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「メタバース役所」で地域の魅力を効果的に発信!新サービス『魅力発信サービス』を提供開始【DNP】

大日本印刷株式会社(DNP、東京都新宿区)は、自治体の各種サービスをメタバースで利用できる「メタバース役所」において、地域の魅力を効果的に発信する『魅力発信サービス』の提供を開始した。

本サービスは、地域の特色ある資源をメタバース空間上で視覚的に表現し、その魅力を広く伝えることを目的としており、地域ならではのアセットやパーツを活用した魅力発信空間を制作し、自治体の導入コストと運用負荷を軽減しながら、地域の魅力を効果的に演出し、参加者が積極的に参加できる交流会やイベントを実施することできる。
さらに、メタバースの特長であるインタラクティブなコミュニケーションを活かした、参加者の満足度向上を図るプログラムの提供に対応することで、住民のエンゲージメント向上や域外の人々との交流の場の拡充、観光促進や地域活性化に寄与することを目指している。

また、今後は多言語対応も予定されており、地域の魅力を国内外、特にインバウンド施策として海外に発信する新たなプラットフォームとなることも期待されている。

なお、本サービスは共同利用モデル(初期費50万円~、月額62.5万円、最大同時接続数50人)と個別利用モデル(価格は都度見積もり、最大同時接続数1,000人)の2つの提供形態で提供される。

「魅力発信サービス」の主な特徴

■魅力的な演出と積極的な参加を促すプログラム

地域ならではのアセットやパーツ配置による魅力発信空間イメージ
  • 地域ならではのアセットやパーツを活用し、あたかも現地にいるかのような感覚で地域の魅力を体験できる空間を構築。
  • テーマに応じたコンテンツ提示により、地域の魅力を分かりやすく発信することが可能。
  • 交流イベントの企画立案から準備、運営、成果報告までをトータルにサポートし、参加者の満足度向上を図るインタラクティブなプログラムを提供。
  • 複数の自治体が共通のプラットフォームを利用することで、相互連携によるイベントの質向上や告知協力も可能。

■大規模イベントと多言語対応

多言語対応イメージ

地域の魅力的なコンテンツを活かした音楽イベントや地域イベント(花火大会、祭りなど)を最大同時接続数1,000人でライブ配信が可能。これにより、より多くの人々との交流の場を提供できるほか、将来的には多言語対応も予定されており、インバウンド施策として日本の魅力を海外に発信する上でも活用できる。

■イベント開催の準備期間短縮と経済的・運用負荷の軽減

イベント開催時イメージ

自治体は新たにメタバース空間を制作する必要がなく、魅力発信に必要な機能を備えた共通空間を利用できるため、短期間でのイベント開催が可能になる。イベント内容に応じてフレキシブルな参加人数(少人数から最大同時接続数:1,000人)に対応し、メタバースの各種機能を活用することで、イベントを主催する自治体職員が生活者の関心や訴求したいテーマに合ったコンテンツに容易に変更できる。

サービス概要

「魅力発信サービス」は、DNPの「メタバース役所」共同利用モデルと個別利用モデルで提供される。

■共同利用モデル

共同利用モデルでは、参加自治体に共通の空間とサービスが提供され、初期費用50万円~、月額62.5万円で最大同時接続数50人まで利用が可能。

  • 「魅力発信サービス」提供形態:参加自治体に共通の空間・サービスを提供
  • 価格:初期費用50万円~/月額62.5万円
  • 最大同時接続数:50人

■個別利用モデル

個別利用モデルでは、基本機能に加え、自治体ごとにカスタマイズされた空間とサービスが提供され、価格は都度お見積もりとなるが、最大同時接続数は1,000人となる。交流会の運営支援サービスも別途提供されている。

  • 「魅力発信サービス」提供形態:共同利用モデルの基本機能に加え、自治体ごとにカスタマイズした空間・サービスを提供
  • 価格:都度見積もり
  • 最大同時接続数:1,000人

※その他、交流会の「運営支援サービス」も提供

背景

近年、自治体におけるメタバースを活用した各種交流会の取り組みは増加傾向にあるなか、一方で、交流会に適したメタバース空間や、メタバース空間内での交流会・イベント運営ノウハウなどの不足、運営負担などにより実施に踏み切れないといった声が多く聞かれる。DNPは、このような背景を踏まえ、リアルとバーチャルの空間を融合するXR(Extended Reality)技術を活かし、XRコミュニケーション事業で培った知見をもとに、導入コストと運用負荷を軽減した本サービスを開発した。

今後の展望

本サービスの提供を通じて、自治体は交流会やイベントの企画から実施、成果報告までを効率的に行えるようになる。DNPは今後もXRコミュニケーション事業を通じて、生活者と自治体をつなぎ、自治体職員の負荷軽減と関係人口の増加に取り組むとしている。また、メタバース役所の機能を拡充し、交流会を通じて自治体に興味を持った生活者に対して、個別相談や各種申請手続きのフォローも一貫して行えるようにすることを目指している.

