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広島工業大学のキャンパスをメタバースで体験できる「VIRTUAL OPEN CAMPUS 2023」が7月16日と8月20日に開催

広島工業大学のメタバースサークル「HIT Metaverse」は、メタバース空間内に再現された広島工業大学を探検し、キャンパスの雰囲気を体験することができるイベント「広島工業大学 VIRTUAL OPEN CAMPUS 2023」を、2023年7月16日(日)と8月20日(日)に、メタバースプラットフォーム『Cluster』内の「バーチャル広島工大」で開催する。

VIRTUAL OPEN CAMPUSは、HIT Metaverseが毎年夏に開催する学生企画で、2022年はクイズ大会や学生への相談会などに600名以上が来場したイベントとなっている。

【関連】全国の大学生を繋ぐ『全国大学メタバースサークル連盟』が設立

「広島工業大学 VIRTUAL OPEN CAMPUS 2023」概要

◎日時:
2023年7月16日、8月20日
9:00~15:00

◎開催場所:
Cluster「バーチャル広島工大」

◎主催:
HIT Metaverse

◎協力:
広島工業大学 起業部

◎費用:
完全無料。自由に入退室が可能。

◎イベントリンク:
> 7月午前の部
> 7月午後の部
> 8月午前の部
> 8月午後の部

> イベント特設ページ

企画内容

■リアルHIT MetaverseブースによるVR体験会

VRを未経験の方でも現地STAFFが操作方法を教えてくれる、「Meta Quest 2」を使用したVR体験会をリアルの広島工業大学で開催。

リアルHIT MetaverseブースによるVR体験会

■ステージ企画

バーチャル広島工大内にあるリーフガーデン隣のステージにて様々な企画を開催。
ジャズサキソフォニスト「初吹音さき」さんと、メタルギタリスト「緋弦かづさ」さんによるインストミュージックユニット「NAGISA lab.」の演奏や、教授から高校生に向けた模擬講義などが予定されている。

◎ステージ企画はYouTubeでも配信予定

詳しいタイムテーブルは、イベント特設ページよりご確認ください。

◎YouTube配信URL

> 7月の部
> 8月の部

※アーカイブ公開の予定はなし。録音・録画等は禁止。

VIRTUAL OPEN CAMPUS 2023ステージ企画

■リアルとメタバース間での同時接続(バーチャルゲート)

リアルとメタバース空間に窓が出現し、リアルからはメタバース世界の様子を、メタバース世界
からはリアルのオープンキャンパスの様子を見ることができる。

■HIT Metaverseオリジナルキャラクター名を募集

バーチャルオープンキャンパス期間内に、HIT Metaverseオリジナルキャラクター名を募集。
命名は、イベント特設ページから応募が可能となっている。

HIT Metaverseオリジナルキャラクター

HIT Metaverseについて

HIT Metaverseは、広島工業大学にあるメタバースサークル。
VRChatやClusterなどの ソーシャルメタバースプラットフォームを活動拠点とし、「Innovation with Metaverse Connection」 の活動理念のもと、メタバースでつながる人やものに着目し、企業や団体と協力して様々な活動を行っている。

> HIT Metaverse公式サイト
> HIT Metaverse公式ツイッター

広島工業大学のメタバースサークル「HIT Metaverse」

週刊メタバースニュース【まとめ】7月8日~7月14日分

7月8日(土)~7月14日(金)の期間中に発表されたメタバース関連ニュースの中から、当サイトで記事として取り上げていないニュースも含めて、メタピックスが注目したニュースをまとめてご紹介いたします。

7月10日(月)

スペースデータ社が、国土交通省主導の「Project PLATEAU」にて「高精度デジタルツイン生成AI」の実証実験を開始

> 詳細記事

Mogura社が主催する、国内最大級のXR・メタバース カンファレンス「XR Kaigi 2023」が協賛および出展企業を募集

> プレスリリース

7月11日(火)

メタバース情報工学学校が、14社限定で法人特別プランの提供を発表

> プレスリリース

サン共同税理士法人が、24時間365日訪問可能なメタバース展示場をOPEN

> プレスリリース

W TOKYOとNTT Digitalが、WEB3事業の普及および社会実装の加速に向けた連携に合意

> プレスリリース

7月12日(水)

