Immerse Inc.(本社:米国カリフォルニア州)は、同社が運営するバーチャル(メタバース)英会話プラットフォーム「Immerse(イマース)」において、英語を話せない人でも安心して英会話を始められる「入門レベル」の提供を開始した。
これまでImmerseでは、ある一定以上の英語力をもった方向けのサービスとして、語学力に応じ、初級・中級・上級のレベルを提供しており、今回新たに入門レベルが加わることで4種類のレベルを提供。
入門レベルでは、生成AIとのスピーキング練習、プロ講師によるグループレッスン、世界中のユーザーと会話ができるイベントなどが提供される。
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入門レベルについて
入門(Foundation)レベルでは、「全くのゼロからでも英会話を始めたい」、「何年も勉強していないので基礎から学びたい」という方でも安心して学べるように設計されており、人と話す自信がない方は「生成AIアバター」と24時間好きなテーマで練習、人から教えてもらいたい方は「プロの英会話講師によるグループレッスン」への参加、日本を含む世界中に英語仲間を作りたい方は「講師がサポートするイベント」で仲間と繋がることなどが可能となっている。
入門を含め、Immerseでは現在4種類のレベルを提供しており、一般的に広く利用されている「外国語学習者の習熟度を図るアセスメントや指標」との対照表は下記の通り。
※CEFR (Common European Framework of Reference for Languages)とはヨーロッパで「外国語学習者の習得状況・言語運用能力」を示す共通の基準として広く利用されている。
バーチャル英会話Immerseとは?
Immerse(イマース)は、「Cultivate Human Connection(人とのつながりを芽吹かせ、育む)」をビジョンに、言語学習を通した世界中のユーザーで構成される言語学習コミュニティを提供する言語学習プラットフォームで、講師とのグループレッスン、AIアバターとの会話練習、世界中のユーザーと会話できるイベントを含む全ての学習コンテンツを無制限で利用可能なのが特徴。
パソコン(Google Chromeブラウザ)、VRデバイス(Quest2,3もしくはpro)にて利用することができる。
また、これまでVR Awards2022で2部門同時受賞、北米EdTech Breakthrough Award2年連続受賞、Japan e-Learning Awards2020の部門賞など、日本を含む世界各国での受賞実績と、Meta社や世界20以上の大学研究機関との共同研究における効果検証を重ねてきており、現在は北米、南米、ヨーロッパ、日本でサービスを提供している。(日本においては、英語サービスを先行アクセス版として提供中)
Immerseにおける学習アプローチ
Immerseでは初学者が上達できる教育的アプローチを学習コンテンツに多数取り入れており、日本の英語初学者が英語を諦めてしまう要因のうち、特に大きいと考えられている3つの課題(発話への不安、モチベーションの維持の難しさ、英語の利用機会の欠如)に対して、それぞれ以下の具体的なアプローチを取り入れている。
■「アバター学習」による不安軽減
Immerseではバーチャルワールドで好きなアバターとなり、AIアバターやユーザーと会話をすることで、従来の対面式英会話だと英語初学者が発話時に感じやすい、「恥ずかしさ」「不安」「相手への申し訳なさ」といった情意フィルター(Affective Filter)と呼ばれる心理障壁を軽減。
■「学習者同士の繋がり」でモチベーション増
自分と同レベルの学習者と一緒に学ぶグループレッスン制を導入しており、一緒に頑張れる「学習仲間」をImmerseで作ることが可能。
最初から世界のユーザーと友達になる自信がない人でも、日本の学習者との繋がりや講師のサポートを受けながら、グローバルの学習コミュニティと繋がることで、モチベーションを高く維持しながら学習を継続することができる。
■学ぶだけ終わらない、「英語を実際に使う環境」
Immerseでは講師のレッスンを受ける『Input』だけではなく、学んだ英語を実際に使う『Output』機会を多く提供。
人と話す不安が残る人にはAIと好きなだけ練習する場を提供し、実践の場が欲しい人には日本を含むグローバルのユーザーと好きなだけ英語を話す機会を提供する。
問い合わせ先
株式会社イマース・ジャパン(日本支社)
contact@immerse.online