メタバース役所について

DNPが提供するメタバース役所は、インターネット上の仮想空間で行政サービスのDX化を支援するサービス。電子申請手続きの総合窓口、安心安全な各種相談業務(育児や教育、介護、福祉など多様な分野の相談に対応)、住民交流の場を提供し、住民はアバターを通じていつでもどこからでも利用が可能。
役所へのアクセス困難、開庁時間外、心理的負担といった住民の悩みを解決し、自治体職員の業務負荷軽減にも貢献する。「誰一人取り残さない」デジタル社会の実現を目指している。

関連リンク

大日本印刷株式会社
> 公式サイト

世界最大級VRイベント『バーチャルマーケット2025 Summer』一般出展募集開始。鍵をテーマに全14ワールドを展開

株式会社HIKKY(東京都渋谷区)は、2025年7月12日(土)から27日(日)まで開催予定の、ギネス世界記録™を4つ取得した世界最大級VRイベント『バーチャルマーケット2025 Summer』について、一般出展募集を2025年4月7日(月)より開始した。

『バーチャルマーケット2025 Summer』は「鍵 ~Key of Discovery~」をテーマに、新たな未来や可能性との出会いを表現しており、今回、一般出展者向けには、全14ワールドが用意され、「スペース出展」「アイテム出展」「アバター出展」の3形式で参加が可能となっている。

また、バーチャルマーケットの公式サイトがリニューアルされ、プロフィールやサークル情報の一元管理、イベント履歴の一括管理、公式サイトへの全Vket情報集約など、イベントごとの再入力の手間を省き、最新情報を公式サイトでまとめて確認することが可能となった。

「バーチャルマーケット2025 Summer」について

バーチャルマーケット(通称:Vket)は、メタバース上にある会場で、3Dアイテムやリアル商品の取引が可能な、世界最大規模のVR(バーチャルリアリティ)イベント。商品売買、乗り物体験、接客サービス、音楽ライブへの参加など、バーチャルならではの多彩なコンテンツが用意されている。
また、「バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数」など、4つのギネス世界記録を達成しており、2018年の初開催以来、世界中から延べ120万人以上が来場。企業にとっては、自社サービスの新しいPRやコマースの場として、クリエイターには自身のクリエイティブを自由に発揮できる場として注目されている。
通算14回目となる「バーチャルマーケット2025 Summer」は、2025年7月12日(土)から27日(日)【計16日間】まで開催が予定されており、同イベントから派生したリアルイベント「VketReal 2025 Summer」も、東京・秋葉原にあるベルサール秋葉原にて同時開催する。

一般出展の詳細と新たな試み

「バーチャルマーケット2025 Summer」では、一般出展者向けに『PCワールド』6コンセプト12ワールドと、『クロスプラットフォームワールド』1コンセプト2ワールドの全14ワールドを展開。出展形式は「スペース出展」「アイテム出展」「アバター出展」の3種類が設けられている。
特に注目されるのは、クロスプラットフォーム会場における新たな「アバター出展」プランで、これまで、Quest単体ユーザーはクロスプラットフォーム会場で3Dモデルを入手しても、PCとUnityが必須であったため、アイテムの活用に課題があったが、今回の取り組みではアバターの着用機能(ペデスタル)を積極的に活用することで、Questデバイス単体のみを所有するユーザーでも、お気に入りのアバター入手を可能にしている。
ただし、外部サイトで購入したアバターモデルデータをVRChatプラットフォームへアップロードするには、PC及びUnityの利用が必要となる。

多様なコンセプトのワールドが登場

一般出展ワールドとして、新規ワールド【異常物体研究所 – Incident A】、【Vketフォーミュラ.3879】、【架空植物園エクソプラント】が登場。

■新規ワールド

異常物体研究所 – Incident A

異常物体研究所 - Incident A

未解明の「異常物体」を隔離・収容・研究する機関という設定でありながら営利団体であるというユニークなコンセプトを持つワールド。

【Vketフォーミュラ.3879】

Vketフォーミュラ.3879

時は3879年。超未来型レースグランプリを舞台に、乗り物モデルに入り込んでゲーム体験ができるワールド。

【架空植物園エクソプラント】

架空植物園エクソプラント

人々の想像力から生まれた架空植物が展示されているワールド。

■復刻ワールド

復刻ワールドとしては、【The Alter Vista】、【Sweet×2 Tea Party Rebake】、【森聖街 ヤポプエト】が再び登場。

【The Alter Vista】

The Alter Vista

理想のアバターと出会えるファッションモール。

【Sweet×2 Tea Party Rebake】

Sweet×2 Tea Party Rebake

甘いもの好きには堪らない甘美な空間。

【森聖街 ヤポプエト】

森聖街 ヤポプエト

ヤポプエト“森聖街”と呼ばれる地。古い地蔵や壁画があり、不思議な体験ができる歴史ある街。

■一般クロスプラットフォーム会場

【ピクセリカ】

ピクセリカ

ゲームワールドやアバター・アクセサリーの出展が行われる。

一般出展者募集要項

一般出展の募集期間は、4月7日(月)から4月21日(月)23:59まで。出展形式ごとの募集数と出展費は以下の通り。
抽選結果は1次抽選が4月28日(月)、2次抽選が5月12日(月)に発表予定で、1アカウントにつき1回までの申し込みが可能となる。
なお、今回の一般出展募集は一般のクリエイター向けであり、企業出展に関しては別途要項・締切が存在するため注意が必要だ。

■出展スペース・料金

  • 一般PCワールド スペース出展
    募集数:480スペース
    出展費:3,300円(税込)
  • 一般PCワールド アイテム出展
    募集数:192スペース
    出展費:1,100円(税込)
  • 一般クロスプラットフォームワールド アバター出展
    募集数:40スペース
    出展費:3,300円(税込)

※クロスプラットフォームワールド:
VRChatにスタンドアローン対応しているVRヘッドセット・Android端末でも楽しめるVRChatワールド。

■募集期間

4月7日(月)~4月21日(月)23:59迄

■抽選結果発表

  • 1次抽選:4月28日(月)
  • 2次抽選:5月12日(月)予定

※参加申し込みにはログインが必要

関連リンク

株式会社HIKKY
> 公式サイト

「メタバースヘルスサーベイ2025」ユーザーアンケートを受付開始。メタバース利用者の健康実態を徹底調査!