熊本県苓北町とparalrealは、町の高齢者課題を解決するため、メタバースを活用した高齢者向け交流サービスの実証を開始

> 詳細記事

クロスコが、メタバースのビジネス活用に向けた、無料体験イベント「CROSSCO METAVERSE WEEK」を7月18日より開催

> 詳細記事

Diarkisが、リアルタイム通信エンジン「Diarkis」を、バーチャルトラベルプラットフォーム「ANA GranWhale」に提供開始

> プレスリリース

オンラインコミュニケーションプラットフォーム「MetaLife」の累計ユーザー数が25万人を突破

> プレスリリース

クラーク記念国際高等学校、ZEXAVERSE、シヤチハタが、最先端技術メタバース・ドローンなどを実学的に学ぶ機会を創出するため、産学連携授業を7月20日(木)に実施

> プレスリリース

トランスコスモスが、弁護士業界におけるメタバース空間での相談会・セミナー運営を支援するため、道下剣志郎弁護士率いるSAKURA法律事務所にメタバースを提供

> プレスリリース

7月13日(木)

大日本印刷が、コミュニケーションを通じシナリオの理解と共感を促す、ロールプレイング型のメタバース構築サービスを提供開始

> 詳細記事

レメディ・アンド・カンパニーが、病院関係者を対象にした「メタバース カウンセリング支援サービス」(仮称)の提供を開始

> 詳細記事

MATRIX GENESIS LABSが、フォトリアルなメタバース空間を自動生成する、生成AI『Genesis』のベータ版をリリース

> プレスリリース

メタバースの学校「MEキャンパス」が、『メタバースクリエイター 誰でも入学コース(1年間)』の第2期生となる、2023年10月入学生の募集を開始

> プレスリリース

NTT QONOQが秋葉原駅構内に展開しているショールーム「XR BASE produced by NTT QONOQ」において、VR・ARなどXR体験が楽しめる「XR BASE SUMMER FES」を7月14日より開催

> プレスリリース

江戸の街をメタバース上に再現した「Edoverse」α版(テスト版)が、7月14日より土地NFT保有者限定で公開

> プレスリリース

7月14日(金)

一般社団法人XRコンソーシアムが、「XRクリエイティブアワード 2023」の開催を決定し、XR・メタバース関連作品のエントリーを募集開始

> プレスリリース

Vma plusと大阪経済大学は共同で、「産学連携メタバース・プロジェクト」を立ち上げ。本年10月に大学祭のバーチャル空間同時開催が決定

> プレスリリース

クロスコがメタバースのビジネス活用に向けた無料体験イベント「CROSSCO METAVERSE WEEK」を7月18日より開催

株式会社Jストリーム(東証グロース:4308)の子会社であるクロスコ株式会社は、メタバースをビジネス活用するための技術やサービスについて理解を深める事ができるメタバース無料体験イベント「CROSSCO METAVERSE WEEK」を、2023年7月18日(火)~31日(月)まで開催する。

CROSSCO METAVERSE WEEKでは、最先端のメタバースコミュニケーションを体験する機会と、それらをビジネスに活用するためのヒントを提供するとしている。

イベント概要

◎開催期間:
2023年7月18日~31日(平日のみ開催)
各回1社の予約制で、1日3回開催

  1. 10:00~12:00
  2. 13:00~15:00
  3. 16:00~18:00

◎会場:
東京都港区六本木7-18-23 EX六本木ビル5F クロスコスタジオスペース

体験プログラム概要

■メタバース体験/VRミーティング

ヘッドマウントディスプレイを用いたVRミーティング体験(Meta Quest2でMeta Workroomsを利用)。

■メタバースイベント/オフィス

クロスコが提供するメタバースサービス「METAGO」を使って、ウェビナー連携など、新しいオンラインイベントの手法を体験。
「メタバースオフィス」と「メタバースイベン卜」を実演しつつ、サービス内容を紹介する。

■オウンドメタバース

自社のオリジナルのメタバース空間を構築する方法と事例の空間を紹介。
複数のメタバースプラットフォームの違いを把握し、利用目的に合わせた自社空間イメージを想定する。

■メタバース/スタジオ連携

クロスコのライブスタジオを使って、メタバースと連携した形で、リアルとバーチャルを繋いだライブ配信を体験。

参加方法

下記の申し込みフォームより参加が可能

> 申込みフォーム(公式)

