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宮崎県、宮崎の観光地を再現したメタバース空間「バーチャルみやざき(Virtual MIYAZAKI)」をcluster内にオープン

宮崎県は、宮崎の観光PRを目的としたメタバース空間「バーチャルみやざき(Virtual MIYAZAKI)」を、日本最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」内にオープンした。

メタバースを活用した観光PRは宮崎県としては初の試みで、宮崎県の河野知事は「デジタル技術を活用した新しい観光PRの形として大きな可能性を感じている」と語っており、バーチャルみやざきにゲーム要素を取り入れることで、Z世代を中心とした若い世代に対し、宮崎県の認知度向上と観光誘客に繋げるとしている。

今回、オープン第1弾として、宮崎県庁と人気観光スポットの鵜戸神宮・高千穂峡を再現。今後はイベント開催や、新たなエリアの追加なども予定されている。

【地方自治体のメタバース活用】関連記事

> 愛媛県が「メタバースえひめ」をオープン(2024年1月)

「バーチャルみやざき」で再現する観光地

■宮崎県庁

「バーチャルみやざき」のエントランスとなるメインワールド。

  • ここから鵜戸神宮や高千穂峡エリアへのワープが可能
  • 宮崎県内の観光情報や宿泊予約へのリンク
  • 宮崎県産品のECサイトや宮崎県のふるさと納税の情報発信
  • 今後は様々なイベントの開催を予定

■鵜戸神宮

宮崎を代表する景勝地の「鵜戸神宮」を再現したエリア。

  • 海に面した美しい鵜戸神宮を神門から本殿まで再現
  • 日南エリアの観光名所を看板や動画で紹介
  • 鵜戸神宮名物の運玉投げをゲーム体験することが可能(同時に2人までプレー可能)

■高千穂峡

人気観光地である高千穂峡の雄大な自然を再現したエリア。

  • 高千穂エリアの観光名所を看板や動画で紹介
  • 高千穂峡の人気アクティビティであるボート漕ぎをゲーム体験することが可能

関連リンク

宮崎県
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クラスター株式会社
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harmony、メタバースや現実世界で着ることが可能なデジタルファッション専用総合ECサイト「harmony EC」をオープン

デジタルファッションSNSアプリ「flah」を運営する株式会社harmonyは、メタバースや現実世界で着ることが可能なデジタルファッションアイテム専用の総合ECサイト「harmony EC」をオープンした。

「harmony EC」は、現実世界やメタバースで着用可能なデジタルファッションアイテムを一つの場所に集約し、利用者が複数のプラットフォームを越えて検索する手間を省くことができるサービスで、デジタルファッションSNSアプリ「flah」で現実に着用できるアイテムだけでなく、VRChatやRobloxなどのメタバース向けのアイテムやアバターなどを取り扱う。

第一弾として、『遷移圏見聞録』のリリースを開始し、遷移圏における民族衣装のデジタルデータを販売。その他にも魅力的なクリエイターによるデジタルファッションブランドの発表を予定している。

「harmony EC」とは?

「harmony EC」サイトイメージ

複数のプラットフォームに対応したデジタルファッションアイテムを提供する総合ECサイト。
デジタルファッションSNSアプリ「flah」、メタバース「VRChat」および「Roblox」などの各種プラットフォームで利用可能なデジタルファッションアイテムの検索と詳細情報が確認できるほか、VRChat向けアイテムについては、サイト内での購入が可能となっている。

■出店クリエイターについて

ECサイト開設第一弾として、遷移圏の燈禾にある「電脳殿」が出店。
コラボレーションクリエイター:遷移圏見聞録

■出店クリエイターを募集中

◎出店に関する問い合わせ先:
hello@harmonyinc.ai

関連リンク

株式会社harmony
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日本デジタル空間経済連盟、大規模カンファレンスイベント「Digital Space Conference 2025」を2月27日に開催

一般社団法人日本デジタル空間経済連盟は、年次開催の大規模カンファレンスイベント「Digital Space Conference 2025」(DSC2025)を、2025年2月27日(木)に東京ミッドタウン・ホールにて開催する。

3回目を迎える今回は、「過去から学び、明日に活かす、そして次世代を創る」をテーマに、メタバースや生成AI、ブロックチェーンなどのデジタル空間にまつわる技術に関して、様々な講演や展示が予定されている。

【日本デジタル空間経済連盟】関連記事

> Digital Space Conference 2024を開催(2024年12月記事)

