メタバース空間で文化・芸術の“新しい鑑賞”を体感できる「Bunkamuraメタバース」が2月15日よりオープン

株式会社東急文化村(Bunkamura)と株式会社NTT ArtTechnology、大日本印刷株式会社(DNP)は、メタバース空間での文化・芸術の“新しい鑑賞”を体感できる発信拠点として「Bunkamuraメタバース」を、2024年2月15日(木)に公開すると発表した。

Bunkamuraメタバースでは、3者の培ってきた知見やノウハウを元に、メタバース空間での新しい美術鑑賞や企画展を開催するほか、ファン同士のコミュニケーション空間を実現。
メタバース内でのライブ配信やアバターによるガイドツアーとリアルイベントを連動させ、リアル展示の関連情報に誘導することなども容易に行える。

また、公開第一弾企画として、Bunkamuraが開催してきたオペラ公演をポスターや写真・映像で振り返る企画展、Bunkamura 35周年企画ポスター展「Bunkamuraオペラの軌跡~これまで、そしてこれから~」を、2024年2月15日(木)~3月31日(日)まで開催する。

Bunkamuraメタバースとは?

Bunkamuraの歴史とこれからを象徴する場所として、時間や場所の制約を受けることなく、多様な文化や芸術に触れることができ、ファン同士によるコミュニケーションの活性化を目指すメタバース空間。
1989年より、音楽・演劇・展覧会・映画など幅広く文化芸術の制作・普及を進めてきBunkamuraは、現在、東急百貨店本店(東京都渋谷区)の再開発にともない、日曜・祝日を中心に営業中のオーチャードホール以外は、文化施設としてのBunkamuraは休館しており、こうした状況を踏まえ、仮想空間上での文化芸術の制作・発信を通じて、国内外の人々に広く文化芸術を楽しんでいただくことを目的に「Bunkamuraメタバース」を開設した。

> Bunkamuraメタバース特設ページ

■動作環境

◎パソコン
・ブラウザー:Chrome最新版
・メモリ:8G以上
・Windows OS:Windows 10 64bit/Mac OS:10.15 Catalina以降
◎スマートフォン
・iOS:iOS15以降(iPhoneX以降)、Safari/Android:10.0以降、Chrome
※推奨環境でも、端末や通信環境によって動作や表示が正しく行われない場合あり。

各社の役割

◎Bunkamura:
展示企画・キュレーション、「魔笛」特別イベント連動企画実施

◎NTT ArtTechnology:
企画構想・プロデュース

◎DNP:
プラットフォームの提供・運用、メタバース空間の制作、みどころギャラリー XR型の提供

Bunkamuraメタバースの特長

■イマーシブ(没入感)な鑑賞体験を提供

Bunkamuraメタバースでは国内外における様々な文化芸術の世界観を体感でき、作品関係者やファン同士によるコミュニケーション機会の創出を実現する。
また、エントランス、ギャラリー、コミュニティースペース、シアターといった"空間アセット"を組み合わせることで、自由度の高い展示空間、コミュニケーション空間の構築を実現し、今後様々な展示、イベントなどが開催予定となっている。

■作品と情報を直感的に鑑賞できる展示空間

Bunkamuraメタバースでは、DNPが開発した「DNPコンテンツインタラクティブシステム みどころギャラリー XR(Extended Reality)型」を採用し、利用者に“新しい鑑賞体験”を提供。
三次元空間で時間軸に沿った年表等により作品の配置や作品同士の関係性を可視化するなど、利用者が直感的に理解を深めて楽しめるような、独自性の高い空間を提供する。

 ■Webブラウザーで気軽にアクセス

専用アプリのインストールなどは不要。
PCやスマホのWebブラウザーから簡単にアクセスできるため、メタバース内でのライブ配信やアバターによるガイドツアーとリアルイベントを連動させ、各種リアル展示の関連情報に誘導することも容易に可能となっている。

◎エントランス

エントランス

◎ギャラリー

ギャラリー

◎コミュニティースペース

コミュニティースペース

◎シアター

シアター
参考元・引用元公式発表

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