VRヘッドセットやスマホを使って感電体験が可能な次世代感電デバイス「UNAGI」を発売開始【シンフォニア】

XRコンテンツや連動ハードウェアの製作事業を展開するシンフォニア株式会社は、Bluetooth Low Energyを使用した通信により、VR端末やスマートフォンなどで手軽に感電体験が可能な、アプリ連動感電デバイス「UNAGI」の発売を開始した。

「UNAGI」は、体験型の感電防止訓練に活用できる、各種アプリケーションと連動することに特化したプログラム制御可能な感電体験デバイスで、VR・AR端末と連動させた臨場感たっぷりな感電体験VR訓練から、スマートフォンを使用した手軽な感電体験研修など幅広い用途で活用が可能となる。

対応機種は、Meta QuestやHTC VIVEなどのVR端末のほか、スマートフォン(Android、iOS)など、Bluetooth通信が可能な機種に対応しており、価格は88,000円(税別)で公式サイトから購入ができる。

VRを使用した感電体験の装着例
「UNAGI」製品構成

アプリ連動感電デバイス「UNAGI」について

■感電タイミングや電流の強さなどをアプリから制御

「UNAGI」は、感電体験に必要なコマンドをアプリケーション側からBluetooth Low Energyを介して送信して使用する。
コマンドによって、電気ショックが発生するタイミング、出力電流(0.0mA~7.0mA)、持続時間(0.0sec~3.0sec)、周波数(2.7Hz~400Hz)を段階的に設定できるようになっており、用途に応じた設定を行うことで様々な感電体験が可能となる。

出力電流(0.0mA~7.0mA)、持続時間(0.0sec~3.0sec)、周波数(2.7Hz~400Hz)を段階的に設定可能
出力電流(0.0mA~7.0mA)、持続時間(0.0sec~3.0sec)、周波数(2.7Hz~400Hz)を段階的に設定可能

■すぐに開発が可能

各種対応端末にインストールするだけで使用できるサンプルアプリケーションと、Unity(アプリケーション開発環境)でインポートして開発を行えるSDKが付属しているため、Bluetooth接続の知識が無い方でも、スムーズに「UNAGI」の感電体験を使用した開発が可能。

VRサンプルアプリケーションでは配電盤での感電事故を体験可能
VRサンプルアプリケーションでは配電盤での感電事故を体験可能

■本体は手のひらサイズで単4電池3本で動作

「UNAGI」本体は手のひらサイズ(120mm x 69.5mm x 19.5mm)で、重さは約134g(乾電池の重さ込)となっており、単4電池3本で約1000回前後の感電体験が出来るとのこと。
また、安全性にも配慮しており、昇圧回路周りの絶縁や、外部ソケット部分の絶縁、感電時の最大電流量制限、そしてコンセント(AC100V)ではなく乾電池で動作させるなど多くの安全対策を施している。

■同梱物一覧

「UNAGI」同梱物一覧
    • 「UNAGI」本体
    • 電極アタッチメント
    • 腰装着用ホルダー
    • サンプルアプリ、Unity用SDK
    • 開発用ドキュメント
    • ユーザーマニュアル
    • 単4電池 3本

    > 「UNAGI」公式サイト

    関連リンク

    シンフォニア株式会社
    > 公式サイト

    参考元・引用元公式発表

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