「Digital Space Conference 2025」イベント概要

◎名称:
Digital Space Conference 2025

◎主催:
一般社団法人 日本デジタル空間経済連盟

◎日時:
2025年2月27日(木)12:00~18:20(11:00開場)
アフターパーティー 19:00~20:00

◎会場:
東京都港区赤坂9丁目7-2 東京ミッドタウン・ホール

◎イベント費用:
無料 ※要申し込み

◎アフターパーティー会場:
東京都港区赤坂9丁目7-2 東京ミッドタウン・ホール ガレリア内ガーデンテラス B1「UNION SQUARE TOKYO」

◎アフターパーティー費用:
11,000円/名(税込) ※要申し込み

◎協賛(1月27日時点):

<プラチナ>
SBIホールディングス株式会社

<ゴールド>
ソフトバンク株式会社、電通グループ(株式会社電通グループ、株式会社電通、株式会社電通デジタル)、株式会社野村総合研究所、野村ホールディングス株式会社、株式会社三井住友フィナンシャルグループ

<シルバー>
イオン株式会社、株式会社gumi、KPMGコンサルティング株式会社、株式会社トレードワークス、株式会社Macbee Planet

<ブロンズ>
株式会社SBI新生銀行、SBペイメントサービス株式会社、株式会社オリエントコーポレーション、株式会社360Channel、シンプレクス株式会社、セガサミーホールディングス株式会社、株式会社博報堂

<レギュラー>
株式会社イニシャル、株式会社ケアリッツ・テクノロジーズ、double jump.tokyo株式会社、株式会社ディーカレットDCP、株式会社FLUX、株式会社プロジェクトカンパニー、株式会社MAYA STAFFING、株式会社リミックスポイント、株式会社ロイヤリティ・マーケティング

<後援>
京都市、一般社団法人CiP協議会、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)

講演プログラム

※講演・セッションの内容、時間、登壇者は予告なく変更する場合あり。

■12:00~12:05

開会挨拶
一般社団法人日本デジタル空間経済連盟 代表理事 北尾 吉孝

■12:05~12:15

来賓挨拶

■12:30~13:00

<電通グループ協賛セッション>
登壇者調整中

■13:15~13:45

<野村総合研究所協賛セッション>
NRI IT Solutions America, Inc.
Head of Financial Enterprise AI Center Managing Director 浜田 博生
Financial Enterprise AI Center Senior Software Architect 山元 勇輝
Financial Enterprise AI Center Senior Software Architect 依田 涼太

■14:00~14:30

<SBIホールディングス協賛セッション>
株式会社DeFimans 取締役COO・CFO 坂上 謙太
ほか調整中

■14:45~15:15

開催間近!大阪・関西万博 徹底紹介!
大阪府知事 吉村 洋文(ビデオメッセージ)
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画局長 河本 健一
お笑い芸人 銀シャリ(鰻 和弘、橋本 直)
大阪・関西万博 公式キャラクター ミャクミャク
熊本県PRキャラクター/大阪・関西万博 スペシャルサポーター くまモン

■15:30~16:00

メタバース大学プロジェクトチームの取り組み
日本デジタル空間経済連盟 事務局
展示ブース紹介
出展企業各社

■16:15~16:45

<ソフトバンク協賛セッション>
Gen-AX株式会社 代表取締役社長 CEO 砂金 信一郎
株式会社サラマンダー 代表取締役CEO 櫻井 大樹

■17:00~17:30

<三井住友フィナンシャルグループ協賛セッション>
株式会社三井住友フィナンシャルグループ 執行役専務 グループCDIO 磯和 啓雄
Cellid株式会社 代表取締役CEO 白神 賢
一般社団法人日本デジタル空間経済連盟 常務執行役員 小田 玄紀

■17:45~18:15

デジタル空間×AI最前線! 2045年の未来はどうなる?
AIエンジニア/起業家/SF作家 安野 貴博
VTuber/作家/メタバース文化エバンジェリスト バーチャル美少女ねむ
お笑い芸人 NONSTYLE 井上 裕介
俳優・モデル 松井 愛莉

■18:15~

閉会挨拶

展示ブース 出展企業

SBIホールディングス株式会社
野村ホールディングス株式会社
イオン株式会社
株式会社gumi
KPMGコンサルティング株式会社
株式会社トレードワークス
株式会社Macbee Planet
株式会社360Channel(サンロクマルチャンネル)
シンプレクス株式会社
株式会社博報堂
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
一般社団法人日本デジタル空間経済連盟

サイドイベント

■SBI e-Sports Fan Meeting 2025

◎主催:
SBIデジタルハブ株式会社

◎概要:
あの人気選手と会えるかも!?SBI e-Sports主催のオフラインイベント!