会社概要

クロスコ株式会社

> コーポレートサイト

株式会社Jストリーム

> コーポレートサイト

【Vketとは?】世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット2023 Summer」がいよいよ7月15日(土)10時より開催

株式会社HIKKYが主催する、ギネス世界記録™を取得した世界最大のVRイベント『バーチャルマーケット2023 Summer』が、7月15日(土)~30日(日)まで開催されます。

今回で10回目を迎えるバーチャルマーケットは、過去最大規模の出展数を誇るだけでなく、バーチャルマーケット初の試みとして、ChatGPTを活用した「会話ができるAIキャラクター」を案内役として会場に導入するほか、7月29日〜30日の2日間、ベルサール秋葉原にてリアルイベント『バーチャルマーケット2023リアルinアキバ』も開催。

そんな大注目の「バーチャルマーケット2023 Summer」について、改めて簡単にまとめてみました。

【関連】国境なき医師団が「バーチャルマーケット2023 Summer」に初出展

バーチャルマーケットとは?

バーチャルマーケット(通称:Vket)は、メタバース上にある会場で、アバターなどの3Dアイテムやリアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いできる世界最大のVRイベント。

2018年に第1回が開催され、世界中から100万人以上が来場する『VRクリエイターによるバーチャル空間の祭典』で、「バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数」としてギネス認定されているなど、規模・内容とも世界有数のVRイベントとなっている。

> バーチャルマーケット2023 Summer公式サイト
> バーチャルマーケット公式Twitter

バーチャルマーケット2023 Summer開催概要

◎イベント名:
バーチャルマーケット2023 Summer

◎会期:
・メタバース会場
2023年7月15日(土)~7月30日(日)
・リアル会場
2023年7月29日(土)、30日(日)

◎主催:
株式会社HIKKY

◎テーマ:
Connect

◎企業出展会場:
パラリアルラスベガス/パラリアル福岡/パラリアル秋葉原

◎リアル会場:
ベルサール秋葉原 他、秋葉原の街の施設や店舗でもコラボコンテンツを実施

◎参加費:
無料

バーチャルマーケットへのアクセス方法

バーチャルマーケットへは、VRヘッドセットやPCからアクセスできる『VRChat会場』と、スマホ・Webブラウザからアクセス可能な『Webブラウザ会場』を選んで参加することができる。

> 来場方法について(公式)

イベントも盛りだくさん

バーチャルマーケット開催期間中は、出展企業やバーチャルマーケット公式による様々なイベントが開催されており、イベント最新情報は、下記の公式サイトまたは公式SNSで情報を配信している。

> バーチャル会場イベント(公式)

アンバサダーや公認配信者によるワールド紹介

総勢約140名のバーチャルマーケット公式アンバサダーと公認配信者による、ワールド紹介やバーチャルマーケットの楽しさを紹介する配信が決定。

> アンバサダー・公認配信者一覧(公式)

出展クリエイターと交流できる

バーチャルマーケットでは気になる出展クリエイターと交流することが可能!
クリエイターと直接会って交流できる「コアタイム」や、Vket初心者向けの「初心者案内デー」などが用意されている。

> 出展者来場告知(公式)

会場について

バーチャルマーケット2023 Summerでは、最先端のメタバース体験が可能な「企業出展会場」と、クリエイターによる作品の購入や試着ができる「一般出展会場」が用意されており、それぞれ違った世界観を楽しむことが可能となっている。

> ワールド・出展者検索(公式)

■出展・協力企業、団体、自治体、IP、アーティスト一覧(6月27日時点)

出展・協力企業、団体、自治体、IP、アーティスト一覧

企業出展会場

ラスベガス、福岡、秋葉原をパラリアル化(※)した3会場が登場。

※「パラレルワールド(並行世界)」+「リアル(現実世界)」を合わせた造語で、リアルとメタバースに並行して存在することを意味している。

◎パラリアルラスベガス

ラスベガスの象徴であるベラージオやパリス ラスベガスなどの有名スポットも登場するストリップ通りを再現したメインストリートに企業ブースが出展。

パラリアルラスベガス

◎パラリアル福岡

中洲・天神や糸島、太宰府など様々な福岡県各地の観光スポットを再現し、福岡の魅力を凝縮した会場に企業ブースが出展。
昼と夜の福岡の街を味わう事ができ、最終地点にはJR博多駅を再現したバーチャル博多駅が出現。

