Vma plus株式会社(東京都品川区、代表者:津田 徹)は、同社が運営するサテライトメタバース「Vma dome」の1フロアを、障がい者就労支援事業を行う一般社団法人デマンド・アンド・ケア(東京都八王子市、代表理事:小林弘幸)に提供すると発表しました。
デマンド・アンド・ケア専用フロアでは、就労が困難な障がい者の方が就労訓練の場として、ブースの装飾やアバターを使った接客などを行うとのこと。
取り組みの概要
山梨県大月市で「地域活動支援センターJOY(ジョイ)」及び「就労継続支援B型事業所BE-JOY(ビージョイ)」を併設運営しているデマンド・アンド・ケアが、障害者支援の一環として、これまでの通所による支援内容に加え、メタバースを活用した「メタバース支援事業」を開始。
メタバース空間「Vma dome」内にデマンド・アンド・ケア専用フロアを設け、障害によって社会参加が困難な方向けに「新たな活躍の場」、「訓練の場」、「居場所」となるよう、専属スタッフ支援のもと、メタバース内のブース装飾、商品販売などの接客、受発注管理などを行う。
また、将来的には工賃アップや企業への就職など、就労を伴う経済的自立へ繋がる活動への発展を目指すとしている。
一般社団法人デマンド・アンド・ケア
「社会の課題を共創で解決をする」をコンセプトに、福祉事業を始め、官民・企業共創、生活サポート、国産キヌアの6次産業化などを展開
組織概要
社名:一般社団法人デマンド・アンド・ケア
本社所在地:〒193-0823東京都八王子市横川町105-42 寿ビルV201
代表理事:小林弘幸
設立: 2018年6月
▶ 公式サイト
代表者コメント
一般社団法人デマンド・アンド・ケア代表理事 小林弘幸氏
当法人は、障害福祉事業のローンチから1年4ヶ月、就労継続支援事業所の開設から8ヶ月、常に精神に障害を持つ利用者への新たな支援としてメタバースが活用できないかを模索してきました。今回のVma plus社と連携したメタバース支援は、全国に先駆けての取組みだと認識しています。 このプロジェクトは、Vma plus株式会社様や、当法人のひきこもり支援担当者、さらには計画相談員によるチームでゼロからつくりあげました。
また、コロナ禍でオンライン(在宅)での障がい者就労支援も可能とした厚生労働省の方針転換も後押しとなりました。今回のメタバースを活用した障がい者支援により、多くの障害を持つ方にとって新たに「居場所」と「出番」を見つけ、企業への就職や自立へのきっかけとなることが期待されます。
「一人ではない」という安心感と、企業や仲間、支援者などさまざまな「人」と関わることで、「社会」へと繋げていくとともに各市区町村とも連携を取りながら丁寧に進めていきます。
当法人は、この事業に多くの企業や団体、支援者など、さまざまな「人」が関わることで、障害への理解を広め、すべての人が生活しやすい共生社会になることを目指しています。
問い合わせ先
会社概要
Vma plus(ブイマプラス)株式会社
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田1丁目1−8 NMF五反田駅前ビル6階
代表者名:津田 徹
設⽴:2021年10⽉