◎日時:
2025年2月22日 (土)13:00~16:00

◎場所:
eスポーツ高等学院/シブヤeスタジアム

■京都市「京都館PLUS X」×日本デジタル空間経済連盟

◎主催:
京都市

◎概要:
京都館PLUS Xに日本デジタル空間経済連盟のブースを出展!

◎期間:
2025年2月20日(木)~2025年3月19日(水)

■崎村夏彦×バーチャル美少女ねむ トークイベント

◎主催:
バーチャル美少女ねむ

◎ゲスト:
NATコンサルティング合同会社代表 / OpenID Foundation 理事長 崎村 夏彦

◎概要:
「アイデンティティ」に関するトークイベントを開催!!

◎日時:
2025年2月27日 (日)11:15~11:45

◎場所:
Digital Space Conference 2025 講演会場(東京ミッドタウンホール ホールA)

関連リンク

一般社団法人日本デジタル空間経済連盟
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360Channel、メタバースシステム「WEBmetaverse」を30万円から利用可能なイベントパッケージプランの提供開始

メタバースシステム「WEBmetaverse」を展開する株式会社360Channelは、WEBmetaverseを30万円から利用可能なイベントパッケージプランの提供を開始した。

同プランは、イベント開催に必要な機能がベースプランとして組み込まれており、多彩なテンプレート空間からデザインを選択するだけで、社内イベントや交流会などのイベントを最短1日で開催ができるのが特徴。
管理画面から簡単な操作でイベント配信を完結できるため、複雑な配信機材や専門スタッフの手配は不要で、少人数でスムーズなイベント実施が可能なほか、目的に合わせたオプション機能の組み合わせも可能となっている。

「WEBmetaverse」イベントパッケージプラン詳細

イベントパッケージプラン詳細

■基本機能

イベントパッケージプラン:基本機能1
イベントパッケージプラン:基本機能2

■クイズゲーム

参加型の3択クイズゲームを開催可能。

クイズゲーム1
クイズゲーム2

■オプション

オプションを利用することで、ベースプラン以外のオリジナルカスタマイズが可能。

オプション

「WEBmetaverse」とは?

WEBmetaverseは、インストール不要で高品質な3D空間、優れた操作性、カスタマイズ性を備えた株式会社360Channelが展開するメタバースシステム。
「ウェブサイト感覚で、1社に1つのメタバース空間を」をコンセプトに、URLをクリックするだけで、スマホ、PC、XR端末(Apple Vision Pro、Meta Quest 3、PICO4)からアクセスが可能。

関連リンク

株式会社360Channel
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AIを活用した次世代メタバースサービス「AI METAVERSE」をリリース【ブルーアール×タジク】

AIプロモーション制作会社のブルーアール株式会社と、クリエイティブスタジオの株式会社タジクは、AIを活用した次世代メタバースサービス「AI METAVERSE(AI メタバース)」を、2025年1月21日(火)より提供開始した。

AI METAVERSEは、両社が展開するAIクリエイティブプロジェクト『AI CREATIVE BASE』の新サービスとして提供され、最新のAI技術を活用することで、没入感のあるメタバース空間を手軽に構築できるサービス。
従来、メタバース空間の構築には高額な費用と長期の制作期間を要していたが、AIの活用によって効率化し、コストを最適化しつつ、高品質な空間デザインを実現している。

また、本サービスでは目的に応じた最適なプラットフォームの選定が可能で、オリジナルプラットフォームの開発からSaaSの活用まで、顧客のニーズに応じた柔軟な展開を提供する。

AI METAVERSEの特長

  1. 魅力的な空間デザイン
    AIによる3DCG生成により、豊かな仮想空間を効率的に構築。リアルタイムでの修正・調整が可能。
  2. 品質とコストのバランス
    AIを活用したコスト最適化により、高品質なメタバース空間を適正価格で提供。
  3. 柔軟なプラットフォーム選定
    規模や目的に応じたソリューションを提案し、オリジナル開発からSaaS活用まで対応。
  4. 包括的なソリューション
    3DCG生成から空間構築まで一貫したサポートを提供し、専門知識不要で導入可能。