メタバース利用者の健康実態を大調査する「メタバースヘルスサーベイ2025」において、アンケートに協力可能なメタバースユーザーの募集を開始した。

本研究では、三重大学大学院医学系研究科の百崎良教授が研究責任者を務め、メタバース人口の増加に伴い懸念される、長時間のオンライン活動による健康リスクの実態を科学的に解明し、健康的なメタバース活用に向けた指針の提案を目指す。

なお、今回の募集は、直近1か月以内にメタバースサービスを1回以上使用した16歳以上のユーザーが対象。Google Formよりアンケートに回答する形となっており、抽選でAmazonギフト券がプレゼントされる。

研究の背景と目的

近年、全世界で数千万人が日常的にメタバースにログインし、コミュニティを形成するとともに、長時間のオンライン活動が運動不足や筋力低下、心肺機能の低下につながる可能性が指摘され、メタバースが社会参加やメンタルヘルスに与えるポジティブな影響も期待されている。こうした健康面への影響について、科学的な実態を明らかにする必要性から本研究が開始された。
「メタバースヘルスサーベイ2025」は、メタバース利用者における健康リスクと利点を科学的に明らかにし、その知見に基づき、健康的なメタバース活用のための指針を提案することを目的としており、研究成果は学会発表や論文として公開が予定されている。

研究概要

本研究では、メタバースユーザーを対象に健康状態や生活習慣に関するアンケートを実施し、データを収集・分析する。特に以下のポイントに着目して調査が進められる。

  • メタバース利用時間と身体的健康(運動習慣・体力・筋力など)
  • メタバースがメンタルヘルスに与える影響
  • メタバース内での社会活動と健康との関連性
  • 健康リスクの有無とその要因

■研究対象者

研究対象者は、直近1か月以内に下記メタバースサービスなどを1回以上使用したことのある16歳以上のユーザー。使用デバイスはPC・スマートフォン・VRゴーグルのいずれでも構わない。

  • VRChat
  • cluster
  • Neos VR
  • Resonite
  • Spatial
  • My Vket
  • DOOR
  • Rec Room
  • Roblox

協力者募集

現在、本研究に協力可能なメタバースユーザーを募集中。協力希望者は、下記のGoogle Formよりアンケート(回答時間:4~5分程度)にご回答ください。
なお、アンケートは匿名で行われ、メールアドレスが共有されることはなく、アンケート内容に、背景情報(年齢、性別等)、メタバース利用情報、全般的健康状態、身体活動・身体機能情報、食事・栄養状態、心理・睡眠状態に関する質問が含まれるが、個人を特定できる質問はなし。

抽選でAmazonギフト券がプレゼント

アンケート協力者に、抽選でAmazonギフト券がプレゼントされるキャンペーンを実施。

  • Amazonギフト券 5000円分:1名
  • Amazonギフト券 1000円分:5名

「メタバースヘルスサーベイ2025」研究体制

本研究の研究責任者を、三重大学大学院医学系研究科 リハビリテーション医学分野の百崎良教授が務め、研究主体は三重大学医学部となる。
また、株式会社V、Cluster Metaverse Lab、任意団体メタバース医療協創ラボ(代表:星野うぇあ)が研究サポート団体としてサポートする。

◎公式ハッシュタグ:
#メタバースヘルスサーベイ

本研究に関する問い合わせ先

三重大学医学部附属病院 リハビリテーション科 百崎良 教授
電話:059-231-5031
メール:momosaki@med.mie-u.ac.jp

大阪大学×NTTコノキュー、大阪・関西万博でAR技術を活用した「メタバース外科手術」を展示。患者負担を軽減、精度は極限へ

大阪大学整形外科と株式会社NTTコノキュー(東京都千代田区)は、AR(拡張現実)技術を活用し、高精度かつ患者負担の少ない整形外科手術の実現に向けた共同研究の成果を、2025年4月13日(日)より開催される『大阪・関西万博』にて初公開する。

本共同研究では、変形矯正骨切り術の簡便化により、従来の課題であった医師の技術依存度や手術精度の位置・角度誤差に加え、物理的な手術ガイドの製造に時間を要し、医師あたりの手術回数が従来手法に比べて少なくなるという課題を、AR技術によって克服することを目指している。将来的には、上肢手術に留まらず全身の整形外科手術への応用が期待されている。

今回、大阪・関西万博のNTTパビリオンの関係者向け展示エリアで、「メタバース外科手術」と題して、本取り組みを初めて一般公開。ブース内では、NTTコノキューのXRグラス「MiRZA®(ミルザ)」を用いたコンセプト体験や、取り組み内容の紹介などが予定されている。

大阪・関西万博での展示内容

2025年4月13日(日)から10月13日(月)まで、大阪・夢洲で開催される大阪・関西万博のNTTパビリオンの関係者向け展示エリアにて、「メタバース外科手術」と題して本取り組みが初公開。来場者は、NTTコノキューのXRグラス「MiRZA®(ミルザ)」を用いたコンセプト体験を通じて、AR技術が手術にもたらす可能性を垣間見ることができる。

■XRグラス「MiRZA®(ミルザ)」について

2024年秋に発売された、企画から設計・開発、製造まで全てを国内で行う”JAPAN MADE”のNTTコノキューデバイス製XRグラス。軽量かつ高画質を実現し、ビジネスユースおよび一般消費者向けの両方をカバーしているのが特徴。