パラリアル福岡

◎パラリアル秋葉原

秋葉原駅から電気街のエリアを再現した空間に様々な企業ブースが出展。

パラリアル秋葉原

一般出展会場

個人などのクリエイターが出展する一般出展者向けワールドが用意されており、PCワールド:7コンセプト15ワールド、Questワールド:4コンセプト8ワールド、Webブラウザワールド:2コンセプト4ワールドの全27種の会場に、抽選で選ばれた約700のスペースが展開される。

◎スターシップオーケストラ(PCワールド)

未開惑星の周囲を囲んでいるリングがコンセプト

スターシップオーケストラ

◎森聖街 ヤポプエト(PCワールド)

小さな島国で四季折々の様相を見せる大森林にある御神木の街がコンセプト

森聖街 ヤポプエト

水砂の都 アビダール(PCワールド)

広大な砂漠のオアシスの真上に位置する魔法の王国がコンセプト

水砂の都 アビダール

◎幻想コロニー コクーン水族美術館(PCワールド)

水深100mに位置する幻想的な景色が楽しめるコロニーの水族美術館がコンセプト

幻想コロニー コクーン水族美術館

境界線のハイロシティ(PCワールド)

正義と悪、裏と表のそれぞれの思惑が交差する街がコンセプト

境界線のハイロシティ

カステロマギカ Re:Fine(PCワールド)

王都マギカで開催される舞踏会がコンセプト

カステロマギカ Re:Fine

Poppin Splash(PCワールド)

噴き出す水しぶきに合わせて目の前に現れる「ブースを呼ぶ」体験ができる展示空間

Poppin Splash

◎VketPlaza -Quest Mode-(Questワールド)

ファンタジーで様々な物を扱う、小売りも食事も娯楽も全部ひとつにまとめた複合商業巨大施設

VketPlaza -Quest Mode-

バーチャルマーケットClassic(Questワールド)

原点である第1回「バーチャルマーケット」の会場を現在のVRChatの仕様に合わせてリバイバルした会場

バーチャルマーケットClassic

南国の楽園 ルルアナリゾート(Questワールド)

南半球に位置する夏のビーチリゾートがコンセプト

南国の楽園 ルルアナリゾート

魔法学園グランヴェール(Questワールド)

森の奥深くにある学園がファンタジーな世界観が展開される会場

魔法学園グランヴェール

イマネジアWebブラウザワールド

ファンタジー世界での城下町がコンセプト

イマネジア

◎テクノカインド(Webブラウザワールド)

近未来のSFがコンセプト

テクノカインド

リアルイベント『バーチャルマーケット2023リアルinアキバ』も開催

バーチャルマーケット初の試みとして、東京秋葉原にある「ベルサール秋葉原」にて、リアルイベント『バーチャルマーケット2023リアルinアキバ』を、7月29日(土)〜30日(日)の2日間に亘り開催。
タイムマシーン3号、超新塾、伊織もえなど多数のゲストが登場予定で、マグロ解体ショーなども予定されている。

> リアルイベント「バーチャルマーケット2023リアルinアキバ」

バーチャルマーケット2023リアルinアキバ

会社概要

株式会社HIKKY

> コーポレートサイト

レメディ・アンド・カンパニーが病院関係者を対象にした「メタバース カウンセリング支援サービス」(仮称)の提供を開始

医療・医薬品開発に関するDXソリューション事業などを展開するレメディ・アンド・カンパニー株式会社は、カウンセリングの受付から実施までをメタバース上で可能にする、病院関係者を対象とした「メタバース カウンセリング支援サービス」(仮称)を、NTTコノキューが提供する仮想空間プラットフォーム「DOOR」で、7月13日(木)より公開・販売すると発表した。

同サービスは、カウンセリングの受付からユーザーの管理、カウンセリング実施までをバーチャル空間上で一貫して実施することで、導入までの期間や予算に応じて、バーチャル空間やアバターのデザインなど、多様なニーズに対応することが可能となっている。

メタバース カウンセリング支援サービス(仮称)とは?