■活用シーン

  • 企業のバーチャルショールーム
    製品やサービスの没入型プレゼンテーションやオンライン商談。
  • バーチャルイベント
    展示会やオンラインイベントにおける没入型体験。
  • 教育・研修
    仮想空間を活用したトレーニングや遠隔教育環境。
  • エンターテインメント
    バーチャルライブやインタラクティブな展示・アート体験。
  • コミュニティ形成
    企業や組織の仮想コミュニティスペースの構築。

デモ空間「BLUE FRONTIER」

AI METAVERSEの革新性を体験できるデモスペースとして、『テクノロジーの進化が生み出す、光と影の境界線』がテーマの近未来的な研究施設「BLUE FRONTIER」を公開。人類のロボット化計画をテーマとした没入感のある体験を提供し、以下のコンテンツを実装している。

  • 施設内を自由に探索できる3D空間と360°の装飾
  • AIが生成した独自デザインのロボットキャラクター
  • 近未来的な研究施設と装置群
  • 宙に浮かぶ戦艦
  • 企業紹介用バーチャルアバター
  • 掲示板や謎解き要素

AI METAVERSE DEMO(BLUE FRONTIER)1
AI METAVERSE DEMO(BLUE FRONTIER)2

AI CREATIVE BASEとは?

AI CREATIVE BASEは、運用を株式会社ブルーアールが担当し、株式会社tazikuがサポートを務めるAIクリエイティブプロジェクト。
AIを単なるツールではなく、クリエイターの想いを実現するためのパートナーとして位置づけ、アートディレクターの感性とAIの可能性を融合させ、これまでにない創造的な体験を提供する。
主要サービスとして、AI Design、AI Graphy、AI CM、AI MANGA、AI AVATAR、AI SIGNAGEなどを展開。

関連リンク

ブルーアール株式会社
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株式会社タジク
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東京ミッドタウン八重洲でローカル5Gを活用したデジタルツインの実証を開始。施設空間をクラウド上に3Dで再現

三井不動産株式会社と東日本電信電話株式会社 (NTT東日本)は、スマートビルディングの実現や新たな街づくりに向けたサービス提供を目指し、東京ミッドタウン八重洲4・5階において、ローカル5Gを活用した大規模複合施設向けデジタルツインの実証実験を2025年1月より開始した。

東京ミッドタウン八重洲では、配送や運搬の人手不足といった課題の解決策として、ロボットの活用を積極的に推進しており、本実証において、三次元点群データと画像データを組み合わせたデジタルツインをクラウド上に構築し、施設内のデリバリーロボットやARナビゲーション、プロモーションなどのマルチサービスへの活用を進め、DXを活用した施設運営の一層の推進を図る。

将来的には、デジタルツインの活用範囲を街全体へと拡張し、人流分析や災害対策などへの応用を視野に入れ、最先端のDX技術による新たな体験価値の創出を目指している。

本実証の概要

本実証のデジタルツインにより再現された東京ミッドタウン八重洲5階の空間イメージ
本実証のデジタルツインにより再現された東京ミッドタウン八重洲5階の空間イメージ

高速かつ大容量の伝送が可能なローカル5G環境では、膨大な画像データを迅速に処理することで、高精細な三次元点群データと画像データを統合したデジタルツインを短時間でクラウド上に構築できる。デジタルツインは、スマートフォンなどを用いた簡易な更新が可能であり、VPS(Visual Positioning System、画像情報を活用した位置特定システム)を利用することで、GPSの電波が届きにくい屋内においても高精度な位置特定が実現でき、この技術により、さまざまな分野での活用が期待されている。
本実証では、デジタルツインのマルチサービス活用に向けた構築方法や更新の容易さ、さらなる拡張に伴う課題の整理と解決を目指す。