取り組み内容

■背景と課題

従来の変形矯正骨切り術は、関節の向きや荷重バランスを修正するために骨の一部を切る手術で、以下の2つの課題が存在していた。

  • 医師の技術力への依存:
    レントゲンと術野の目視確認が必要であり、医師の熟練した技術に大きく左右される点。
  • 手術精度の限界:
    シミュレーションで決定した切断箇所と実際の切断箇所との位置誤差が10mm以下、切断道具の入射角の角度誤差が10°以下に留まる点。

大阪大学は、これらの課題を解決するため、上肢骨折後変形治癒において、事前のCT画像データに基づいた手術ガイド(専用器具)の設計・製造により、医師のスキルに依存せず1mm1°以下の高精度な骨切りを実現する新手法を構築していた。しかし、この手法では手術ガイドの製造に約2ヶ月の期間を要し、医師あたりの手術回数が減少するという新たな課題が生じていた。

背景(引用: http://www.osaka-orthopaedics.jp/959/970/8070.html)
引用: http://www.osaka-orthopaedics.jp/959/970/8070.html

■解決手法:XR技術の活用

物理的な手術ガイドの準備期間と手術回数の制約を克服するため、事前の設計データをXR技術で代替するアイデアが生まれ、医療向けXR活用に取り組む株式会社NTTコノキューが共同研究に参画。
NTTコノキューの提案により、事前設計データを用いてXRグラスに骨切り断面をAR表示することで、実際の手術ガイドがなくても高精度な骨切りが可能になった。
この高精度なAR表示を実現するためには、術野の高精度なトラッキングが不可欠であり、共同研究ではXRグラスとマーカーを用いたトラッキング手法が構築された。
上肢骨折後変形治癒における手術ガイドのXR技術による代替の試みは、世界初(大阪大学調べ)であるとされている。

解決手法

■現在の取り組みと今後の展望

現在、共同研究の成果を踏まえ、臨床現場での実用化を目指して研究開発が進められており、1mm1°に近い精度の実現と、実際の手術中での利用を前提としたシステム構築を目指し、臨床試験に向けた精度実験が行われている。
将来的には、現在の上肢手術への適用に限定せず、全身の手術への応用、さらには骨折や人工関節手術を含む整形外科手術全般での活用を目指している。

現在の取り組み

関連リンク

株式会社NTTコノキュー
公式サイト

ARグラスで見て、試せる!「試せるARカタログ」を提供開始。第一弾としてXRグラス『MiRZA®』に対応【palan】

株式会社palan(東京都渋谷区)は、大型機械や医療機器など、物理的に持ち運びが困難な製品の紹介における課題を背景に、ARグラスを通して簡単に製品体験ができる新しいサービス「試せるARカタログ」(商標登録出願中:商願2025-032730)の提供を、2025年4月1日より開始した。

本サービスは、ARグラスを装着しながらカタログのQRコードを見るだけで、製品の3DモデルがAR空間に表示され、サイズ感や詳細な機能を確認できるため、車や医療機器、精密機器、大型家電など、持ち運びが困難な製品でも実物に近い形で製品体験が可能で、購買意欲の向上や営業コストの削減を実現する。

また、WebARにも対応しているため、ARグラス以外にも、スマートフォンやPCからも利用が可能で、同社のノーコードWebAR作成ツール「palanAR」を活用することで、迅速(最短1分)かつ容易にコンテンツ作成や管理が行える点も強みとなっている。

なお、第一弾としてNTTコノキューデバイス製のXRグラス「MiRZA®(ミルザ)」に対応を開始しており、今後は他のARグラス・XRデバイスへも順次対応を予定している。

「試せるARカタログ 」の主な特徴

■QRコードを見るだけの簡単操作

従来のARカタログのような複雑な操作は不要で、ARグラスをかけ、QRコードに視線を向けるだけで製品コンテンツが表示され、シームレスな購買体験を実現。商品の3D切り替えもQRコードを見るだけで簡単に行える。

AIやアバターによるコスト削減

ARコンテンツ上には、最適化されたAI搭載型バーチャルアシスタントを実装可能。製品解説は音声ガイダンスにより提供され、質問には音声認識またはテキスト解析で応答する。AI技術により多言語対応も容易になり、担当者のスキルに依存しない均質な情報提供と研修・教育コストの大幅な削減に貢献する。

palanARによる迅速な作成・体験・分析

ノーコードのWebAR作成サービス「palanAR(パラナル)」を活用することで、最短1分でARコンテンツを作成し表示することが可能。専門知識がなくても編集でき、3Dモデルの入れ替えや説明の修正などを自社で行える。さらに、閲覧数などの利用状況分析も容易に行える。

活用事例

■自動車業界(車の魅力を伝えるインタラクティブカタログ)

パンフレットのQRコードから車の3Dモデルとスペックを表示し、カラーバリエーションや車種をその場で切り替えることで、顧客の購買意欲を高める。

活用事例:車の魅力を伝えるインタラクティブカタログ1
活用事例:車の魅力を伝えるインタラクティブカタログ2

■医療機器業界(医療機器営業用パンフレット)

持ち運びが難しい医療機器をデジタルで提案し、アニメーションを含む3Dマニュアルとしても活用できる。

活用事例:医療機器営業用パンフレット1
活用事例:医療機器営業用パンフレット2

■観光・文化施設(音声AI✕ARガイド)

