【スペースデータ社】衛星データからメタバースやデジタルツインを自動生成するAI技術の特許を取得

「テクノロジーで新しい宇宙を作る」ことをビジョンに掲げる宇宙関連スタートアップの株式会社スペースデータは、衛星データから仮想世界を生成するAI技術に関する特許の取得を発表した。

今回の特許取得により、衛星データから現実同様の仮想世界をAIによって生成することが可能になり、メタバースやデジタルツインといった高精細なビジュアルが求められる用途にも対応できるとしている。

どのような内容?

従来の3D地球儀は、衛星写真や航空写真を3Dモデルに貼り付けた形が一般的となっており、上空からの俯瞰的な視点で地上を再現するのには向くが、人間が歩く一人称視点では、写真の解像度が足りず劣化するため、VR・ゲーム・映像制作・自動運転などの、高精細なビジュアルが求められる領域では活用が進んでないのが現状。
そんな中、本特許における同社のアルゴリズムは、人間視点(一人称視点)での3Dモデルを自動生成することを得意とし、近い距離でも景観が劣化しにくく、VR・ゲーム・映像制作といった三次元空間を人間の視点で動き回るような用途にも活用しやすい利点がある。

※本特許技術によって生成されたバーチャルニューヨーク

特許概要

■ 特許第7232552号
発明の名称:情報処理装置、方法、およびプログラム
要 約:衛星データからの3D都市モデルを生成するAI技術
出願日:令和4年4月11日
登録日:令和5年2月22日

株式会社スペースデータについて

株式会社スペースデータ

「テクノロジーで新しい宇宙を作る」ことをビジョンに、衛星データ、AI技術、3DCG技術の三つの技術を軸に研究開発を行う宇宙関連スタートアップ。

▶ コーポレートサイト

参考元・引用元公式発表

関連記事

人気記事