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テレビ朝日、史上最大のバーチャル文化祭「メタメタ大作戦2025 -遊びが学びに変わる夏-」を7月19日~8月17日まで毎日開催

株式会社テレビ朝日(東京都港区)は、自社が運営するスマートフォン向けメタバース空間「光と星のメタバース六本木」内で、昨夏にのべ20万人超の来場者を記録したバーチャル文化祭「メタメタ大作戦」を大幅にパワーアップさせ、「メタメタ大作戦 2025 -遊びが学びに変わる夏-」として、7月19日(土)から8月17日(日)までの期間限定で毎日開催する。

本イベントは、「光と星のメタバース六本木(メタメタ学園)」を舞台に、人気テレビ番組とのコラボレーションブースや、VRゴーグルによる没入感の高いゲームを通じて、遊びと学びを融合させた新時代の体験を提供する。メタバース初心者からヘビーユーザーまで、幅広い層が「夏の自由研究」のように楽しめるコンテンツが多数用意されており、AIなどのテクノロジー進化が著しい現代において、エンターテインメントの新たな可能性を探る試みとして注目される。

「メタメタ大作戦2025」開催概要

  • イベント名:
    『メタメタ大作戦 2025 - 遊びが学びに変わる夏 -』
  • 主催:
    株式会社テレビ朝日
  • 開催期間:
    2025年7月19日(土)~8月17日(日)まで毎日開催
  • 開催場所:
    • メタバース空間「光と星のメタバース六本木(メタメタ学園)」内で開催
    • 東京・六本木で開催される「テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER FES」と完全に連動し、テレビ朝日本社アトリウムに「メタメタ大作戦パーク」というリアルブースも展開
  • テーマ:
    「遊びが学びに変わる夏」
  • コンセプト・目的:
    • 「新時代の学び体験!未来の文化祭」として位置づけ
    • 「遊び」と「学び」を両方兼ね備えた体験型イベントで、メタバースを初めて体験するお子様やその保護者の方に、親子で楽しんでいただけるコンテンツを多数用意
    • 既にメタバースを体験したことのある方やヘビーユーザーの方にも、「学び」につながる新しい体験が生まれる場を提供
    • AIなどのテクノロジー進化が著しい中で、エンタメの新しい楽しみ方の「発見」につながるイベントを目指している
    • 参加者がメタバース空間で「夏の自由研究」のようなユニークな体験をすることも目的としている
  • 参加方法:
    スマートフォン専用アプリ「cluster」をダウンロードすることで、誰でも手軽にメタバース空間に参加が可能

主なコンテンツ

今回の「メタメタ大作戦」では、テレビ朝日の人気番組とのコラボレーションによる、多様な体験型コンテンツが目玉となる。

『博士ちゃん』とコラボ「逃げ切れ!最恐生物サファリタウン」

今年の注目コンテンツの一つは、人気番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』とコラボレーションしたVRゲーム「逃げ切れ!最恐生物サファリタウン」である。このゲームでは、番組で紹介されてきたアフリカゾウやホッキョクグマ、ヒクイドリといった「最恐生物」がバーチャル空間に登場し、有明の街を舞台にプレイヤーに襲いかかる。海から体長6mのシャチが飛来したり、フンをまき散らすカバに遭遇したりと、現実ではあり得ない「珍事」が次々と発生する。プレイヤーはこれらの動物たちからどれだけ長く逃げ続けられるかを競うサバイバルゲームであり、ランキングボードで上位成績者にはAmazonギフト券などの豪華プレゼントも用意される予定だ。

このゲームはスマートフォンやタブレットでもプレイ可能だが、VRゴーグルを装着することで、より高い「没入感ある」体験が提供される。テレビ朝日本社アトリウムの「メタメタ大作戦パーク」でも無料で体験でき、VRゴーグル体験は10歳以上が対象となる。

テレ朝人気番組とのコラボレーションブースを展開

昨年に引き続き、テレビ朝日を代表する人気番組とのコラボレーションブースを無料で展開。

  • 『ミュージックステーション』ブース:
    ユーザーはMステ名物の「階段降り」を体験したり、アバターでFRUITS ZIPPERのヒット曲に合わせて踊れるリズムゲームを楽しんだりできる。さらに、アーティストの貴重な直筆サインがメタバース空間に期間限定で特別展示される。
  • 『あのちゃんねる』コラボ:
    昨年大人気を博した「あのちゃんねるPresents 井口の歯おそうじ大作戦!」がパワーアップして登場する。ウエストランド井口の口内をバーチャル化した空間で、「あのバイキン」の巨大化や「光る!?いぐいぐ大王」など、新たな仕掛けが加わる。
  • 『クレヨンしんちゃん』ワールド:
    8月に公開される映画『クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』とコラボし、参加者全員がしんちゃんの3Dアバターで参加可能となっている。野原家とのフォトブースや「ケツ岳マウンテン」といったアトラクションも満載で、映画の世界観をバーチャルで体感できる。
  • 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』ブース:
    番組でお馴染みの「教室セット」がバーチャル空間で再現され、オードリー若林正恭、平成ノブシコブシ吉村崇、ハライチ澤部佑のかわいいアバターと写真が撮れるフォトスポットが用意される。
  • 『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』ブース:
    『Qさま!!』のコラボブースも大好評につき今年も登場。

詳細情報は『六本木メタメタRADIO』公式Xから発信

「光と星のメタバース六本木」とは?

