アパレルEC「.st(ドットエスティ)」を運営する株式会社アダストリアは、アパレル業界としては初となる、ファッション特化型メタバースプラットフォーム「StyMore(スタイモアー)」を、2024年4月10日(水)にオープンした。
スタイモアーは、自分の好きなスタイルでファッションを楽しむ“Style”、もっとファッションを楽しむ“More”を掛け合わせ、バーチャルでもリアルでもファッションを楽しんでほしいという想いを込めた、ファッション特化型のメタバースプラットフォームで、株式会社Gugenkaが展開するアバター制作アプリ「MakeAvatar(メイクアバター)」と連携し、購入した衣装をアバターに着せてアップロードまで、スマートフォン一つで簡単に行うことが可能となっている。
同社は、アパレル領域だけでなく、メタバースの世界でも“モノ・コト・ヒト・トキ”の体験によってファッションをより楽しむきっかけを提供するため、2022年7月にメタバースプロジェクトを発足しており、これまで、8つのブランドのメタバースデジタルファッション(アバター用の洋服)を販売するほか、業界の枠を超えて、さまざまな企業やクリエイターと連携しながら、メタバース領域において事業を展開してきた。
今回、スタイモアーのオープンに際し、第一弾の参入企業として、株式会社サンリオやJR西日本コミュニケーションズなどが出店しているほか、多数のクリエイターショップが出店。
今後も事業法人や個人クリエイターからの出店を募りながら、ファッション領域でのメタバース事業拡大を目指すとしている。
StyMore(スタイモアー)とは?
スタイモアーは、自分の好きなスタイルでファッションを楽しむ“Style”、もっとファッションを楽しむ“More” この2つの言葉を掛け合わせ、バーチャルでもリアルでもファッションを楽しんでほしいという想いを込めた、ファッション特化型のメタバースプラットフォーム。
スタイモアーで購入したデジタルファッションアイテムは、スマートフォンアプリでアバターに簡単に着せ替えて(※一部アイテムのみ)、VRChatなどのメタバース空間へアップロードすることができる。
StyMore(スタイモアー)の特徴
■専門性
アパレルECサイトの様に直感的にファッションスキンを探せるサイトデザイン。
■テクニック
3DCGソフトがなくてもアバターの着せ替えができる。
VRChatをはじめとした4つのプラットフォームで展開可能(※順次拡大予定)
■安心・安全
出店者の審査、作品のクオリティチェック。
過度な露出、公序良俗に反するスキンなどは出品ができない。
■取扱いアイテム
今後、スタイモア―でしか買えないアイテムの販売。(※IPや企業とのコラボを予定)
ビジネスモデル
スタイモアーのビジネスモデルは下記の通り。
・個人のクリエイターや事業会社がメタバースアイテムをスタイモアーに出品
・ユーザーがスタイモア―でデジタルアイテムを購入
・購入代金から、個人クリエイター7%、企業10%の手数料(※)を引いた金額を受け取り
(※)サービス開始時の手数料
MakeAvatarについて
パーツを組み合わせるだけで簡単にメタバース用オリジナルアバターが作れるスマホアプリ。
作成したアバターは「VRChat」「DOOR」「Virtual Cast」「VRoid Hub」など様々なソーシャルVRで使用可能となっている。
> MakeAvatarダウンロード(iOS)
> MakeAvatarダウンロード(Android)
関連リンク
株式会社アダストリア
> コーポレートサイト
株式会社Gugenka
> コーポレートサイト