■1:「クラウド接続型デリバリーロボット」の導入

デリバリーロボット イメージ
デリバリーロボット イメージ2

ロボットがデジタルツイン等を活用して自立的に動作する「クラウドロボティクス」の実装に向け、従来の個々のロボットが独自に制御を行う方式ではなく、クラウド上で移動制御を行う「クラウド接続型デリバリーロボット(デリバリーロボット)」を導入する。
デリバリーロボットは、クラウド上のデジタルツインを地図として活用し、VPS(Visual Positioning System)を用いた位置測位により、自身の現在地を正確かつリアルタイムに把握することができるほか、デジタルツインが更新された際には、即座に全デリバリーロボットの経路に反映される。
また、デリバリーロボットは互いの位置を把握しながら移動制御が可能であり、建物内において最大100台規模のロボットを集中制御・管理できるため、効率的かつ安全な運用が実現される。
その際、ロボットはクラウドとの間で高精細な画像をリアルタイムに伝送しながら、広範囲のエリアを移動する必要があるため、高品質な無線アクセスを提供するローカル5G環境の活用が有効であり、シームレスな移動の実現に貢献する。
このデリバリーロボットを建物内のセキュリティやエレベーター制御システムと連携させることで、施設内の飲食店からオフィスワーカーへのスムーズな配送を可能とし、ワーカーの利便性と快適性の向上に寄与する。

■2:デジタルツイン適用サービスの拡大

ARナビゲーション 利用イメージ

クラウド上に構築したデジタルツインを活用し、来館者の施設内における目的地までのスムーズなナビゲーションを実証予定です。加えて、AR(拡張現実)上で館内店舗の商品紹介やクーポンを表示するプロモーションを行うなど、来館者への新たな施設体験を創出します。また、AR表示するデバイスとして、スマートフォンやタブレットだけでなく株式会社NTTコノキューデバイス製XRグラス「MiRZA(ミルザ)」※2を活用し、XR(クロスリアリティ)とデジタルツインとの連携も検討・実証してまいります。

クラウド上に構築したデジタルツインを活用し、来館者が施設内の目的地までスムーズに移動できるナビゲーションの実証を行う予定。
さらに、AR(拡張現実)技術を活用し、館内店舗の商品紹介やクーポンの表示を行うプロモーションを展開し、来館者に新たな施設体験を提供する。
AR表示のデバイスとして、スマートフォンやタブレットに加え、株式会社NTTコノキューデバイス製のXRグラス「MiRZA(ミルザ)」を導入し、XR(クロスリアリティ)とデジタルツインの連携に関する検討・実証も進める。

各社の役割

◎三井不動産(東京ミッドタウン八重洲):
本実証の全体統括、実証環境の提供、施設運営

◎NTT東日本:
ローカル5G環境・デジタルツイン環境・ロボットデリバリーシステムの構築、ARアプリケーションの開発・構築、技術実証

今後の展望

クラウド上に構築される三次元点群データと画像を組み合わせたデジタルツインは、安価で汎用的なカメラを用いた位置測位が可能であることが最大の強みで、屋内のみならず屋外への拡張も容易であり、街全体のデジタルツインをシームレスに構築できる。
この特長を活かし、将来的には人材不足が課題となっているビル管理への活用や、街全体へデジタルツインを拡張することで、高精度なシミュレーションを通じた人流分析や災害対策への応用も視野に入れており、より効率的で安全な新たな街づくりへの貢献を目指している。

問い合わせ先

東日本電信電話株式会社
ビジネス開発本部 無線&IoTビジネス部 5G/IoT企画担当
digital-twin-ml@east.ntt.co.jp

XRアート&カルチャーの祭典「NEWVIEW FEST 2024」が2月7日より渋谷PARCOで開催

株式会社STYLY、株式会社パルコ、株式会社ロフトワークの共同によるXR表現の探求プロジェクト「NEWVIEW(ニュービュー)」は、複合型イベント「NEWVIEW FEST 2024」を渋谷PARCO B1F「GALLERY X」およびShibuya Sakura Stage 4Fのクリエイター共創拠点「404 Not Found」において、2025年2月7日(金)〜2月11日(火・祝)までの5日間開催する。

「NEWVIEW FEST 2024」は、渋谷区のテックxアートイベント「DIG SHIBUYA 2025」のオフィシャルパートナープログラムとして、「Visions that weave context.」をテーマに開催される。

本イベントでは、Apple Vision Proを活用した音楽と映像の融合による「空間VJ」パフォーマンスを披露するほか、グローバルXRクリエイティブアワード「NEWVIEW AWARDS 2024」のファイナリスト作品や「NEWVIEW SCHOOL」の卒業制作を中心に、空間コンピューティングをテーマとした、Apple Vision Proを用いて体験することができるアーティスト作品を約30点展示する。

「NEWVIEW FEST 2024」概要

◎イベントタイトル:
NEWVIEW FEST 2024

◎会期:
2025年2月7日(金)~2月11日(火・祝)

◎会場:
・渋谷PARCO(東京都渋谷区宇田川町15-1)
・Shibuya Sakura Stage 「404 Not Found」(東京都渋谷区桜丘町1−4 4F)

◎テーマ:
Visions that weave context.

