WeaverseLab、Resonite×LBEでフリーローミングコンテンツを創造するコンペ開催 - 4.5m空間を自由に歩き回るVR体験

WeaverseLab株式会社(東京都武蔵野市)は、最新のデジタルユニバースプラットフォーム「Resonite」と、HTC Corporationが提供するフリーローミング型VR空間を実現する技術「Location-Based Entertainment(LBE)」を組み合わせたシステム「WeavedFloor」を活用したコンペティションを開催している。

本コンペティションは、Resoniteの持つ無限の創造性と、LBEによる物理空間での没入感を融合させ、ゲーム、アート、教育など多様な分野から新たなエンターテイメント体験の創出を目指している。

開催期間は、2025年7月15日から9月30日までで、参加費は無料。作品の応募締切は9月30日23時59分59秒となっており、VRヘッドセット「Vive」の有無にかかわらず参加可能だ。参加方法については、後日登録フォームが公開される予定となっている。また、関連イベントとしてResoniteのPublicセッションにて、説明会が2025年8月16日22時、進捗共有会が2025年8月28日22時にそれぞれ実施される。

コンペティション開催概要

  • 開催予定:
    2025年7月15日~2025年9月30日
  • 参加費:
    無料
  • 参加方法:
    後日登録フォームを公開
  • テスト用アイテム:
    UniPocketで配布中
  • 締め切り:
    2025年9月30日 23:59:59
  • 協賛:
    HTC Nippon
  • 補足:
    Viveを所有していない場合でも参加可能

関連イベント

いずれもResoniteのPublicセッションにて実施。

  • 説明会:
    2025年8月16日 22時
  • 進捗共有会:
    2025年8月28日 22時

技術仕様・レギュレーション

スペース仕様

  • 対象スペース:
    4.5m × 4.5m
  • 必須対応:
    WeavedFloorに対応していること(WeavedFloorTargetタグのSlotを原点としたい位置に配置していること)
  • コライダー対応:
    床のコライダー以外はすべてCharacterColliderを使用しない。
  • 原点設定:
    WeavedFloorTargetタグのSlotを原点としたい位置(床)に配置

審査環境

  • 審査デバイス:
    ViveFocusVisionで審査実施
  • 審査時プレイ人数:
    1~4人での同時プレイを想定

ワールド制作で必要なこと・注意点

  • WeavedFloorTargetをタグに指定したSlotをプレイエリアの中心床位置として構成する。(Slotのヒエラルキー位置はどこでも問題ない。迷った場合はRoot直下推奨)
    • ユーザーを移動させる場合はWeavedFloorTargetを移動させることでユーザー全員を移動可能。
  • 床コライダーのみCharacterColliderを有効にする。(壁やオブジェクトにはCharacterColliderを入れない)
    • ぶつかったときに位置がずれる。
  • スティックを使った移動や振り返りなどの操作はできず、すべて自分自身が動くことで移動を行う。
  • 基本的には「WeavedFloorTarget」というタグが付いているSlotさえ存在していればOK。

WeavedFloorシステム(Resoniteモジュール)を配布

(ワールドに設置する物ではありません)

  • 本番で使用する予定のWeavedFloorシステムをUniPocketで配布中。
  • 審査当日はこのシステムをスポーンすることで、WeavedFloorシステムに対応したワールド(WeavedFloorTargetタグのSlotがあるワールド)でLBEとして遊ぶことが可能。
  • 本システムには、LBEの範囲、ロコモーションの制限、ユーザーの原点位置同期の機能付き。

Resoniteとは?

Resoniteは、2023年10月にリリースされたPCVR/Desktop対応のデジタルユニバースプラットフォーム。ユーザーは世界中の人々と交流しながら、アート制作から複雑なゲームプログラミングまで、あらゆるコンテンツを創作できる。

LBE(Location-Based Entertainment)とは?

HTC社VIVEのスタンドアロン型XRヘッドセットを活用し、約33m×30m=最大1,000㎡もの広大な空間を自由に歩き回れるフリーローミング型VR空間を実現する技術。複数のヘッドセットを同時に追跡・管理することで、プレイヤー同士が同じ物理空間でリアルタイムに相互作用できるマルチユーザー体験を可能にする。

WeavedFloorとは?

WeavedFloorは、ResoniteとLBE(Location-Based Entertainment)を繋ぐためのシステム。スペースの中心点をWeavedFloorTargetというタグをSlotにつけて床の高さに設置すればOK。

参加ルール

  • 使用したアセットを明記すること。
  • チーム構成のメンバー数に制限はない。
  • 現地に来られない場合でもオンラインでの参加が可能。
  • LBEのシステムを使用していること。
  • コンテンツが公序良俗に反しないこと。
  • 同じメンバーでの複数提出も可能。
  • 遊び方がわかる簡単な説明書を添付すること(審査基準には含まれない)。
  • コンテンツ自体のプレイ人数に制限はない。

審査について

審査員は近日公開予定。審査基準は「お楽しみが2倍以上であること」となる。受賞者には豪華景品が用意される予定る。

コンテンツの分野

ゲーム、アート、教育、その他なんでも可能。

動作検証・サポート

参加者は、オンラインでの動作検証が可能であり、WeavedFloorシステムを使ってスティック無効やユーザーポジションのリセットなどを試すことができる。希望が多ければスタジオでの検証日も検討される。

    関連リンク

    参考元・引用元公式発表

    関連記事

    人気記事