凸版印刷株式会社は、同社が2021年12月より提供するバーチャルモールアプリ「メタパ®」のWeb版を開発し、提供を開始したと発表した。
今回のWeb版では、これまでスマートフォンに特化したバーチャルモールアプリとして課題であった、アプリのダウンロードが不要になり、出店ストアへもURLから直接アクセスが可能になるなど、ユーザー・出店店舗の双方にとって、大幅にユーザビリティが改善されている。
また、PCの大画面を生かした高精細なデータ表現が可能になるほか、画面共有機能とビデオ通話機能を新機能として追加しており、店舗スタッフとユーザー間においての多様な接客が可能となる。
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Web版「メタパ®」とは?
■企業ホームページやSNSから直接ストアにアクセス
Webブラウザから特定のストアに直接アクセスできるため、企業のホームページやSNSにWeb版「メタパ®」のURLを掲載し流入経路を増やすことが可能。
■Webブラウザで高精細データの表現が可能
色や商品のパターンを変えるシミュレーション機能を新たに実装。
例えば、自動車のショールーム空間を「メタパ®」内にオープンし、自動車の外装色や内装のデザインを周囲の環境も含めてシミュレーションするなど、アバターでコミュニケーションを取りながら、高精細でリアルな商品のバリエーションをユーザーに紹介することが可能となっている。
■画面共有機能、ビデオ通話機能
◎画面共有機能
店舗スタッフの操作画面をユーザーに共有することで、PC上にある説明資料やWebサイトをユーザーと確認しながら話ができ、接客の幅を広げることができる。
◎ビデオ通話機能
店舗スタッフの顔を画面上に映し、ユーザーに店舗スタッフの表情を交えて説明することができる。
特定のユーザーのみと会話できるプライベートトーク機能と組み合わせて利用することが可能。
Web版「メタパ®」概要
■Web版「メタパ®」リンク
■Web版「メタパ」動作環境
■価格
初期費用300万円~
(高精細データの場合1,000万円~)