展示パネルやパンフレットのQRコードからAIガイド(AI搭載型バーチャルアシスタント)が出現し、多言語での説明や質問対応を行い、人員不足の解消に貢献する。

活用事例:音声AI✕ARガイド1
活用事例:音声AI✕ARガイド2

■ARショールーム

ショールーム内のQRコードを通じて、ARグラスを装着したまま様々な製品のシミュレーションが可能になり、運搬・管理コストを抑えつつ、高い顧客満足度を提供する。

活用事例:ARショールーム1
活用事例:ARショールーム2

NTTコノキューデバイス「MiRZA®」へ対応

「試せるARカタログ 」は、第一弾としてNTTコノキューの子会社であるNTTコノキューデバイス製のXRグラス「MiRZA®」に対応を開始。
palanが研究・開発パートナーであるNTTコノキューとの連携により、「palanAR」アプリ版を「MiRZA®」操作用の専用スマートフォンにダウンロードするだけで、palanARで作成した製品ARを「MiRZA®」で体験可能。
今後は、他のARグラス・XRデバイスへの順次対応を予定している。

「palanAR(パラナル)」について

「palanAR」は、誰でも簡単にWebARを作成できるオンラインツールで、AR名刺や商品プロモーションなど様々な用途で利用されている。プログラミング知識がなくても直感的な操作でARを作成でき、無料プランから商用利用可能なプランを用意。2019年のサービス開始以来、イベントや教育、プロモーションなど40,000件以上のARが作成されている。

「試せるARカタログ 」に関する問い合わせ

問い合わせは下記フォームまたは電話にて受付。

お急ぎの方:03-6555-4841まで。
受付時間(平日10:00 – 19:00)

関連リンク

株式会社palan
公式サイト

鴻池組、国登録有形文化財「鴻池組旧本店」をメタバース上に再現。一般公開を開始

株式会社鴻池組(大阪市中央区)は、メタバース技術を活用し、国登録有形文化財である鴻池組旧本店の外観と洋館2階応接室の一部、および本社技術研究所大阪テクノセンター内の企業ミュージアム「ヒストリーラボ」の歴史展示コーナーをデジタル空間に再現。この度、iOS版とAndroid版の専用アプリを通じて一般公開を開始した。

本取り組みにより、利用者はアバターを通じてインタラクティブな体験が可能となっており、文化財のデジタルアーカイブ化と鴻池組の歴史や技術を広く一般に体験してもらうことを目的としている。将来的には、和館の公開やヘッドマウントディスプレイへの対応も計画されている。

【建設業界のメタバースへの取り組み】関連記事

> 西松建設が「西松建設DXビジョンメタバース」を公開(2023年4月記事)

メタバース空間で体験できる主な内容

メタバース空間内では、利用者はアバターを使用し、インタラクティブな体験が可能となっている。

■ 鴻池組旧本店(国登録有形文化財)

鴻池組旧本店(国登録有形文化財)

国登録有形文化財である鴻池組旧本店の洋館2階応接室をメタバース上に再現。

■鴻池組企業ミュージアム「ヒストリーラボ」

本社技術研究所大阪テクノセンター内 鴻池組企業ミュージアム「ヒストリーラボ」

本社技術研究所大阪テクノセンター内にある鴻池組企業ミュージアム「ヒストリーラボ」では、旧本店の洋館の外観や応接室の一部を現代技術で再現したエリアと歴史展示エリアを体験できる。

■ナビゲーター(案内人)「こうちゃん」

鴻池組メタバースのナビゲーター(案内人)「こうちゃん」

社員が原案を作成し、鴻池組のESG経営に関する様々な活動に登場するキャラクター「こうちゃん」が、鴻池組メタバースのナビゲーター(案内人)を務める。

アプリ概要

一般公開された専用アプリは、以下のリンクからダウンロードが可能。

■iOS版

■Android版

本プロジェクトの社会的意義

  • 新しいコミュニケーションの場の提供:
    物理的な距離を超えて人々が集まれる仮想空間
  • 教育の革新:
    インタラクティブで魅力的な学びの機会を提供
  • 文化の保存と普及:
    文化や歴史的な遺産をデジタル化し、広く共有
  • イノベーションの促進:
    技術革新や新しいアイデアの実験場

今後の展望

鴻池組は今後、メタバース空間を利用した社内教育による従業員エンゲージメントの向上を図るとともに、日常的な打ち合わせの場として活用することで働き方改革に貢献することを期待しており、将来的な取り組みとして、以下の計画が進められている。

  • 鴻池組旧本店の和館をメタバース上に公開(2025年度中を目標)
  • BIM/CIMデータと連携した社内打ち合わせの実施
  • ヘッドマウントディスプレイによるリアル体験などのコンテンツ開発

関連リンク

株式会社鴻池組
公式サイト

多様性を解き放つ!クリエイター達のライブパフォーマンス&セッション「Metaverse Japan Summit @2025EXPO」が開催

一般社団法人Metaverse Japan(MVJ)は、EXPO2025大阪・関西万博にて開催される「メタバース・XR・AIアワード」のプログラム中にて、多様性をテーマにクリエイターによるライブパフォーマンスやセッションを実施する「Metaverse Japan Summit @2025EXPO」を、2025年5月27日にEXPO2025大阪・関西万博EXPOホールで開催する。

本イベントでは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のクリエイターによる視線入力DJやXRアート制作の実演、先端技術とウェルビーイングに関するトークセッションなどが予定されているほか、FortniteとRobloxを活用した社会的な取り組みを表彰する「Metaverse Creative Awards」の開催も予定されている。

