企業向けメタバースプラットフォーム「WHITEROOM」がMeta Quest Pro版の提供開始

南国アールスタジオ株式会社(大和ハウスグループ)が展開する企業向けメタバースプラットフォーム「WHITEROOM(ホワイトルーム)」が、今年10月に発売されたVR(仮想現実)・MR(複合現実)両用の新型ヘッドセット「Meta Quest Pro」への正式対応を発表した。

2022年11月15日(火)より提供が開始されるMeta Quest Pro版は、Meta Quest Proの新機能である「パススルー」に対応しており、VRヘッドセット外側のカメラ映像を内側ディスプレイに映す事が可能となっているため、VRだけでなくMRにも使用できるなど、ケースに応じた形で利用が可能となっている。

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企業向けメタバースプラットフォーム「WHITEROOM」とは?

WHITEROOMは、マルチデバイス・マルチメディア・マルチユーザー対応のMR技術を活用した企業向けメタバースプラットフォーム。

3Dモデルやオフィスドキュメント、PDF、画像、動画などを共有しコミュニケーションすることが可能で、三菱重工業株式会社をはじめ、国内大手製造業、建設・建築業、教育機関へ多数導入実績がある。

WHITEROOM公式サイト

「WHITEROOM」とは

Meta Quest Pro版の特徴

シーンに応じたVR・MRの使い分けが可能

Meta Quest Pro版では、本体のカメラを通してVRだけでなくMRでの使用も出来るため、VRを使って会議やプレゼンを、MRを使って現場でのトレーニングやオフィスでの会議などと、1台で状況に応じた使い分けが可能となっている。

端末代金がリーズナブル

Meta Quest Proは一般的なMRヘッドセット(光学シースルー型)と比較し、端末代金が安いため、費用を抑えた上で「WHITEROOM」のMR体験が可能となっている。

より実物に近い形で

Meta Quest Proは従来機種のMeta Quest 2と比較し、メモリの容量が2倍(6GB→12GB)、CPU性能が1.5倍と向上しただけでなく、ディスプレイも1インチ当たりの画素数は37%増、色域は1.3倍、コントラストは1.75倍と高性能なものが搭載されており、3Dモデルをより高ポリゴン・高解像度かつ鮮やかな色で表示・共有できるほか、デザインレビューなどにおいても、より実物に近い色・形状などを実現。

「WHITEROOM」でのMR体験イメージ
「WHITEROOM」Meta Quest2とMeta Quest Proの比較
「WHITEROOM」でのVR/MR体験イメージ

会社概要

南国アールスタジオ株式会社

所在地:東京都渋谷区神宮前2-6-7 神宮前ファッションビル3階
代表者:代表取締役社長 秦 勝敏
設立:2020年1月6日

▶ コーポレートサイト

参考元・引用元公式発表

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