「光と星のメタバース六本木」は、株式会社テレビ朝日が運営する、スマートフォンでアクセスできるメタバース空間。専用アプリ「cluster」をダウンロードするだけで、誰でも無料で簡単に参加できる。テレビ番組連動イベントや人気アーティストの生配信など、これまでに180以上のイベントを開催し、のべ200万人以上が来場した実績を誇る。ユーザーはイベント視聴、オリジナルゲーム、友だちとの会話やファン同士の交流が可能となっている。今年の『メタメタ大作戦2025』のメイン開催場所でもあり、「メタメタ学園」とも呼ばれ、テレビ朝日人気番組とコラボした遊びと学びの体験を提供するほか、リアル会場とも連動している。

STYLY、STYLY Studio新機能「STYLY World Canvas」提供開始 – 東京・パリなど世界中の都市をXR空間として構築可能に

株式会社STYLY(東京都新宿区)は、全世界の場所を対象にXR体験を配信できる新ソリューション「STYLY World Canvas(ワールドキャンバス)」の提供を日本時間2025年6月11日より開始した。

本ソリューションは、アメリカで開催された世界最大級のXRイベント「AWE USA 2025」での発表に合わせて提供が開始され、STYLYが提供する制作プラットフォーム「STYLY Studio」から世界中のロケーションを指定するだけで3Dマップを読み込み、現地に赴くことなく、誰でも即座にXRコンテンツを世界規模で展開することを可能にする。
従来のXR体験は、設置場所の制約や現地調査の必要性から展開スピードやスケールに限界があった。そこで今回、「グローバルに複数都市でXR体験を広げられないか」という事業者やクリエイターからの要望に応えるべく、本ソリューションが開発された。これにより、ブランドのグローバルキャンペーン展開、オリンピックや万博などの国際イベントとの連動、不動産・都市開発プロジェクトの構想可視化など、幅広いユースケースが可能となった。

STYLY World Canvasとは?

STYLY World Canvas操作画面

STYLY World Canvasは、City AnchorアセットをSTYLY Studioに配置するだけで、世界中の3D地図データを自動的に読み込み、正確なロケーションベースのXR空間を構築できる新ソリューション。この機能により、現実の地図情報に基づいて3Dマップが展開され、ビルや道路の位置に沿ってアセットを正確に配置することが可能となり、現実の都市とシームレスに連動したXR体験を実現する。東京やニューヨーク、パリなど、世界中の任意の都市をベースに空間演出が行えるため、グローバルプロジェクトや観光地と連動した演出、あるいは地域の文化や特性を反映した都市型XR表現といった幅広い応用が可能となる。

ロケーションフリーなXR体験

限定されたスポットへの配信ではなく、例えば、東京タワー、エッフェル塔、サグラダ・ファミリアといった世界各地のランドマークを、特定のブランドのコンセプトカラーで同時に「ラッピング」したり、全世界の都市を巻き込んだ大規模なプロモーションプランを実現したりすることも、STYLY Studio上でのデザインと配信ボタンの操作だけで完結する。これにより、従来のXR体験が抱えていた、限定されたスポットへの配信という制約を大きく緩和され、制作者は、場所を超えて“体験”としてのストーリーを、世界中の人々にワンストップで提供できるようになる。

制作を加速する画期的な機能と簡単な操作性

STYLY World Canvasの使い方は極めてシンプルで、STYLY Studioで新規シーンを作成する際にARテンプレートを選択し、アセットセレクターのFunctionから「AR on City」と「City Anchor」アセットをシーンに配置するだけで、3D地図データが自動的に読み込まれる。読み込まれた3D地図データは、右上に表示されるMap Mesh内にある「Show 3D Map Tiles」のチェックを外すことで非表示にできる。これにより、クリエイターや事業者にとって、高品質なXR体験の制作環境が手軽に利用可能となる。

本件に関する問い合わせ先

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Sky 星を紡ぐ子どもたち、バーチャルコンサート「AURORA ホームカミング」を6月9日より開催 – 前回ギネス世界記録を樹立

thatgamecompany, Inc.(米国カリフォルニア州)が運営するソーシャルアドベンチャーゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』において、ノルウェー出身の世界的なシンガー・ソングライターAURORA氏とのコラボレーションによる期間限定イベント「AURORA ホームカミング」が2025年6月9日(月)より開催される。本イベントは、6月23日(月)まで開催され、期間中、コンサートはゲーム内の花鳥郷にある円形劇場で2時間おきに実施される。

このイベントは、2023年に開催された前回のコンサートイベントの復活となり、前回は、1万人を超えるプレイヤーが同じ仮想空間に参加し、『最も多くのユーザーが参加したコンサートがテーマの仮想空間』としてギネス世界記録™を樹立した。

バーチャルコンサート「AURORA ホームカミング」

thatgamecompany, Inc.が創造するAURORAのバーチャルコンサートは、ステージ上のパフォーマンス鑑賞だけに留まらず、多彩な音楽と観客たちの感情、そして視覚的な物語が融合した「イマーシブな体験」を提供する。プレイヤーは単なる観客として座って見るだけでなく、全ての音、光、動きを通して、あらゆる者を受け入れる唯一無二の世界に身を投じ、世界中の仲間と感情を共有することができる。コンサートの開演を待つ間や終演後も、円形劇場ではミニゲームや自由に参加できるアクティビティが用意されており、仮想空間内での交流を楽しむことが可能となっている。特にSteam版プレイヤーにとっては、今回が初のコンサート体験となるため、大画面での没入感が期待される。また、ゲーム外からも楽しめるよう、Twitchでもコンサートの様子が配信される予定だ。

バーチャルコンサート「AURORA ホームカミング」

今回の「AURORA ホームカミング」は、AURORA氏がワールドツアーを終えて故郷ノルウェーへ帰国する時期と、6月15日のAURORA氏の誕生日に合わせて企画されたものである。イベントの目的の一つは、ゲーム内体験から実際のコンサートまで、AURORA氏を追い続けてきた『Sky 星を紡ぐ子どもたち』のプレイヤーとAURORAファンという二つのコミュニティの出会いと絆を祝うことにある。