「Metaverse Japan Summit @2025EXPO」概要

◎名称:
Metaverse Japan Summit@2025EXPO

◎主催:
一般社団法人Metaverse Japan

◎日時:
2025年5月27日(火)13:00~15:00(開場12:00〜)※予定

◎会場:
EXPO2025大阪・関西万博<EXPOホール>

プログラム内容

「Metaverse Japan SUMMIT@2025EXPO」

■ライブパフォーマンス

「空間コンピューティングアート × WITH ALS COMMUNICATION CREATION」

筋萎縮性側索硬化症(ALS)のクリエイターによる視線入力DJ×リアルタイムXRアート制作実演

◎登壇:
・せきぐちあいみ氏(XRアーティスト/2021年ForbesJAPAN100 )
・武藤将胤氏(ALSクリエイター/「第77回広告電通賞」等受賞、東京パラリンピック開会式、CANNES LIONS等国際イベントへの出演実績多数)

■トークセッション

「すべての命の輝きを解き放つ先端技術とウェルビーイング」

◎登壇:
・せきぐちあいみ氏(XRアーティスト/2021年ForbesJAPAN100 )
・武藤将胤氏(ALSクリエイター/「第77回広告電通賞」等受賞、東京パラリンピック開会式、CANNES LIONS等国際イベントへの出演実績多数)
・長田新子氏(一般社団法人Metaverse Japan 代表理事/一般社団法人渋谷未来デザイン 理事・事務局長)
・馬渕邦美氏(一般社団法人Metaverse Japan代表理事/Xinobi AI株式会社 Co-CEO)

「Metaverse Creative Awards」

世界で人気のオンラインゲーム「Fortnite(フォートナイト)」と「Roblox(ロブロックス)」を活用した社会的取り組みを表彰することを目的として開催。また、特別審査員による講評も行われ、メタバースの社会実装における最新事例の紹介も予定。

<表彰部門>

◎Fortnite部門:
教育・防災分野での活用事例を表彰。

◎Roblox部門:
10~16歳の若者による人気のプラットフォームを活用した地域魅力発信や観光DXの取り組みを表彰。

「メタバース・XR・AIアワード」概要

株式会社Meta Osaka(大阪府大阪市)と株式会社Meta Heroes(大阪府大阪市)が共催で、2025年5月27日(火)にEXPO2025大阪・関西万博のEXPOホールで開催する、テクノロジーによる新たな可能性を発信するイベント。地方都市が抱える高齢化や人口減少といった社会課題に対し、メタバースやAIなどの最新技術が新たな解決策となる可能性に着目し、これらの技術を活用して誰もが活躍できる社会を目指すとしている。
イベントでは、ALSのクリエイターである武藤将胤氏が視線入力技術を駆使したDJパフォーマンスを披露するほか、「Metaverse Creative Awards」として、オンラインゲーム「Fortnite」と「Roblox」を活用した教育・防災や地域魅力発信などの社会的取り組みを表彰する。ほかにも「AIアワード」や近年人気のVtuberによるライブ「Vtuberフェス」なども予定されている。

◎名称:
メタバース・XR・AIアワード

◎日時:
2025年5月27日(火)13:00〜19:30

◎会場:
EXPO2025大阪・関西万博<EXPOホール>

◎主催:
株式会社Meta Osaka ・株式会社Meta Heroes

◎企画・運営:
株式会社Mawari ・一般社団法人Metaverse Japan ・株式会社モンドリアン

◎後援:
和歌山県・柏原市・柏原市教育委員会・公益社団法人2025年日本国際博覧会協会・大阪商工会議所・高石商工会議所

◎来場者数:
1800名(予定)

関連リンク

一般社団法人Metaverse Japan
公式サイト

大幅進化!SteamVR対応高精度モーキャプグローブ「Reality XR Game Glove」が発売記念価格68,200円(税込)で登場

3月27日付、ニュージーランド発のモーションキャプチャー用グローブ「StretchSense」は、SteamVRに対応した、新型モーションキャプチャーグローブ「Reality XR Game Glove」を海外向けに発表。日本でも本日より予約販売を開始した。

「Reality XR Game Glove」は、従来モデルの「Studio Glove」からセンサー数が倍増し、価格は約3割抑えられており、32本のセンサーによる高精度なトラッキングに加え、ハンドジェスチャーによる直感的な操作やハプティックフィードバック機能、そしてトラッカー装着用マウントなどが特徴となっており、新モデルではIMUも搭載されている。

日本における販売価格は68,200円(税込。希望小売価格)で、本日よりStretchSense公式サイトでの予約販売を開始。出荷予定は2025年5月とのこと。

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「Reality XR Game Glove」の主な特徴


■基本機能:Windows PC 対応モーションキャプチャーグローブ

Windowsパソコンで動作するモーションキャプチャーグローブ。

StretchSense Reality XR Game Glove

■高精度なフィンガートラッキング

  • 32本の伸縮センサーを搭載し、手指の細かな動きを高精度にキャプチャーする。
  • 手がHMDや外部のカメラから見えない位置にあっても、VRやAR空間に手の動きを精確に反映させることが可能。
  • 指の開きを高精度でトラッキング

■コントローラーレスの直感的な操作

  • 従来SteamVR対応コントローラーのボタン(A・B・X・Y)、トリガー、アナログスティックの入力に対し、ハンドジェスチャーを個別に割り当てることが可能。この機能により、コントローラーを持たずにVR空間で移動したり、メニューを出したりといった操作を実現。
  • 任意のジェスチャーをValve Indexの任意のボタンにマッピング可能。
  • 親指または手首の動きで操作の選択が可能。

■触覚(ハプティック)フィードバック

操作確認のための触覚フィードバック機能を搭載しており、ゲーム内のインタラクションにおける感触をユーザーに伝える。

■IMU(慣性計測ユニット)搭載

グローブのモジュール部分には手の向きを取得するためのIMUを搭載。

■外部トラッカーへの対応

Reality XR Game GloveにVIVEトラッカー3.0を取り付けた様子1
  • 専用マウント(1/4インチネジ)により、Tundra TrackerやVIVEトラッカー3.0などの外部トラッカーを手の甲に取り付けることが可能。
  • 旧モデルの「Studio Glove」と同様に、トラッカー装着用マウント(1/4インチネジ)が付属。
Reality XR Game GloveにVIVEトラッカー3.0を取り付けた様子2

