日本大学芸術学部、日本電子計算株式会社、株式会社Urth、株式会社NRC一級建築事務所、株式会社クニエは共同で、日藝生(日本大学芸術学部生)の視点で「江古田のまち」の魅力を、アート・デザインを用いてメタバース上に再現する、日藝生による「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」の開始を発表した。
本プロジェクトは、日藝キャンパスの所在地である「江古田のまち」が持つ魅力を発信するべく、学生独自の視点でまちの魅力を発見・定義し、アート・デザインを用いてメタバース上に再現。
プロジェクトの全体企画・構想は学生が主体となって進めるとともに、参画企業は、これまで培ってきたメタバースや建築に関する知見に基づき学生を支援する。
今後は、2024年2月に特設サイト「はちゃメタ By ニチゲイ」上にて、日藝生のアート・デザインのアプローチやメタバース技術を活用してまちを構築する過程、メタバースの完成作品等を順次公開し、2024年3月下旬以降、「日本大学芸術学部 A&Dギャラリー」にて、スケッチや制作オブジェクト等を展示予定としている。
背景
近年、観光や移住の促進等、地域活性化を促進する施策において、メタバースとアートという親和性の高い2つを組み合わせる取り組みに注目が集まるなか、日藝では「日藝ならではの産官学連携プロジェクト」を掲げ、実社会の課題に取り組む機会として、これまでさまざまな地方自治体や民間企業などと連携したプロジェクトを実施しており、今回、日藝生の持つアート・デザインの感性と、メタバースや建築に関するさまざまな実績を持つ日本電子計算、Urth、NRC、クニエの知見を掛け合わせ、学生独自の観点から江古田のまちの魅力を発信する本プロジェクトを開始することとなった。
プロジェクト概要
本プロジェクトでは、日藝生がメタバースとアート/デザインを用いて「江古田の魅力」を表現。
まちの構築においては、商店街など江古田のまちの人々に対するインタビューや、課題の設定や分析、魅力の再定義、デザイン、構築等、プロジェクト全体を日藝生主体で推進し、日藝生独自の視点で見いだした「江古田の魅力」を表現する。
また、本プロジェクトでは完成作品のみならず、日藝生によるアート・デザイン思考/創造のアプローチや、ArtTech(ArtとTechnologyを組み合わせた造語)として、メタバース技術や3Dスキャナー技術を用いて町を作るプロセスを、日本電子計算の特設サイト「はちゃメタ By ニチゲイ」にて公開するほか、日本大学芸術学部 A&Dギャラリー上で、スケッチや制作オブジェクトを展示予定。
◎プロジェクト名:
「日藝生による江古田メタバース・イノベーション」
◎対象エリア:
東京都練馬区江古田(日本大学芸術学部江古田キャンパス周辺)
◎メタバースおよび活動内容公開:
2024年3月~9月
> 日本電子計算 特設サイト「はちゃメタ By ニチゲイ」
※上記リンクは、2024年5月1日より以下URLに変更。
https://www.jip.co.jp/nichigei_metaverse/
◎展示予定:
2024年3月下旬以降 「日本大学芸術学部 A&Dギャラリー」
(場所:日本大学芸術学部江古田キャンパス):東京都練馬区旭丘2-42-1
※詳細な日程は特設サイト「はちゃメタ By ニチゲイ」に掲載予定。
役割について
- 日藝
ワークショップ開催、デザイン、アート(2D/3D)、アバター制作等 - 日本電子計算
企画立案、テクニカルデザイン、学生サポート - Urth
プラットフォーム提供 - NRC
メタバースワールド制作 - クニエ
プロジェクトマネジメント
関連情報
■日本大学芸術学部
> 公式サイト
■日本電子計算株式会社
> コーポレートサイト
■株式会社Urth
> コーポレートサイト
■株式会社NRC一級建築事務所
> コーポレートサイト
■株式会社クニエ
> コーポレートサイト