AURORA氏のファンが集まった有志団体『AURORA 2.0』の協力により、コミュニティに向けた様々な企画が準備されており、特に、AURORA氏の誕生日である6月15日(日)には、彼女の誕生日を祝うコンサートのライブ配信イベントが、Skyクリエイターを代表としてTGC公式チャンネルより生放送される予定だ。

「AURORA ホームカミング」概要

「AURORA ホームカミング」
  • 時間:2025年6月9日(月)16:00~6月23日(月)15:59
  • 場所:花鳥郷、円形劇場

「AURORA 」について

AURORA氏は、世界中で賞賛されるノルウェー出身のシンガー・ソングライター。代表曲に「Runaway」など数々のヒット曲があり、『アナと雪の女王2』の劇中歌「Into the Unknown」や、アカデミー賞ノミネーション映画『ウルフウォーカー』の挿入歌「Running with the Wolves」でも知られている。2022年発表のサード・アルバム『The Gods We Can Touch』の収録曲「Cure For Me」では”ペンギンダンス”動画がSNSで大きな話題を集めた。

『Sky 星を紡ぐ子どもたち』について

『Sky 星を紡ぐ子どもたち』は、thatgamecompany, Inc.が開発・運営するソーシャルアドベンチャーゲームであり、iOS、Android、Nintendo Switch、PlayStation、Steamなど多岐にわたるプラットフォームで展開されている。全世界でのダウンロード数は累計2億7千万を突破し、2022年には日本ゲーム大賞の優秀賞を受賞した。本作は、2022年にAURORA氏とのコラボレーションで革新的なゲーム内コンサートを初公演し、その後、2023年8月にはそのアンコールコンサートが『最も多くのユーザーが参加したコンサートがテーマの仮想空間』としてギネス世界記録™を更新した。ゲームは2019年のリリース以降、プレイヤーの心をつかみ、精力的なアップデートが続けられている。

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XR Japan、VR内視鏡トレーニングシステムを発表 – 世界最大級の消化器学会「DDW 2025」で初公開

XR Japan株式会社(東京都港区)は、2025年5月3日から6日まで米国カリフォルニア州サンディエゴで開催された世界最大級の消化器関連学会「DDW(Digestive Disease Week)2025」に出展し、革新的な「内視鏡のVRトレーニングシステム」を初公開した。

本システムは、従来の模型では再現困難だった臓器の動きをVR技術を活用して仮想空間に再現し、場所を問わず繰り返し学べる環境を実現するもので、専用の内視鏡コントローラーとVR技術を組み合わせたシステム。多数の医師が実際に体験し、高い関心と評価を得た。

「内視鏡のVRトレーニングシステム」の特徴

内視鏡のVRトレーニングシステム

本システムは、フランスARM2社と共同開発した専用の内視鏡コントローラーおよびペダルを使用することで、実際の操作に限りなく近いトレーニング環境を提供する。内臓のリアルな動きをVR空間に再現できることから、従来の模型型シミュレーターでは再現困難・難しかったシナリオにも対応し、多数の医師や教育関係者から「臨床に即した実践的な学習が可能」との評価を得ている。若手医師の育成や技術継承が課題となる中で、本システムは医療教育と技術継承の新たな形となることが期待されている。

専用の内視鏡コントローラーおよびペダルによって操作

継続的な学習を可能にする提供形態

世界最大級の消化器関連学会「DDW(Digestive Disease Week)2025」での様子

本VR内視鏡トレーニングシステムは、高価な専用機器を必要とせず、一般的なPC、VRゴーグル、そして専用コントローラーがあれば利用可能であり、トレーニングコンテンツにはクラウド経由でアクセスする形式を採用している。また、サブスクリプション型のライセンス提供により、ユーザーはコストを抑えつつ、誰でも、どこでも、継続的に学習できる柔軟な環境が提供される。

内視鏡VR体験会を開催

DDWでの高い関心を受け、日本国内でも「内視鏡のVRトレーニングシステム」の体験会を開催する。

  • お問い合わせ:contact@xrjapan.co.jp 
  • TEL 03-5404-3427 (受付時間 11:00~17:00、土日祝は除く)

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「おもてなし」をメタバースで習得へ。英会話メタバースアプリ『fondi』が宿泊業界向け英会話研修を開始

英会話メタバースアプリ『fondi』を提供する株式会社fondi(東京都渋谷区)は、Zenken株式会社(東京都港区)および「越前あわら温泉 つるや」(福井県あわら市)と共同で、宿泊業界向けオンライン英語研修「おもてなし英会話 心・旅館基礎編」の正式提供を開始した。

訪日観光客の急増に伴い宿泊現場では英語での接客対応が急務となる中、「忙しくて学ぶ時間がない」「英語が怖い」「覚えたことを現場で使えない」といった課題から、現場では英語学習が進みにくい現状がある。

本プログラムは、これらの課題解決を目指し、fondi独自のAI技術とメタバース空間を活用した「体験型・実践型」の語学研修を提供する。多忙な現場でも継続可能なよう、24時間365日スマートフォン一つでアバターとして参加でき、顔出しなしで気軽に練習可能なのが特長となる。プログラム内容は、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で通算40回の総合1位を誇る加賀屋旅館の元代表取締役であり、現在は「つるや旅館」代表を務める小田與之彦氏と同旅館女将の小田絵里香氏が監修、Zenkenの語学研修ノウハウとつるや旅館の接客指導をベースにコンテンツが構築されている。これにより、AIキャラクター相手の発話練習(AIドリル) や、3D空間での実践ロールプレイ、外国人「Buddy」との対人英会話 といった実践的なトレーニングを通じ、現場で使えるスキルの定着を図る。