◎主催:
株式会社パルコ / 株式会社STYLY / 株式会社ロフトワーク

◎公式SNSアカウント:
X(旧Twitter):@NEWVIEW_PROJECT
Instagram:@newview_official

◎各プログラム詳細・参加アーティスト・予約方法など

テーマは「Visions that weave context.」

NEWVIEW FEST 2024 ステートメント

プログラムラインナップ

■Exhibition: Spatial Computing / Site-specific AR

Exhibition-1:NEWVIEW AWARDS EXHIBITION
Exhibition-2:NEWVIEW SCHOOL EXHIBITION

Exhibition: Spatial Computing / Site-specific AR

NEWVIEWプロジェクト2024年度の集大成を彩る、多種多様なアーティストによる作品展示。

■Performance

Spatial Groove Party ー JACKSON kaki & 佐藤理 / 最後の手段 & Luna Woelle / 谷口暁彦

Performance

NEWVIEWが提案する、Apple Vision Proを活用した刺激的な「空間VJ」ライブ体験。

■Live

『Hyper Music Venue』Apple Vision Pro ver. ー でんぱ組.inc

Live

でんぱ組.incとXRクリエイターがコラボレーションしてつくりあげた新感覚の音楽体験。最優秀作品をApple Vision Proでの体験にアップデートして展示。

■Award Ceremony

NEWVIEW AWARDS 2024 CEREMONY

Award Ceremony

NEWVIEW AWARDS 2024の授賞式をライブ配信。各種受賞者を発表。

■Talk Event

メディア芸術クリエイターのメタモルフォーゼ(NEWVIEW × 文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業 連携企画)

Talk Event

急速に進化するテクノロジーやメディア環境において、クリエイターがどのように変化し、キャリアのブレイクスルーを達成してきたのかに焦点を当てたトークイベント。

■Special Events1

Special Exhibition Presented by ASAHI BEER「Vision Brew Journey」

Special Events1

アサヒビール株式会社(フェスティバルスポンサー)が実験的に制作するApple Vison Proを用いた没入型体験アプリ「Vision Brew Journey」を特別展示。

■Special Events2

滋慶学園 空間コンピューティングカリキュラム最終成果発表

Special Events 2

STYLYが滋慶学園と取り組む、生成AIとSTYLY for Vision Proを活用した次世代人材育成カリキュラムの成果発表。

「NEWVIEW プロジェクト」とは?

3次元空間における新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを追求する実験的プロジェクトおよびコミュニティとして、STYLY、パルコ、ロフトワークの共同運営により、2018年1月に始動した。本プロジェクトでは、ファッション、音楽、映像、グラフィック、イラストレーションなど、都市空間に根付くカルチャーを体現するクリエイターと連携し、リアルと空想を超越する次世代のカルチャーやライフスタイル体験のデザインに取り組んでいる。
また、国内外でのレクチャーやミートアップを通じて、次世代のXRクリエイターの発掘、育成、交流を推進し、新たな創造の可能性を切り開くことを目指している。

関連リンク

株式会社STYLY
> 公式サイト

株式会社パルコ
> 公式サイト

株式会社ロフトワーク
> 公式サイト

「バーチャル大阪ヘルスケアパビリオン」が開館。大阪・関西万博の開幕に向け大阪の活力や魅力をREALITY上で発信

公益社団法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオンは、大阪・関西万博の開幕に先駆け、大阪の企業などの魅力を国内外に発信するバーチャル空間「バーチャル大阪ヘルスケアパビリオン」を、2025年1月15日(水)から10月13日(月)まで開館する。

「バーチャル大阪ヘルスケアパビリオン」は、スマートフォン向けメタバースプラットフォーム「REALITY」を活用し、バーチャル空間で大阪ヘルスケアパビリオンの会場を訪れることができる取り組みとなり、展示ゾーンでは、出展企業の未来の製品や過去から未来へと受け継がれる技術などを紹介。
大阪ヘルスケアパビリオンの協賛企業や大阪府内の中小企業・スタートアップが持つ技術力などを発信することで、ビジネスチャンスの拡大や人材確保の促進を図るとしている。