■SteamVR 対応とエミュレーション

SteamVRライブラリにあるValve Index対応ゲームにおいてエミュレーションが可能。

■快適性とメンテナンス性

耐久性のあるニット生地を採用しており、洗濯機で洗うことが可能。

■ワイヤレス接続

  • PCとの無線通信はBluetoothで行われ、ドングルは不要。
  • 無線接続範囲は最大5m。

■バッテリー持続時間

  • 触覚フィードバックなしの場合、バッテリーは20時間機能。
  • 連続稼働時間はスタンバイ時で12時間以上。

■その他の特徴

  • 従来の物理的なコントローラーなどの遮蔽物に邪魔されることなく、ダンスや遊び、小道具の使用などがより自由に行える。
  • 磁気干渉もしない。

旧モデル「Studio Glove」からの進化

  • センサー数:16本から32本へ増加(2倍)。
  • ハプティックフィードバック:なしからありへ追加。
  • IMU:なしからありへ搭載。
  • サイズ展開:3サイズ(S/M/L)から4サイズ(XS/S/M/L)へ拡大。
  • PCとの接続方法:専用ドングルによる無線通信(2.4Ghz帯)からPCとの無線通信(Bluetooth、ドングルなし)へ変更。
  • 無線接続距離:最大15mから最大5mへ変更。
  • 素材:軽量伸縮素材からニット生地へ変更。
  • 専用アプリ:ユーザー登録が必要な「Hand Engine Lite」から、ユーザー登録不要の新アプリへ変更予定。
  • 価格:旧モデル96,800円(税込)に対し、Reality XR Game Gloveは発売記念価格68,200円(税込)、通常価格77,000円(税込)と約3割安価に。

■新旧モデルの比較表

機能Studio Glove(旧モデル)Reality XR Game Glove
グローブの形状指先露出型指先露出型
伸縮センサーの数1632
ハプティック(振動)
フィードバック
なしあり
手の向きを取得するIMUなしあり
トラッカー装着用マウント
(1/4インチネジ)
付属あり付属あり
素材軽量伸縮素材ニット生地
サイズ展開3 (S/M/L)4 (XS/S/M/L)
パソコンとの接続方法専用ドングルとの無線通信
(2.4Ghz帯)
PCとの無線通信
(Bluetooth、ドングルなし)
無線接続距離最大15m最大5m
連続稼働時間
※スタンバイ時
12時間以上12時間以上
お手入れ方法洗濯機OK洗濯機OK
専用アプリHand Engine Lite(要ユーザー登録)新アプリを配信予定
(ユーザー登録不要)
価格96,800円(税込)発売記念価格
68,200円(税込)
※通常価格 77,000円(税込)
保証期間1年間1年間

価格&販売サイト

2025年3月27日より公式サイトにて予約販売を開始。製品の出荷は2025年5月を予定。製品保証は1年間。

■販売代理店IntoFree公式ストア

国内に在庫が入り次第、日本の販売代理店であるIntoFreeの公式ストアやアマゾンでも販売開始予定とのこと。

デモ展示について

今後、VR関連のイベントで随時デモが行われる予定。場所や日程は「StretchSense日本語Xアカウント(@StretchSense_JP)」で告知する。

関連リンク

StretchSense(日本)
> 公式サイト

株式会社IntoFree
> 公式サイト

curiosity、最先端XRコンテンツを一堂に集めた無料体験型イベント「curiosity XR LAB」を4月9日より新宿NEUUにて開催

curiosity(キュリオシティ)株式会社(東京都千代田区)は、世界最先端のXR技術を体験できる常設施設「NEUU」にて、同社が開発した様々なXRコンテンツを体験できる無料イベント「curiosity XR LAB」を2025年4月9日(水)〜 4月13日(日)まで開催する。

本イベントでは、XRアトラクション『ロイと魔法の森』や新作の全身運動型アトラクション『Sweets Rush』に加え、ARアプリ「AVATAVI」を活用した複数のARゲームも提供されるほか、3Dスキャナーを使って自分の3Dアバターを作成できるコーナーなども用意されており、最先端のXRエンターテインメントを幅広く体験できる5日間となっている。

「curiosity XR LAB」概要

◎展示会名:
curiosity XR LAB

◎会期:
2025年4月9日(水)〜 4月13日(日)

◎時間:
11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
※イベント開催時は開場時間が変更される可能性あり。

◎会場:
NEUU(ニュー)

◎入場料:
無料

◎主催:
curiosity株式会社

※一部ヘッドセットを使用するコンテンツにデバイスの年齢制限あり。

注目の開催予定コンテンツ

下記以外にも追加コーナーやオープニングイベント、スペシャルゲストなども予定されている。
※詳細は後日発表予定。

■XRアトラクション『ロイと魔法の森』

ロイと魔法の森

デバイスを装着することで、現実空間がファンタジー世界の冒険舞台へと変わる物語体験型アトラクション。謎解きやモンスターとの戦闘が楽しめる。

■全身で遊ぶ新作『Sweets Rush』

Sweets Rush

お菓子の国で飛び交うスイーツを全身でキャッチする、子供から大人までカジュアルに楽しめる今回初お披露目のアトラクション。

■ARアプリ「AVATAVI」を活用した2種のARゲーム

◎The Wonder Lamp

不思議なランプが映し出す夜の世界を舞台に、“裏側の世界”を探検するARゲーム。

「AVATAVI」で作成した3Dアバターを使って参加ができるコンテンツ

◎Circus Toyland

フィールドに配置されたクリスタルを集めながらゴールを目指す、リアルとバーチャルが交差するアクションゲーム。

Circus Toyland

■自分の3Dアバター作成コーナー

POP TOY PARTY

会場に設置された3Dスキャナーで作成したアバターは、ARアプリ「AVATAVI」で持ち帰ることができ、写真や動画撮影に利用できるほか、会場内の他のコンテンツにも自身のアバターで参加できる。

