をもってサービス終了するのに伴い、同社が提供するバーチャルプラットフォーム「OneVR」への移行プランを発表した。
「OneVR」は、DOORと同様の『Mozilla Hubs』ベースのシステムを採用しており、原則、Spokeファイルを共有するだけで移行が可能。そのため、移行後も既存のバーチャル空間を再現・再利用できるほか、DOORにはない独自機能として、グラッフィク向上機能やクロマキー機能・サイト埋め込み機能などが利用可能となる。
なお、今回は緊急性が高いため、救済プランとして無料にて移行サポートを実施。初期相談、データ・アセット移行の基本サポートを無償で提供する。
同社は、Mozilla Hubsが閉鎖した際にも同様の移行プランを提供しており、短期間でのスムーズな移行実績を有しているため、今回も「無料・簡単・早い」移行が可能としている。
「OneVR」への移行プランについて
■移行サポートを無料提供
自治体・企業向け救済プランとして無料で実施。初期相談、データ・アセット移行の基本サポートを無償で提供する。
■スムーズな移行が可能
「OneVR」は「DOOR」と同じ技術基盤(Mozilla Hubs)を採用しており、企業・自治体側の作業はSpokeファイルを共有するだけで完了するため、現行のバーチャル空間をほぼそのまま再現することが可能なほか、操作性も基本機能は同じになる。
■短期間で導入可能
実際にMozilla Hubs閉鎖時にも最短5日間での移行実績があり、実施直前にも対応可能。
■One VR独自機能を選択可能
One VR独自機能をオプションで選択できるほか、AIアバター・個別チャット(α版)などの新機能を実装予定。
One VR独自機能
■グラフィック向上機能
リアルさやリッチさの表現に最適。金属やガラスの質感、ネオンや影の表現が可能。

■サイト埋め込み機能
メタバース内で、WEBサイトや動画をシームレスに表示可能で、複数の動画も配置可能。
従来からある下記課題の解決を実現している。
- メタバースからの離脱につながる、URLクリック時のページ遷移問題を解決
- スマホだとサイトに遷移できない問題を解決
- 動画を2個以上設置できない問題を解決

■クロマキー機能
採用・キャンペーン・イベントの集客などに活用できるよう、アバターではなく『リアルな人物』をメタバースに登場させることが可能。
- アバター制作費の削減に寄与
- タレント本人など、姿を見せる事ができない場合に対応
- 通常動画による没入感不足を解決

上記以外にも、AIアバター・個別チャット機能(α版)・3Dアニメーションの同時視聴(シンクロ機能)などの別機能も活用可能。
メタバースプラットフォーム「OneVR」とは?
OneVRは、webブラウザベースの企業・自治体向けメタバースプラットフォーム。
アプリやソフトのダウンロードが不要で、スマートフォン・PC・VRゴーグルから即時にアクセス可能な点が最大の特徴で、アクセス性の高さを重視した設計となっている。
アサヒ飲料のプロモーション事例では、1日最大2,700人の集客を記録した。
移行に関する問い合わせ先
株式会社vartique(担当者:渡邉)
sales@vartique.com.co.jp
関連リンク
株式会社vartique
> 公式サイト