また、大阪の魅力を国内外に伝えるため、EXPOアリーナ等で開催予定の「大阪ウィーク」に関する情報を発信するほか、人気VTuberによる音楽ライブやリアルイベントと連携した配信を行うメインステージ、来館者が協力してクリアを目指すアトラクションコンテンツ、配信を通じて来館者同士が交流できるスペースなど、多彩なコンテンツをバーチャル空間上で展開する。

「バーチャル大阪ヘルスケアパビリオン」概要

◎名称:
バーチャル大阪パビリオン

◎開館期間:
2025年1月15日(水)15時~10月13日(月)

◎プラットフォーム:
スマートフォン向けメタバース REALITY

◎利用料:
無料
※通信料は利用者負担

◎アクセス方法:
バーチャル大阪ヘルスケアパビリオン特設サイトにて案内

多彩なコンテンツの展開

バーチャル大阪ヘルスケアパビリオンでは、以下のような多彩なコンテンツを展開する。

  • 人気VTuberによる音楽ライブやリアルと連携したイベントの配信
  • 来館者が協力して挑戦するアトラクションコンテンツ
  • 配信を通じた来館者同士の交流が可能なスペースの設置

開館の目的

バーチャル大阪ヘルスケアパビリオンの開館により、2025大阪・関西万博への開幕前の期待感を高め、リアル会場への来場を促進するほか、24時間アクセス可能な特性を活かし、大阪の技術やアイデアを結集し、「いのち」や「健康」の視点から未来社会の新たな価値を創出するなど、本取り組みを通じて、大阪の活力や魅力を世界へ広く発信する。

スマートフォン向けメタバース「REALITY」とは?

スマートフォン向けメタバースプラットフォーム。
オリジナルアバターを使って、リアルなライブ配信を行なうことや、視聴者とのコミュニケーション、受け取ったギフトを通じての収益化などが可能となっている。

第1回デジタルアパレルデザインコンテスト、エントリーの受付開始。現実のアパレルデザインをVRアバターの世界へ【3月末迄】

フィギュア・プラモデル・ホビーメーカーの株式会社壽屋と、デジタルクリエイターとクライアントをつなぐポートフォリオEC「ENRAI」を運営する株式会社ブックリスタは、バーチャルファッションの広がりに対応した新たな取り組みとして、「第1回デジタルアパレルデザインコンテスト」のエントリー受付を1月15日(水)より開始した。

本コンテストは、現実のアパレルデザインのリアリティをVRアバターの世界に移植することを目指しており、第1回となる今回は、3Dファッションデザインソフトウェア「CLO」を用いた学生向けのコンテストで、アパレルとバーチャルの融合による新たな可能性を探求する場となる。

なお、エントリー資格は、国内の学校に通う学生となり、受付期間は2025年3月31日まで。2025年6月上旬に審査結果が発表され、最優秀賞には、賞金以外にバーチャル製品化が検討されるほか、一点もののリアル衣装化なども用意されている。

「デジタルアパレルデザインコンテスト」とは?

現実世界と同様、VRの世界でもアバターに多様な衣装を組み合わせてファッションを楽しむ文化が広がっており、現実のアパレルデザインのリアリティをVRアバターの世界に取り入れることを目指して開催されるコンテスト。
本コンテストは、単発イベントではなく、長期的な発展を視野に入れた取り組みとして実施される。

「第1回デジタルアパレルデザインコンテスト」概要

◎主催:
株式会社壽屋(公式サイト
株式会社ブックリスタ(公式サイト

◎協力:
株式会社ユカアンドアルファ(公式サイト
CLO Virtual Fashion Inc.(公式サイト
株式会社ホビージャパン(公式サイト
株式会社アダストリア(公式サイト
株式会社サンウェル(公式サイト
YOYOGI MORI(公式サイト

◎コンテストに関する問い合わせ先:
デジタルアパレルデザインコンテスト運営事務局

■スケジュール(予定)

◎エントリー期間:
2025年1月15日〜2025年3月31日 23時59分

◎選考期間:
・一次審査:2025年4月
・修正受付期間:2025年5月初旬(一次審査通過者対象)
・最終審査:2025年5月中旬〜2025年6月上旬

※一次審査通過者には審査員からのコメントがあり、最終審査へ
※最終審査に進む際、制作物を修正して再提出することが可能
※最終審査は、修正後の制作物を含めて審査

◎審査結果発表:
2025年6月上旬

■募集概要

◎コンセプト:
バーチャルだっておしゃれしたい!