本研修を通じて、正確な言語運用能力に加え、相手の文化背景に寄り添った表現力と態度を身につけ、顧客満足度やリピート率の向上に貢献する実用的なスキルの獲得が期待されるなど、今後は、ホテル編やレストラン編など他業態への展開も視野に入れている。

「おもてなし英会話 心・旅館基礎編」の概要と特徴

「おもてなし英会話 心・旅館基礎編」は、日本の宿泊業従事者が訪日外国人顧客に対して、スムーズかつ温かい英語接客を実現することを目的に設計されている。最大の特徴は、単なる知識習得に留まらず、AI技術とメタバース空間を活用した「体験型・実践型」の学習を重視している点にある。これにより、文化的感受性と語学力の両立を図りながら、日本ならではの「おもてなし」を英語で届けられる人材育成を支援する。本研修は、多忙な宿泊現場の課題に対応するため、24時間365日、スマートフォン一つでどこからでもアクセスが可能。また、アバターを使用するため、顔出しなしで気軽に英語練習に取り組めるのも特長となる。

AIドリルトレーニング

動画で提示されたフレーズに関する問題が出題され、fondi上のAIキャラクターを相手に繰り返し発話練習することで、フレーズを確実に習得できる。

実践に即したミッションロールプレイ

「お出迎え」「チェックイン」「客室案内」といった実際の旅館業務シーンを題材としたカリキュラムで構成されている。3Dの特設空間で接客シチュエーションが再現され、AIキャラクター相手に、AIドリルなどで学習したフレーズを使ったスピーキングトレーニングを楽しむことができる。AI相手のため、心理的な負担が少なく練習に集中できる。コンテンツは、つるや旅館による接客映像と、AIやBuddyとのトレーニング、講師とのレッスンが連動することで、インプットからアウトプットまで一貫した学習を可能にする。

英語上級者「Buddy」との実践英会話

AIだけでなく、200万人を超えるfondiユーザーから選抜された外国人「Buddy」(英会話能力と初心者サポート力が高いパートナー)と、毎日気軽な会話をすることで、スモールトーク力を養い、外国人観光客との会話へのモチベーションを高める。

プログラムを通じて得られる具体的な実践的スキル

本研修を通じて、受講者は現場で即活用できる実践的なスキルを身につけることができる。

  • 正確な言語運用能力:
    AIドリルトレーニングやロールプレイを通じて、旅館業務で必要なフレーズを正確に使いこなす能力が養われる。
  • スムーズで温かい英語接客能力:
    AIやBuddyとの練習、ロールプレイを通じて、外国人顧客に対して自然で心温まる英語での対応ができるようになる。
  • 文化的配慮と共感:
    研修は、文化的感受性と語学力の両立を目指しており、相手の文化背景に寄り添った表現力と態度を身につけることを重視している。
  • スモールトーク力と会話への意欲:
    Buddyとの日常的な会話を通じて、形式ばらない会話(スモールトーク)のスキルや、外国人観光客との会話に対するモチベーションが向上する。
  • 自信と自己成長:
    AI相手の練習で心理的負担を減らしながら、学習ログや実践シミュレーションの可視化、AIによる自動フィードバックを通じて、自己評価や成長実感を得やすい環境が整えられている。

今後の展開とサービス拡張

「おもてなし英会話 心・旅館基礎編」プログラムは、今後、宿泊業界に留まらず、多様なインバウンド関連業態へ展開が計画されている。具体的には、「ホテル編」や「レストラン編」といった他業態向けのプログラム開発・提供を目指す。さらに以下のようなサービス拡張も視野に入れている。

  • 導入する企業や施設の具体的なニーズに合わせたカスタマイズ対応。
  • 受講者の学習ログデータを活用した詳細な学習レポートの提供
  • 近年増加傾向にある外国人スタッフ向けの日本語研修(逆研修)プログラム開発。

これらの展開を通じて、より実務に即した多角的なソリューションを提供し、インバウンド市場を支える人材育成を包括的に支援していく方針とのこと。

英会話メタバースアプリ『fondi』とは?

アバターを使用して世界100カ国以上のユーザーと気軽に英会話ができるメタバースアプリ。顔出しなしで実践的なコミュニケーション英語を学べ、仮想空間でゲームや一緒にテレビを見るといった交流を通じて楽しく英会話練習が可能。まるで仮想留学のような体験が24時間いつでも利用可能で、手軽に世界中の人々と繋がれるのが特長。

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MyDearest、朝日新聞社と資本業務提携。約3.3億円を追加調達 – 企業向けVR/MR事業加速へ

オリジナルIPのVRゲーム開発・パブリッシングを手がけるMyDearest株式会社(東京都中央区)は、シリーズC追加ラウンドで約3.3億円の資金調達実施を発表した。本ラウンドには、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ、アイザック株式会社、株式会社朝日新聞社、阿波銀キャピタル株式会社および他1社が参加しており、シリーズCの累計調達額は約15億円となった。なお、累計資金調達総額は28億円超えとなる。

また、今回の資金調達と同時に、同社は株式会社朝日新聞社との資本業務提携を締結したことを明らかにした。本提携は、MyDearestが持つ高いVR/MRコンテンツ制作力と、朝日新聞社が全国紙として培った報道・教育・文化ネットワークおよび豊富なIP・デジタルアーカイブを組み合わせることで、ゲーム以外のVR/MRコンテンツ制作やソリューション提供事業を加速させる狙いがある。

