株式会社Mawari(東京都渋谷区)は、リアルタイム3Dストリーミング技術を活用した次世代XRファンエンゲージメントプラットフォーム「Mawari vTubeXR」の開発を進めており、この度、限定パートナー向けのアーリーアクセスプログラム提供を開始した。最初のパートナーとして、XR・メタバース領域で多様なIP展開を行う株式会社Brave group(東京都港区)が参画したことも発表された。
「vTubeXR」は、VTuberやバーチャルアーティストとファンが、Meta QuestやXREALなどの主要XRデバイス、ARグラスを通じて1対1または少人数でリアルタイム交流できる完全没入型バーチャル・ミート&グリートサービスだ。Mawari独自のリアルタイム3Dストリーミング技術、特にクラウドレンダリング&配信技術により、高品質な3Dアバターやバーチャル空間を低遅延・低コストでストリーミング配信することが可能。これにより、バーチャルキャラクターがまるで目の前に存在するかのような圧倒的な臨場感を提供し、ファンはこれまでにない深い没入体験を味わうことができる。対面イベントに匹敵する親密な接触をXR空間で実現する点が、従来のオンラインコミュニケーションと一線を画している。
今回のアーリーアクセスは、単なるテスト利用ではなく、XR時代のファン体験を共に設計し、進化させる共同開発フェーズと位置づけられている。参画するパートナー企業は、本格普及前にvTubeXRを導入するファーストムーバーとしての優位性や、Mawari開発チームとの密な連携による製品開発への影響力、さらにはIPに最適なカスタム収益化モデル構築などの特典を得られる。
「vTubeXR」の主な特長
リアルタイム双方向交流
ファンはXRデバイスを通じて、VTuberやバーチャルアーティストと1対1または少人数でのリアルタイムかつインタラクティブな交流を体験できる。
高性能なリアルタイム3Dストリーミング技術
Mawari独自のクラウドレンダリング&配信技術により、高品質な3Dアバターやバーチャル空間のデータを、低遅延かつ低コストでストリーミング配信することが可能で、業界最高水準のパフォーマンスが実現され、スムーズで快適なXR体験を提供する。
幅広いXRデバイスに対応
多くのファンがアクセスできるよう、vTubeXRはクロスプラットフォームに対応。Meta QuestやXREALなどの主要なXRデバイスだけでなく、ARグラスなど幅広いデバイスに対応している。
圧倒的な臨場感と高い表現力
本プラットフォームは高解像度の3Dオブジェクトデータに対応しており、バーチャルキャラクターであるVTuberが、ユーザーの目の前に実在しているかのような圧倒的な没入感を提供する。リアルさを極めたVTuberとの対面体験を通じて、ファンはこれまでにない深い没入体験を味わうことができる。
カスタムアバターの柔軟な統合
VTuberプロダクションが独自に所有するオリジナル3Dアバターを、vTubeXRプラットフォームへ柔軟に統合できるカスタムアバター対応機能を実装。VTuberプロダクションが自社のIPを最大限に活用し、イベントなどをスケーラブルに展開する上で重要な特長となる。
将来的な機能拡張性
今後は機能の拡張が予定されており、演出強化やギフトアイテム機能などの追加機能が順次実装される予定である。これにより、多様なイベント形式や収益化モデルに対応できるため、vTubeXRは、「会える」「話せる」「稼げる」次世代エンターテインメントのプラットフォームとして進化を続けることが期待されている。
「vTubeXR」の活用シーン
ファンエンゲージメントイベント
バーチャル握手会や記念イベント、期間限定の特別出演など、ファンエンゲージメントを高めるための多様な企画実施が可能になる。
教育・学習領域への展開
AIや3Dアバターの講師による没入型かつリアルタイムの教育学習体験が提供する。学習者は、まるで目の前に教師がいるかのような臨場感の中で、いつでもどこでも学習を進めることが可能となる。
トラベル・観光分野での活用
インバウンド観光分野においても、vTubeXRの技術が貢献することが期待されている。訪日旅行者向けに、多言語に対応した3Dアバターガイドによるリアルタイムな観光情報提供や没入型ツアー体験を提供できる。また、空港、駅、観光地などにAIエージェントを設置することで、直感的で効果的な観光案内が可能になる。
アーリーアクセスパートナーに提供する特典
現在、選定されたパートナー企業向けのアーリーアクセスプログラムを提供しており、参加するパートナー企業には、その先行者としての立場を最大限に活かすための様々な特典が提供される。
ファーストムーバーとしての優位性確立
アーリーアクセスプログラムに参加することで、パートナー企業はvTubeXRが本格普及する前に本プラットフォームを導入できる。これにより、自社のIP(知的財産)を最前線で活用し、競合に先駆けて新しいファン体験を市場に提供することが可能となる。
製品開発への直接的な影響力
パートナーは、Mawariの開発チームと密に連携し、実際の運用で得られる知見に基づき、必要な機能開発やシステム統合戦略を共に設計できる。
専任チームによる手厚い導入支援
Mawariは、アーリーアクセスパートナーに対し、vTubeXRの導入に関して専任のチームによる技術・クリエイティブ支援を提供する。具体的には、アバター実装、イベント構成の設計、コンテンツ企画といった多岐にわたるサポートが含まれる。
IPに最適なカスタム収益化モデルの構築
パートナー企業は、自社のIPに合わせた最適なマネタイズモデルをMawariと共に設計できる。チケット課金、デジタルグッズ販売、VIP対応など、多様な収益化手法の中から効果的なモデルを構築していく。
新機能への優先アクセス権
プログラム参加者は、vTubeXRに今後追加される新たなツールやマネタイズ機能のテスト運用に優先的に参加できる。
業界における先進的ポジションの確立
vTubeXRのグローバル展開が進む中で、アーリーアクセスパートナーはローンチ期の公式パートナーとして対外的に紹介される。
大阪・関西万博で世界初披露

2025年5月27日、MawariとBrave groupは、「vTubeXR」のアーリーアクセスプログラムを開始した。第一弾として、同日17時より、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博、EXPO2025)内の<EXPOホール>で開催された『XNAMBA MUSIC FESTIVAL -showcase-』にて、「vTubeXR」を活用したバーチャル・ミート&グリートが提供された。これはMawariとBrave groupの協業による世界初の没入型VTuber体験として披露され、当日はBrave group所属のバーチャルアーティストである鈴鳴すばる、燈舞りん、松永依織が出演した。
本件に関する問い合わせ先
株式会社Mawari
広報担当
岩永・安藤
eventinfo@mawari.co.jp