◎制作物:
VR世界で映えるカクテルドレス
※提出データはCLOプロジェクトファイルおよびレンダリングデータ

◎制作ルール:
3Dファッションデザインソフトウェア「CLO」を使用すること
※ 制作に当たり、本コンテスト用の制作キットを配布。入手方法は「ENRAI」の応募要項を確認

◎賞:

<最優秀賞(1名)>
・賞金10万円
・バーチャル製品化の検討
・一点もののリアル衣装化
・「コトブキヤ秋葉原館大型ビジョン」での映像配信
・壽屋公式ページおよび「ENRAI」での記事掲載
・「ホビースフィア」でのイラスト展示

<優秀賞(2名)>
・賞金5万円
・バーチャル製品化の検討
・「コトブキヤ秋葉原館大型ビジョン」での映像配信
・壽屋公式ページおよび「ENRAI」での記事掲載
・「ホビースフィア」でのイラスト展示

<佳作(7名)>
・「コトブキヤ秋葉原館大型ビジョン」での映像配信
・壽屋公式ページおよび「ENRAI」での記事掲載
・「ホビースフィア」でのイラスト展示

◎審査員:
株式会社壽屋
株式会社ユカアンドアルファ
株式会社ホビージャパン
株式会社アダストリア
CLO Virtual Fashion Japan
YOYOGI MORI

◎応募資格:
国内の学校に通う学生
※未成年者は保護者の同意のもと参加
※応募期間中に在学されている卒業見込みの方も参加可能

◎応募条件:
・1~4名での応募可能
・1人3点まで応募可能
・生成AIの利用は禁止

◎応募様式:
・ポートフォリオEC「ENRAI」の応募フォーム(下記フォーム)より応募が可能
・該当する CLO のプロジェクトファイル、その他必要な画像等

関連リンク

コトブキヤ秋葉原館
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XREAL、グーグルやBMWなどとのコラボを発表。様々な業界で画期的なAR体験を提供【CES 2025】

AR(拡張現実)グラスを開発・販売するXREALは、米国ラスベガスで開催されている世界最大級の家電見本市「CES 2025」で、様々な分野におけるリーディングカンパニーとのコラボレーションを発表した。

今回発表された提携企業は、BMWグループ、グーグル、クアルコム、BOSE、T-Mobile、Mawari、AT&Tで、各企業との連携によって、AR技術を多様な分野で活用し、革新的な没入型体験を提供するとしている。

主な提携内容

■BMWグループ

BMWは、XREALと協力し、車内での3Dエンターテインメント体験を提供。
CES 2025の会場では、新型BMW X3 M50を用いて、AR技術を活用したエンターテインメントのデモンストレーションを展示。

■Google

XREALのデバイス「XREAL Beam Pro」とAndroidモバイル端末を連携させることで、ARグラス上でGoogle Playのアプリや体験にアクセス可能となる。
Android XRプラットフォームに関する詳細情報や、クアルコム・テクノロジーズとの協力については、2025年後半に発表予定。

■クアルコム

Qualcomm Technologies, Inc.は、XREAL Beam ProにSnapdragon®チップを提供し、ARグラスの処理能力とAI機能を強化する。

■Bose

XREAL OneシリーズのARグラスには、Boseのカスタマイズされたサウンド技術が搭載されており、オーディオ体験が向上。
Boseによるオーディオ性能の細部に渡る調整によって、ユーザーに最適な音質を提供する。

■T-MobileとMawari

T-Mobileの高速5GネットワークとMawariのリアルタイム没入型コンテンツストリーミング技術を組み合わせ、XREALのARグラスを使用した臨場感あふれる3D通話体験を提供。
これにより、ユーザーはバーチャルアバターとの対話を、まるでその場にいるかのように体験できる。

■AT&T

XREALはAT&Tと代理店契約を締結し、AT&Tのオンラインストア(newtech.att.com)を通じて、米国の顧客にXREAL Oneシリーズのグラスを提供する。

XREALについて

XREALは、2024年第1四半期から第3四半期にかけて、グローバルARおよび光学シースルー(OST)業界において業界トップの市場シェアを維持。また、2024年のAR・VR業界全体において、拡張および拡張現実分野の企業として、唯一世界トップ5にランクインした。
また、出荷台数に基づく市場シェアでは、6四半期連続でAR・VR業界のトップ5企業となっている。

※出典:IDC Worldwide Quarterly AR/VR Tracker(2024年第3四半期時点のデータ)

関連リンク

日本 XREAL 株式会社(国内販売元)
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