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資金調達の主な使途

今回調達した資金は、主に以下の二つの戦略的な事業拡大に充当される計画。

北米のα世代向けVRゲームIP展開の強化

Meta Questの主要ユーザー層とされる北米の10代前半から中盤の「α世代」に向けたVRゲーム開発およびIP展開を強化する。MyDearestの直近タイトル『Crowbar Climber』『Chained Escape』『Devil’s Roulette』は、全世界累計プレイヤー数が合計50万を突破しており、その約7割を米国ユーザーが占めるなど北米市場で手応えを得ているため、この成功を踏まえ、2025年内には10本以上のVRタイトルをリリースし、米国のα世代へのリーチをさらに強化する方針。

企業向けVR/MRソリューション提供事業の拡大

企業や自治体向けにVRコンテンツ制作、ソリューション提供、VRChatワールド構築などをワンストップで行う「VRあそび事業部」の事業拡大を図る。昨年11月に立ち上げた本事業部について、調達資金をもって開発体制を拡充し、事業規模の拡大を目指す。

朝日新聞社との資本業務提携の狙いと共同取り組み

MyDearestと朝日新聞社との資本業務提携は、MyDearestのtoC向けVRゲーム開発で培われたVR/MRコンテンツ制作力と、全国紙として報道・教育・文化分野で広範なネットワークおよび豊富なIP・デジタルアーカイブを保有する朝日新聞社の強みを掛け合わせることを目的としている。

本提携に基づき、両社は以下の領域で共同での取り組みを進める計画。

  • 朝日新聞社グループが保有するIPを活用したVR/MRコンテンツやプロダクトの共同研究・開発
  • 朝日新聞社が注力する教育、観光、文化分野に関連するVR/MRコンテンツやプロダクトの共同研究・開発
  • 将来的な報道事業におけるXR技術の活用を見据えた研究・開発

事業拡大を支える人材採用の強化

これらの事業拡大計画を推進するため、MyDearestは積極的に人材採用を強化している。自分のクリエイティブを世界に展開したいクリエイターや、企業向けXRコンテンツ制作に関心を持つ人材の応募を歓迎しており、特にリードエンジニア、クライアントエンジニア、グラフィックスエンジニア、アートディレクター、コーポレートマネージャー/管理部長、経営企画といった職種を中心に募集している。

MyDearest株式会社の概要と実績

MyDearest株式会社は「人生を変えるような物語体験をつくり、届ける」をミッションに掲げるエンターテインメントスタートアップ。2016年4月の設立以来、オリジナルIPのVRゲームを中心に開発・パブリッシングを行い、『東京クロノス』、『ALTDEUS: Beyond Chronos』、『8番出口VR』、『Brazen Blaze』などのタイトルをリリースしている。これらの作品はQuest Storeでユーザー評価世界一を獲得するなど高い評価を得ており、国内外で数々のゲームアワードを受賞している。また、昨年11月には企業向けのVR/XRコンテンツ制作およびソリューション提供を行う「VRあそび事業部」を立ち上げ、toB分野での事業も展開している。

  • 会社名 : MyDearest株式会社 (MyDearest Inc.)
  • 所在地:東京都中央区日本橋馬喰町2丁目7-15 ザ・パークレックス日本橋馬喰町 5F
  • 設立:2016年4月
  • 代表:代表取締役CEO 岸上健人

VR睡眠まくらの横寝モデル「ぶいすいーと Your Side」を販売開始。フレンドと「添い寝」も快適に【ROOX】

VR睡眠専用まくら「ぶいすいーと」シリーズを展開する株式会社ROOX(東京都豊島区)は、従来製品では難しかった横寝に対応する新モデル「ぶいすいーと Your Side」を発表。2025年5月29日より同社オンライショップにて、9,680円(税・送料込)で販売を開始した。

本製品は、日常的に側臥位(横向き)で眠るユーザーや、メタバース内でフレンドとの添い寝気分を楽しみたいというユーザーからの強い要望に応える形で開発されており、高級素材を使用し、HMD装着時の横寝姿勢における快適性と安定性を追求した設計が特徴となっている。
となっている。VR睡眠文化の質の向上に寄与する製品として期待される。

新モデル「ぶいすいーと Your Side」の概要

V睡まくら「ぶいすいーと Your Side」

本製品は、横寝を含む様々な睡眠姿勢に対応できるよう設計されており、詰め物にはテイジンの「フワリーヌ」、まくらカバーには東洋紡の「アイスポイント」といった高級素材が使用されている点も特徴である。
なお、「ぶいすいーと Your Side」は、同社オンラインショップにて購入可能で、専用のまくらカバーが付属。価格は税・送料込みで9,680円(税別価格8,800円)となる。

製品詳細

  • 商品名: V睡まくら「ぶいすいーと Your Side」
  • サイズ: 約 62cm × 33cm × 22cm
  • 側地の素材: 綿100%
  • 詰め物の素材: ポリエステル綿
  • 重量: 430g (まくら本体)、約50g (まくらカバー)
  • 販売価格: 税・送料込み 9,680円(税別価格 8,800円)
  • 製造国: 日本
  • まくらカバー素材: ポリエステル68%、ナイロン32% 混紡
  • まくらカバー保証: 通常使用方法で半年間(破れ、破損のないこと)

VR睡眠文化と製品開発の背景にある課題解決

復元力をもつ素材「フワリーヌ(R)」を採用したことで深く沈み込み、安定感を確保した

メタバースの世界では、HMDを装着したまま眠り、仮想空間内で起床する「VR睡眠」(V睡)というユニークな文化が存在する。これはメタバース内で過ごす文化の一つであるが、HMDの重量や形状が原因で、特に仰向け以外の姿勢での快適な睡眠を妨げ、寝返りが困難になるという物理的な課題を伴っていた。ユーザーからは「MPは回復するがHPが削られる」というゲーム的な表現でその負担が語られるほどであった。

