兵庫県養父(やぶ)市と吉本興業が共同で進める地方創生型メタバース「バーチャルやぶ」が、2022年6月27日(月)より公開された。
バーチャルやぶは、地域の魅力をエンタメの力で盛り上げていく事を目指し、兵庫県北部に位置する人口22000人の街『養父市』を舞台として、様々な体験型コンテンツを楽しむことができるバーチャル空間となっている。
27日のオープニングイベントでは、広瀬栄・養父市長がアバターで登場。
オープニングの挨拶で「デジタル技術を駆使して養父市のことを世界中の人に知っていただくまたとない機会」と語り、「バーチャルを通して養父市を知ってもらい、是非現実世界でも養父市にお越しいただきたい」とアピール。
他にも吉本興業所属タレントがバーチャルやぶ内で体験できる、養父市の名所巡りなどを堪能していた。
▽ 「バーチャルやぶ」 オープニングイベントの模様
「バーチャルやぶ」の体験型コンテンツ
「明延鉱山(あけのべこうざん)」
昭和62年に閉山した、かつては日本一のスズ鉱山「明延鉱山」の坑道跡を再現。
坑道をいつでも見学できるほか、吉本タレントとコラボした採掘ゲームも用意されている。
▽ 坑道跡見学
▽ 採掘ゲーム
「一円電車」
現実世界で養父市が復活させ体験乗車会を行っている「一円電車」をバーチャルやぶでも再現。
一円電車はかつて明延鉱山に存在した一円で乗れる電車で、バーチャルやぶでは一円電車に乗って、養父市の観光名所をめぐる事ができる。
▽ 一円電車
▽ 一円電車で名所巡り
「養父市役所(デジタル住民票)」
養父市役所を再現。
ここではバーチャル養父市の住民になれるデジタル住民票を交付している。
▽ 養父市役所
協力クリエイター紹介
一円電車・養父市役所ワールド制作
株式会社アオミネクスト あおみ
株式会社アオミネクスト代表取締役。メタバース施策のコンサルティングから企画制作までをチームで行うクリエイター。
▶ 株式会社アオミネクスト:公式サイト
明延鉱山制作
VR蕎麦屋タナベ
株式会社タナベ 代表取締役。蕎麦屋を営みながらメタバースの企画制作も行うクリエイター。
▶ 株式会社タナベ:公式サイト
バーチャルやぶ:利用方法
起動に必要なもの
・アプリ「VRChat」をインストールしたWindows PC又はVRゴーグル
・スピーカー又はヘッドフォン
・マイク
※スマートフォンでは利用できません。
※PCは、グラフィックボードを搭載したゲーム用途向けのもの(いわゆるゲーミングPC)が推奨されます。
※スピーカーやマイクはPC内蔵のもので構いません。
※VRゴーグルが無くても楽しめますが、VRゴーグルがあると高い没入感が得られ、VR空間をより一層楽しむことができます。
※「VRChat」は、ゲーム販売サイト「Steam」(下記リンク)から無料でダウンロードできます(Steamのアカウント作成・インストール後、VRChatがダウンロードできます。)
▶ Steam(外部リンク)
「バーチャルやぶ」のアクセス方法
Windows PC又はVRゴーグルからVRChatを起動し、ワールド検索から「virtualyabu」と検索し、アクセスしてください。
(引用元:養父市公式サイト)