コインチェック株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:蓮尾聡)は、「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」などのNFTコレクションで有名なYuga Labsや、「The Sandbox」の運営を手掛けるブロックチェーンゲーム開発大手「Animoca Brands」が主導するメタバースプロジェクト『Otherside(アザーサイド)』に、メタバース都市「Oasis MARS」を制作するプロジェクトを開始したと発表しました。
『Otherside』は今年4月に土地のNFTを販売したところ、一日で400億円以上を売り上げて話題を集めたユーザー主導のオープンワールド・プラットフォームで、英メタバース・テクノロジー会社Improbable(インプロバブル)の「M²(MSquared)」が開発に活用されているのが特徴。
これにより、数千人から1万人以上の同時接続が可能になるとされている。
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今回の発表に先立ちコインチェックでは、2022年1月から『The Sandbox』内に「Oasis TOKYO」を、2022年3月からは『Decentraland』内に「Oasis KYOTO」の制作を行っており、今回の「Oasis MARS」と共に「メタバース×NFT」のコミュニティ拠点として今後も発展していくとのこと。
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なお、7月27日より「Oasis MARS」のプロジェクトメンバーとして参加するメタバースクリエイターや、「Oasis MARS」を盛り上げるコラボレーションパートナーの募集を開始している。
メタバース都市開発プロジェクト「Oasis」
Coincheckが進める「2035年の近未来都市」をコンセプトにしたメタバース都市開発プロジェクト。
いくつかのメタバースにまたがって拡がるMultiverse Galaxy「Oasis XXX」として、「デジタル経済圏」をプロデュースしていくとのこと。
▽7月27日「METAVERSE EXPO JAPAN 2022」コインチェックブース
『Otherside』とは?
Yuga Labs(ユガラボ)社が運営するメターバースプロジェクト。
Yuga Labs社は、猿をモチーフにしたNFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ:通称BAYC)」を展開するNFTスタジオで、「BAYC(ベイシー)」は世界中のセレブリティが購入したことで有名。
そんなYuga Labs社が2022年4月に『Otherside』をローンチし、土地のNFTである「Otherdeed(アザーディード)」を5.5万区画販売したところ、3時間以内に完売したのみならず、販売時にイーサリアムのブロックチェーンが混雑して取引手数料のガス代が高騰するなど大きな話題となった。
結果的に410億円以上の販売額となるなど、今後も世界中から注目されるプロジェクトのひとつ。
コインチェックの『Otherside』への取り組み
2022年5月:
『Otherside』の土地「Otherdeed」を取得
2022年6月:
Coincheck NFT(β版)にて『Otherside』の取扱いを開始
取扱い開始を記念し、コインチェックが保有する「Otherdeed」を販売
2022年7月:
コインチェックが保有する「Otherdeed」に「Oasis MARS」を制作するプロジェクトを開始
プロジェクトメンバー・コラボレーションパートナー募集
「Oasis MARS」のプロジェクトメンバーとして参加するメタバースクリエイターや、「Oasis」のプロジェクトを盛り上げてくれるアーティスト・団体・企業を下記より募集しているとのこと。
▶ メタバースクリエイターの応募ページ
▶ アーティスト・企業の応募フォーム
会社概要
コインチェック株式会社(英語表記:Coincheck, Inc.)
本社:〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F
設立:2012年8月28日
代表取締役:蓮尾 聡