ROOXが先行して提供する「ぶいすいーと」シリーズは、HMD装着時の首への負担を軽減することで一定の支持を得ていた。しかし、従来のモデルは主に仰向け姿勢を想定しており、日常的に横向きで眠るユーザーや、メタバース空間で友人と添い寝のような体験を望むユーザーからは、横寝対応モデルの開発を求める声が多く寄せられていたという。こうした背景から、今回の「ぶいすいーと Your Side」の開発へと繋がった。本製品は、単にVR睡眠時の快適性を追求するだけでなく、VR空間での人間関係や体験の多様化に対応するための製品として位置づけられる。

横寝時の快適性を実現する独自の構造設計と素材

「フワリーヌ(R)」ワタを採用。凹みと沈み込みで受けとめる

「ぶいすいーと Your Side」は、HMDを装着した状態での横寝における特有の問題に対処するため、複数の工夫が凝らされている。HMDの後頭部パーツは、特に仰向け時にまくらとの干渉を引き起こしやすい。本製品では、まくらの中央部に大きめの凹みを設けることで、仰向け時の干渉を回避する構造となっている。さらに、HMDを装着して横向きに寝た際に発生しやすい、HMDの重みによるストラップの引っ張りやズレを防ぐため、まくらの両端にはせり上がりが設けられている。これにより、HMDをまくらに預けるような姿勢をとることが可能となり、HMDの位置ずれや顔への圧迫感を軽減する。

詰め物には、優しく沈み込みつつも復元力を持つ特性を持つ帝人フロンティア株式会社の登録商標である「フワリーヌ」ワタが採用された。既存製品が左右の壁で安定性を確保していたのに対し、「Your Side」は横寝を考慮した形状のため、仰向け時には安定性を失う可能性がある。そこで「フワリーヌ」の深い沈み込みを利用して、仰向け時の安定感も同時に確保する設計となっている。ユーザーは、これらの傾斜、凹み、詰め物の特性を活用することで、自身にとって最適なVR睡眠時の体勢を見つけることができる。まくらカバーには、東洋紡の「アイスポイント」素材が使用されており、快適な肌触りを提供すると考えられる。これらの独自の構造と厳選された素材の組み合わせが、「ぶいすいーと Your Side」によるVR睡眠時の横寝対応と快適性向上を実現している。

本件に関する問い合わせ先

株式会社 ROOX (担当:水島)
電話: 03-3565-6815

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Mawari、次世代XRプラットフォーム「vTubeXR」を発表。VTuberと現実で「会える」「話せる」新体験を提供

株式会社Mawari(東京都渋谷区)は、リアルタイム3Dストリーミング技術を活用した次世代XRファンエンゲージメントプラットフォーム「Mawari vTubeXR」の開発を進めており、この度、限定パートナー向けのアーリーアクセスプログラム提供を開始した。最初のパートナーとして、XR・メタバース領域で多様なIP展開を行う株式会社Brave group(東京都港区)が参画したことも発表された。

「vTubeXR」は、VTuberやバーチャルアーティストとファンが、Meta QuestやXREALなどの主要XRデバイス、ARグラスを通じて1対1または少人数でリアルタイム交流できる完全没入型バーチャル・ミート&グリートサービスだ。Mawari独自のリアルタイム3Dストリーミング技術、特にクラウドレンダリング&配信技術により、高品質な3Dアバターやバーチャル空間を低遅延・低コストでストリーミング配信することが可能。これにより、バーチャルキャラクターがまるで目の前に存在するかのような圧倒的な臨場感を提供し、ファンはこれまでにない深い没入体験を味わうことができる。対面イベントに匹敵する親密な接触をXR空間で実現する点が、従来のオンラインコミュニケーションと一線を画している。

今回のアーリーアクセスは、単なるテスト利用ではなく、XR時代のファン体験を共に設計し、進化させる共同開発フェーズと位置づけられている。参画するパートナー企業は、本格普及前にvTubeXRを導入するファーストムーバーとしての優位性や、Mawari開発チームとの密な連携による製品開発への影響力、さらにはIPに最適なカスタム収益化モデル構築などの特典を得られる。

【VTuber✕リアル】関連記事
MR技術でVtuberがリアル接客(2024年9月)

「vTubeXR」の主な特長

リアルタイム双方向交流

ファンはXRデバイスを通じて、VTuberやバーチャルアーティストと1対1または少人数でのリアルタイムかつインタラクティブな交流を体験できる。

高性能なリアルタイム3Dストリーミング技術

Mawari独自のクラウドレンダリング&配信技術により、高品質な3Dアバターやバーチャル空間のデータを、低遅延かつ低コストでストリーミング配信することが可能で、業界最高水準のパフォーマンスが実現され、スムーズで快適なXR体験を提供する。

幅広いXRデバイスに対応

多くのファンがアクセスできるよう、vTubeXRはクロスプラットフォームに対応。Meta QuestやXREALなどの主要なXRデバイスだけでなく、ARグラスなど幅広いデバイスに対応している。

圧倒的な臨場感と高い表現力

本プラットフォームは高解像度の3Dオブジェクトデータに対応しており、バーチャルキャラクターであるVTuberが、ユーザーの目の前に実在しているかのような圧倒的な没入感を提供する。リアルさを極めたVTuberとの対面体験を通じて、ファンはこれまでにない深い没入体験を味わうことができる。

カスタムアバターの柔軟な統合

VTuberプロダクションが独自に所有するオリジナル3Dアバターを、vTubeXRプラットフォームへ柔軟に統合できるカスタムアバター対応機能を実装。VTuberプロダクションが自社のIPを最大限に活用し、イベントなどをスケーラブルに展開する上で重要な特長となる。