作成した3Dアバターで参加できるコンテンツ>

◎POP TOY PARTY

自分のアバターがバーチャル世界のダンスパーティーに参加する様子を視聴できるコンテンツ。

◎[AVATAVI] ARゲーム(スマホ版)

『The Wonder Lamp』と『Circus Toy Land』のスマホ版で、作成したマイアバターを使用してプレイできる。

◎[AVATAVI] ポケット探偵

新作ARコンテンツ『ポケット探偵』のお試し版が配布予定で、マイアバターでのプレイが可能。

「AVATAVI」で作成した3Dアバターを使って参加ができるコンテンツ

会場「NEUU(ニュー)」について

世界最先端のXR技術を体験できる常設施設。XR作品を楽しめる「体験スペース」、最新デバイスをレンタルして作業ができる「ワークスペース」、新製品やサービスを展示する「ショールーム」の3つのゾーンで構成されている。

関連リンク

curiosity株式会社
> 公式サイト

日本一の大観覧車『オオサカホイール』でXRアトラクション「XR観覧車 光のクジラと空の遊園地」を4月1日より開催

大阪府吹田市千里万博公園「EXPOCITY」内にある、日本一の高さ(高さ123m)を誇る大観覧車「OSAKA WHEEL(オオサカホイール)」にて、2025年4月1日~2026年3月31日までの期間限定で、現実とCGが融合する新感覚エンターテインメント「XR観覧車 光のクジラと空の遊園地」が開催される。

オオサカホイールは、全てのゴンドラが床面シースルーとなっており、空中に浮かんでいる雰囲気を味わいながら、抜群の眺望を楽しむことができる最先端の観覧車で、今回、XR(Extended Reality)技術を活用した「XR観覧車」の採用により、現実の風景とCG映像を融合させた新たな体験を提供する。

利用者は、ゴンドラに搭乗する際にMRヘッドセット「Meta Quest 3」を装着することで、浮遊する光のクジラや空に浮かぶ幻想的な都市、歴史と未来が交錯する特別ストーリーなどが展開され、大阪の景色と幻想的なデジタルアートが織りなす特別な空の旅を体験できる。

「XR観覧車~光のクジラと空の遊園地~」概要

2025年4月1日(火)~2026年3月31日までXRアトラクション「XR観覧車 光のクジラと空の遊園地」を開催

それは、魔法が宿る観覧車。乗り込めば、現実は夢へと変わる。ゴンドラに舞い込む虹色の魚達、水面から現れ、天へ昇る巨大なクジラ。そして、すべての風景が幻想の物語へと変わる——。未知の空へ、一緒に旅をしませんか。

XRアトラクション「XR観覧車 光のクジラと空の遊園地」

◎体験料金:
1,500円(税込)/1名

◎体験人数:
最大2名

◎特別仕様ゴンドラ台数:
2台

◎体験時間:
OSAKA WHEEL(オオサカホイール)営業時間と同様
平日11:00~20:00(19:40最終受付)
土日祝11:00~21:00(20:40最終受付)
※春休み、ゴールデンウィーク、夏休みなど長期休暇中は営業時間に変動あり。来場前に公式HPにて最新の情報を要確認。

◎利用制限(利用不可):
・小学生3年生未満(0~7歳)
・酒気帯びの方

運営:
EXPO観覧車合同会社あ

◎XRアトラクション開発
株式会社ハシラス

「OSAKA WHEEL(オオサカホイール)」とは?

オオサカホイールのゴンドラ風景

「EXPOCITY」全体のランドマークとして誕生した、高さ123mの日本一を誇る大観覧車。全てのゴンドラが床面シースルーで、空中に浮かんでいるような体験をしながら抜群の眺望を楽しむことができるのが特徴。
また、『観覧車2.0~さあ創ろう、新しい観覧車エンターテイメント~』をテーマに掲げ、従来の観覧車の枠にとらわれない新しい体験の創造を追求しており、「地獄のゾンビ観覧車~暗黒~」や「カラオケ観覧車(DAM搭載)」、「恐竜クイズ観覧車」、「ドラマチック謎解き観覧車」、「VIPゴンドラ」、冬季限定の「こたつ観覧車」など、様々な企画を実施している。

■施設概要

◎名称:
OSAKA WHEEL (オオサカホイール) 

◎住所:
大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内 オオサカホイール

◎全高:
123m(日本一の大観覧車) 

◎ゴンドラ台数:
72基(うち、「VIPゴンドラ」2基)

◎定員:
6名(1基あたり)
※「VIPゴンドラ」は定員4名

◎1周所要時間:
約18分

「XR観覧車」について

株式会社ハシラスが開発を手掛ける「XR観覧車」は、既存の観覧車の魅力をそのままに、最新のXR技術を掛け合わせて、様々なストーリー体験をプラスするアトラクション。観光施設・遊園地の新たな集客コンテンツとして、空からの眺望に加えて、現実世界とCGが融合する全く新しいエンターテインメント体験を提供する。

関連リンク

株式会社ハシラス
> 公式サイト