2022年7月27日(水)・28日(木)の2日間開催される、Meta社主催のカンファレンス「METAVERSE EXPO JAPAN 2022」が本日より開幕。
今回、エキシビジョン会場には17社の企業が出展しており、会場の様子を交えて、出展社の最先端メタバース情報を数回に分けてレポート。
METAVERSE EXPO JAPAN 2022とは?
2022年7月27日(水)、28日(木)の2日にかけて、メタバースビジネスを牽引している様々な企業、団体・官公庁が集結し、メタバースの現在・将来像を発信するエキスポ。
本エキスポを通じ、メタバース構築に向け「競争」ではなく「共創」を目指し、業界内の動きを加速させることに貢献するとしている。
開催期間中、エキシビションでは17の企業がメタバースに関連したコンテンツを展示、カンファレンスでは、各企業・団体・官公庁の代表者が登壇し、メタバースに関連した様々なトピックスについて発表・討論が予定されている。
なお、本エキスポはメディア・一部関係者向けの開催となり、10月開催の「CEATEC 2022」内で一般公開を予定している。
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凸版印刷株式会社
メディアデー開始の朝一から、人が絶え間なく訪れていた凸版印刷のブース。
展示のメインは下記3つとなっており、それ以外に「メタパ®」内に今回のブースを再現し、ブースを周るバーチャルツアーをYouTubeでライブ配信するとしている。
展示内容
- 企業向けショールーム構築サービス「MiraVerse®ショールーム」
- バーチャルモールアプリ「メタパ®」
- 3Dアバター自動生成サービス「MetaClone®アバター」
▽実際のブースの様子
企業向けショールーム構築サービス「MiraVerse®ショールーム」
「MiraVerse®ショールーム(ミラバースショールーム)」は、凸版印刷が培ってきた、正確な色再現技術・独自の質感計測技術と3DCG/VR技術、制作ノウハウをベースに、企業の製品や思い描く空間をメタバース上で再現するサービス。
アバターを介したコミュニケーションを組み合わせることで、時間と空間の制約にとらわれない、新しい企業の販促・プロモーションを構築できるとしている。
▽「MiraVerse®ショールーム」利用イメージ 自動車ショールーム
▽「MiraVerse®ショールーム」利用イメージ 住宅展示場
バーチャルモールアプリ「メタパ®」
スマホから気軽にアクセスできる仮想空間上のバーチャルモールアプリ。
複数の店舗をモールのように一つに集約したのが特徴で、ショッピングだけでなく、3DCGで再現した商品をAR機能により実寸大サイズで確認することや、商品の特徴をCGアニメーションで確認することが可能となっている。
▶ 「メタパ®」サービスサイト
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3Dアバター自動生成サービス「MetaClone®アバター」
1枚の顔写真から短時間でフォトリアルな3Dアバターを自動生成することができるサービス。AIと3D復元技術を組み合わせることで、肖像権フリーの架空人物アバターやデフォルメしたアバターなど、ケースに合わせた様々なアバターを提供します。今後は、自身の声を発話できるようにしたり、自身の知識をAIで再現したりするなど、更なるアップデートを予定しており、本人と一緒にアバターが活躍できる世界を目指していきます。
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YouTubeライブ配信
会期期間中、トッパンブースを「メタパ®」内に再現。
「バーチャル・トッパンブース@メタパ®」として、ブース内を自由に見ることや、説明員とのコミュニケーションが可能となっている。
また、「バーチャル・トッパンブース@メタパ®」内で「バーチャル・トッパンブース・ツアー」を実施し、その模様をYouTubeでライブ配信(各回15分)するとしている。
配信時間
27日:09:00~、11:00~、13:45~、16:40~
28日:10:55~、14:10~、16:50~