将来的な機能拡張性

今後は機能の拡張が予定されており、演出強化やギフトアイテム機能などの追加機能が順次実装される予定である。これにより、多様なイベント形式や収益化モデルに対応できるため、vTubeXRは、「会える」「話せる」「稼げる」次世代エンターテインメントのプラットフォームとして進化を続けることが期待されている。

「vTubeXR」の活用シーン

ファンエンゲージメントイベント

バーチャル握手会や記念イベント、期間限定の特別出演など、ファンエンゲージメントを高めるための多様な企画実施が可能になる。

教育・学習領域への展開

AIや3Dアバターの講師による没入型かつリアルタイムの教育学習体験が提供する。学習者は、まるで目の前に教師がいるかのような臨場感の中で、いつでもどこでも学習を進めることが可能となる。

トラベル・観光分野での活用

インバウンド観光分野においても、vTubeXRの技術が貢献することが期待されている。訪日旅行者向けに、多言語に対応した3Dアバターガイドによるリアルタイムな観光情報提供や没入型ツアー体験を提供できる。また、空港、駅、観光地などにAIエージェントを設置することで、直感的で効果的な観光案内が可能になる。

アーリーアクセスパートナーに提供する特典

現在、選定されたパートナー企業向けのアーリーアクセスプログラムを提供しており、参加するパートナー企業には、その先行者としての立場を最大限に活かすための様々な特典が提供される。

ファーストムーバーとしての優位性確立

アーリーアクセスプログラムに参加することで、パートナー企業はvTubeXRが本格普及する前に本プラットフォームを導入できる。これにより、自社のIP(知的財産)を最前線で活用し、競合に先駆けて新しいファン体験を市場に提供することが可能となる。

製品開発への直接的な影響力

パートナーは、Mawariの開発チームと密に連携し、実際の運用で得られる知見に基づき、必要な機能開発やシステム統合戦略を共に設計できる。

専任チームによる手厚い導入支援

Mawariは、アーリーアクセスパートナーに対し、vTubeXRの導入に関して専任のチームによる技術・クリエイティブ支援を提供する。具体的には、アバター実装、イベント構成の設計、コンテンツ企画といった多岐にわたるサポートが含まれる。

IPに最適なカスタム収益化モデルの構築

パートナー企業は、自社のIPに合わせた最適なマネタイズモデルをMawariと共に設計できる。チケット課金、デジタルグッズ販売、VIP対応など、多様な収益化手法の中から効果的なモデルを構築していく。

新機能への優先アクセス権

プログラム参加者は、vTubeXRに今後追加される新たなツールやマネタイズ機能のテスト運用に優先的に参加できる。

業界における先進的ポジションの確立

vTubeXRのグローバル展開が進む中で、アーリーアクセスパートナーはローンチ期の公式パートナーとして対外的に紹介される。

大阪・関西万博で世界初披露

『XNAMBA MUSIC FESTIVAL -showcase-』

2025年5月27日、MawariとBrave groupは、「vTubeXR」のアーリーアクセスプログラムを開始した。第一弾として、同日17時より、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博、EXPO2025)内の<EXPOホール>で開催された『XNAMBA MUSIC FESTIVAL -showcase-』にて、「vTubeXR」を活用したバーチャル・ミート&グリートが提供された。これはMawariとBrave groupの協業による世界初の没入型VTuber体験として披露され、当日はBrave group所属のバーチャルアーティストである鈴鳴すばる、燈舞りん、松永依織が出演した。

本件に関する問い合わせ先

株式会社Mawari
広報担当
岩永・安藤
eventinfo@mawari.co.jp

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リプロネクスト、メタバースプラットフォーム「DOOR」事業を継承 – ブランド刷新で社会課題解決目指す

株式会社リプロネクスト(新潟県新潟市)は、株式会社NTTコノキュー(東京都千代田区)が提供し、2025年3月31日にサービスを終了したメタバースプラットフォーム「DOOR」の事業を、2025年5月28日付で正式に譲り受けたことを発表した。今後は、「旧DOOR」を継承したサービスの名称を含むリニューアルを予定している。

DOORは累計300万以上のユーザーに仮想空間を提供してきた実績を持つプラットフォーム。アプリケーションのインストールが不要で誰でも容易にアクセスできる“敷居の低さ”が特徴で、多くのユーザーにとって初めてのメタバース体験を後押しした。教育や観光、企業プロモーションなど、幅広い分野で活用され、自治体によるひきこもり支援や教育現場での体験学習など、全国各地で距離や制約を超える空間として社会的意義を持つサービスだった。

同社代表取締役の藤田献児氏は、「DOORが社会的意義が大きいサービスであった」とし、「サービス終了の可能性が示された際に、どうしても終わらせたくないという想いが生まれ、今回の事業譲受を決意した」とコメントしている。

今後は、サービス名称を含むリニューアルを予定し、同社が掲げるビジョン「BREAK THE WALL」のもと、新たな体制でメタバースを通じた社会貢献を推進していく。

メタバースプラットフォーム「DOOR」とは?

