株式会社バーチャルキャストは、同社が運営するメタバースコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」のコンテンツ制作をサポートする、Unity Editor 拡張ツール「VirtualCast ToolKit」の提供を、2023年1月25日(水)より開始すると発表した。
これにより、バーチャルキャスト内のコンテンツ制作がさらに容易になり、制作環境の構築、制作物のアップロードや確認を支援するとしている。
「VirtualCast ToolKit」とは?
バーチャルキャスト内で使用可能なアイテム・背景「VCI(Virtual Cast Interactive)」の制作をサポートする機能のオールインワンパッケージ。
▶ 「VirtualCast ToolKit」利用方法/ダウンロード
「VirtualCast ToolKit」で可能となる機能
- より簡単にVCI制作環境が構築可能に
- Unity EditorからTHE SEED ONLINEへ、VCIをワンクリックでアップロード
- Unity Editor上でVCIのパフォーマンスを確認
より簡単にVCI制作環境が構築可能に
VCIの制作環境を構築するまで、「UniVCI」など様々なパッケージのインストールが必要だったが、オールインワンパッケージのVirtualCast ToolKitがあるだけで、すぐに制作環境が整う。
Unity EditorからTHE SEED ONLINEへ、VCIをワンクリックでアップロード
メタバース空間にVCIを持ち込む際、制作したVCIを手動でVCIファイルに変換し、3Dデータ共有サービス「THE SEED ONLINE」にて手動でアップロードするなど、非常に多くのステップが必要だったが、VirtualCast ToolKitを使うことで、ワンクリックでUnity EditorからTHE SEED ONLINEへ直接アップロードを行うことが可能になった。
Unity Editor上でVCIのパフォーマンスを確認
作成したVCIのパフォーマンスに関する統計情報を、UnityEditor上で確認することが可能。
統計情報から負荷が高いことが予想される場合、その項目が色付きで表示される。
バーチャルキャストとは?
全国各地のユーザーと共に、時間や場所に囚われず非日常な体験ができるメタバースコミュニケーションサービス。
株式会社ドワンゴと株式会社インフィニットループによって開発され、現在は株式会社バーチャルキャストが開発・運営を行う。