福岡大学は、eスポーツ事業を展開する木村情報技術株式会社(佐賀県佐賀市)と共同で、『みずほPayPayドーム福岡』約45個分に相当する同大学のキャンパス全体をメタバース空間に再現し、1月31日より公開した。
本プロジェクトは、福岡大学創立90周年を記念して、父母後援会からの寄贈により実現し、2034年の同大学創立100周年に向けた特別企画の一環として、世界的な人気オンラインゲーム「フォートナイト」のプラットフォームを活用して構築。
これほどの規模でキャンパス全体をメタバースで再現するのは、国内では初めての取り組みとしている。
メタバースキャンパス内では、世界的建築家・槇文彦氏が設計した「60周年記念館(ヘリオスホール)」が忠実に再現されているほか、九州の半導体産業に関連した学習用ゲームコンテンツも提供されており、スマートフォンの分解映像を通じて部品の仕組みを学べるなど、ユニークな学習体験を提供する。
福岡大学「メタバースキャンパス」へは無料でアクセスが可能で、在学生や卒業生以外にも、受験検討者や保護者など、幅広い層の利用を想定している。
福岡大学「メタバースキャンパス」
◎公開用島コード:
1466-5573-1075
福岡大学「メタバースキャンパス」見どころ
■広大なキャンパスをメタバースでリアルに再現
福岡大学は、西日本最大級の私立大学であり、その広大なキャンパス(みずほPayPayドーム福岡約45個分)をメタバース内に再現した。
■60周年記念館(ヘリオスホール)
世界的建築家の槇文彦氏によって設計された「60周年記念館(ヘリオスホール)」を、メタバース空間にリアルに再現されている。建物は壁が丸い形状で、マップ正面からアクセスできる。
■半導体学習用ゲームコンテンツ
福岡大学教授監修のもとで作成された半導体学習用ゲームコンテンツが提供されている。本コンテンツは、半導体産業の盛り上がりを背景に、スマホ修理体験を通して半導体への理解を深めることを目的としており、ロビーから半導体ゲームに進むことで体験可能となっている。
関連リンク
福岡大学
> 公式サイト
木村情報技術株式会社
> 公式サイト