メタバースプラットフォーム「DOOR」は、累計300万以上のユーザーに仮想空間を提供。教育、観光、企業プロモーションといった多岐にわたる分野で活用されており、例えば自治体によるひきこもり支援、企業のPR施策、教育現場での体験学習などに利用されてきた。このサービスの大きな特長は、アプリケーションのインストールが不要で、誰でも簡単にアクセスできる“敷居の低さ”にあった。この特性が、多くの人々にとってメタバースを初めて体験する機会を後押ししたとされる。リプロネクスト自身も、これまで「DOOR」を活用してクライアントの課題解決を目的とした空間制作やイベント支援を行ってきた経験がある。

譲受の背景と意義

リプロネクストは「BREAK THE WALL」をビジョンに掲げ、AIやXR、メタバースを手段として、時間や場所の制約を超えたコミュニケーションを提供し、人と人、人と社会をつなぐ新たな仕組みを構築している。
同社は、メタバースがより身近な存在になることで、地域課題の解決、教育格差の是正、多様な働き方の実現など、社会全体にポジティブな変化をもたらすと確信しており、全国各地でDOORが果たしてきた社会的役割を実感している。
そのため、DOORのサービス終了を知った際、「終わらせたくない」という強い想いを抱き、NTTコノキューとの協議を重ねた結果、事業継承が実現した。

サービスリニューアルとリブランディング

リプロネクストは、継承した「DOOR」サービスについて、今後サービス名称を含むリニューアルを予定している。これは、より多くの人々に「メタバースが社会に役立つ存在である」と実感してもらうことを目的としており、サービスの継続と発展に尽力していく方針を示している。

また、事業譲受のタイミングに合わせて、コーポレートブランドの刷新を実施。コーポレートサイトもリニューアルされ、コーポレートカラーであるブルーを基調に、同社の主軸事業であるAI、メタバース、XRの各サービスについて、より深く理解できるよう改善された。

株式会社リプロネクスト 企業概要

◎名称
株式会社リプロネクスト
◎所在地
・新潟オフィス:新潟県新潟市西区小針が丘2-54 2F
・東京オフィス:東京都千代田区神田須田町2-3-12 010
・大阪オフィス:大阪府大阪市北区芝田2丁目8-11 共栄ビル3F
◎代表取締役
藤田 献児
◎設立日
2017年2月13日
◎事業内容
XR・メタバース・AI開発

無料メタバース展示会『メタコミVol.3』が5月24日・25日にVket Cloudで開催。XR・メタバースの最前線が集結

ネクストプラン合同会社(東京都足立区)が運営するメタバース事業「ソーシャルノバ」は、ブラウザメタバース展示会『メタコミVol.3』を、2025年5月24日(土)・25日(日)の2日間開催する。また、5月23日(金)にはプレオープンも予定されている。

本イベントは、ソーシャルノバが公認パートナーを務める商用利用可能なブラウザメタバースプラットフォーム「Vket Cloud」内の特設会場で行われ、アカウント作成や来場登録も不要。指定のURLをクリックするだけで、誰でも無料で簡単に参加することができる。

今回『メタコミVol.3』には、XR・メタバース分野における多様な企業、クリエイター、イベンターが一堂に会し、各自のプロジェクトや製品、サービスを発信する場となる。特に今回は「メタバースイベント」を主軸に据え、分野横断的な連携と新たな価値創出を図る。

『メタコミVol.3』開催概要

  • 名称:メタコミVol.3
  • 会期:2025年5月24日(土)〜25日(日)※プレオープン:5月23日(金)
  • 形式:完全オンライン(ブラウザメタバース「Vket Cloud」内)
  • 参加費:無料(来場登録不要・URLクリックで即入場)
  • 主催:ソーシャルノバ(ネクストプラン合同会社)

イベント会場マップ

「メタコミVol.3」イベント会場マップ

イベント会場

会場エントランス

「メタコミVol.3」会場エントランス

エリアポータル

「メタコミVol.3」エリアポータル

法人エリア・イベントステージ

「メタコミVol.3」法人エリア・イベントステージ

個人展示エリア

「メタコミVol.3」個人展示エリア

イベント内容と目的

本イベントは、XR・メタバース分野に携わる多様な関係者が集まる機会となり、特に「メタバースイベント」を主軸テーマに据えている点が特徴である。
イベント内容としては、テーマに関連するトークセッションイベントや、多様な出展者による法人・個人ブース展示が予定されている。これらの企画を通じて、分野横断的な連携を促進し、メタバース領域における新たな価値創出を目指している。

【DAY1】イベントページ

「メタコミVol.3」イベントステージ【DAY1】

【DAY2】イベントページ

「メタコミVol.3」イベントステージ【DAY2】

タイムスケジュール

「メタコミVol.3」タイムスケジュール

出展ブース(一例)

「メタコミVol.3」法人エリア・イベントステージ

会場内には、多岐にわたる分野からのブース出展が予定されている。

S-1 六本木メタメタRADIO

六本木メタメタRADIOは、メタバース六本木を発信基地に毎回MCの好きなように作り上げていく”テレビ朝日発のメタバースで行う生配信ラジオ風”番組。レギュラーMCは、OWV、PSYCHIC FEVERです。 

S-2 Vket Cloud/株式会社HIKKY

本イベント会場にも使用されている商用利用可能なブラウザメタバース「Vket Cloud」のブース内では活用例やワールド制作のコツをピックアップした展示が予定されている。

S-3 株式会社ROOX

VRライフを快適にするROOXxR®ブランドで様々なアイテムを提案している。

S-4 メタワークス会計事務所

テクノロジーと人の力を掛け合わせることで、場所や時間、お金の制約にとらわれず、自分らしく成長しながら働ける社会の実現を目指している。

「Vket Cloud」について

本イベントの会場として利用される「Vket Cloud」は、株式会社HIKKYが提供する商用利用可能なブラウザメタバースプラットフォームである。Vket Cloudはブラウザベースであるため、特別なアプリ不要でアクセスできる利便性を持っている。

主催「ソーシャルノバ」について

ソーシャルノバは、ネクストプラン合同会社が運営するメタバース事業で、メタバースでのイベント企画運営、コミュニティ形成支援、デジタルアイテム制作などが主な事業内容となる。「人が集まり、つながる場を創出する」ことを大切に活動しており、メタバースの可能性を広げることを目指している。

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