福岡県が取り組む「生きづらさを抱える若年層への居場所作り」のためのメタバース空間を、国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター株式会社と、子供たちのためにITのチカラで明るい未来を作る事を目指すエースチャイルド株式会社が協力し、8月22日よりcluster上にオープンした。
本空間は、アバターを用いることで自己開示の精神的ハードルが下がる傾向を活用し、自殺を考えるほど孤独感を感じる若者が、自分の思いを吐き出し、同じ思いをしている人の存在を知ることで孤独の解消を図るとともに、生きる意欲を取り戻すことが目的となっている。
またクラスター社は、cluster上に悩みを抱える若者たちの拠り所となるワールドが多く存在することから、「生きづらさを抱える若年層への居場所づくり」の本格的な運用を推進するとしている。
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「おいでよ きもちかたりあう広場」概要
◎ワールド名:
おいでよ きもちかたりあう広場
◎オープン日:
2023年8月22日(火) 開場:19:00
個別相談者のためにレクリエーションを実施し、参加者同士が悩みや思いを共有も
福岡県が運営する自殺予防相談窓口「きもち よりそうライン@ふくおかけん」に登録しているメンバーを招待した限定レクリエーション(クイズ大会、コンテスト等)やトークセッションを実施する。
■限定レクリエーション
◎開設時間:
毎週1回(休祝日含む、年末年始をのぞく)19時~21時
◎対象者:
SNS相談窓口「きもち よりそうライン@ふくおかけん」の相談者のうち、中学1年(13歳)から大学生(22歳)までの参加を希望する方
◎スタッフ体制:
- スタッフ
参加者に年齢が近い大学生を親しみやすい外見の専用アバターで配置。
グループ活動の進行など、参加者同士の交流を促します。 - 精神保健福祉士
メタバース内をアバターで巡回し、スタッフでは対応困難な事例が発生した場合の介入や、個別の悩みに応じたメンタルセルフケアの紹介等を実施します。