NTTコノキューが提供する仮想空間プラットフォーム「DOOR」に、カウンセリングの受付からユーザーの管理、カウンセリング実施までをワンストップで構築できる病院関係者向けのサービス。

導入方法がわからないなど、オンラインカウンセリングに興味を持つ病院関係者が抱える悩みを解消するサービスとなっている。

同社では、メタバースの活用など、医療業界のデジタル活用推進を促す事で、より医療を身近に感じる事が可能とし、病気の早期発見や早期治療、適切な医療選択の機会獲得など、医療格差の解消に繋がる未来の実現を目指すとしている。

販売サービス概要 

◎サービス名:
メタバース カウンセリング支援サービス(仮称)

◎販売者:
レメディ・アンド・カンパニー株式会社

◎販売対象:
病院関係者

◎価格:
・初回導入費用 20万円~ 
※別途運用サポートが必要な場合は別途相談可。

◎販売開始:
2023年7月13日(木)

◎問い合わせ先:
下記メールアドレス宛
rem-xr@remedy-company.com

会社概要

レメディ・アンド・カンパニー株式会社

> コーポレートサイト

大日本印刷がコミュニケーションを通じシナリオの理解と共感を促すロールプレイング型のメタバース構築サービスを提供開始

大日本印刷株式会社(DNP)は、複数の参加者がコミュニケーションを取りながら、シナリオにある課題解決やイベント参加などを行い、多様なテーマについて楽しみながら理解・共感を深める事が可能な、ロールプレイング型のメタバース構築サービスを7月13日(木)より提供すると発表した。

本サービスは、同社が展開する、新しい体験と経済圏を創出する「XRコミュニケーション®事業」と、人々がいつでも簡単かつ安全・安心に楽しめる空間を構築するXRロケーションシステム「PARALLEL SITE®(パラレルサイト)」の機能を拡充し、企業の研修やワークショップ、自治体等の防災教育などの用途で活用されるとしている。

【関連】DNPが自治体向けメタバース・パッケージサービスの提供開始

開発の背景

メタバース内でのコミュニケーションをより活発化させるニーズの高まりに伴い、現在、国内の多くの企業や自治体等が採用している、静止画や動画を鑑賞するショールーミング型のサービスではなく、利用者同士が積極的にコミュニケーションを取る事が可能な、ロールプレイング型に特化したメタバース構築サービスを開発した。

ロールプレイング型に特化したメタバースの特長

1.教育・イベントなど幅広いシナリオに対応 

本サービスは、「チュートリアル(操作方法)」「シナリオ体験」「フィードバック(体験結果に対する評価・解説)」のテンプレート(ひな型)で構成されており、教育やワークショップ、謎解きイベントなどのさまざまなシナリオで、ロールプレイング型のメタバースを提供可能。
各シナリオは、1グループ4名を基本として複数名の参加が可能で、同じ時間帯に最大10グループまで体験できるため、大規模な企業研修やイベントなどにも活用できる。
また、チケット機能によって参加者を限定することもで、有償でのサービス提供も可能となる。

2.ロールプレイングを通じてよりアクティブな学びにつなげる 

「シナリオ体験」では、各参加者が割り当てられた役割になりきり、ボイスチャット機能を使ってコミュニケーションを取りながら、協力してシナリオの解決・達成を目指す。
「フィードバック」では、各参加者が達成状況に応じて評価されるため、個々の内容を振り返り、自身の課題発見や成長につなげることが可能となっている。

3.さまざまな企業・団体等が連携し、個別のニーズに合わせたシナリオを提供 

企業・自治体・団体等のニーズや課題に応じて、多様なシナリオの作成が可能。
DX人材育成研修や、地域に根差したリアル宝探し、SDGsについて楽しみながら学べる謎解きなど、学習・研修・イベント等の企画にとどまらず、幅広いジャンルのシナリオを提供するとしており、今後もラインアップの拡充を予定している。

価格(税込)

空間利用料:900万円~/件 ○運用費:50万円~/月

※上記以外に初期セットアップ費、シナリオ組込費が別途必要

会社概要

大日本印刷株式会社

> コーポレートサイト

熊本県苓北町とparalrealは町の高齢者課題を解決するためメタバースを活用した高齢者向け交流サービスの実証を開始

メタバースを活用したイベント企画やコンテンツ開発を手掛けるparalreal株式会社は、少子高齢化が進む熊本県苓北町と連携し、高齢者が閉じこもる事で危惧される、心身の健康不安解消などを目指し、メタバースを活用した高齢者向け交流サービスの実証に取り組むと発表した。

熊本県苓北町は、町内全域に光ファイバー整備がされるなど、デジタルインフラの構築が進んでおり、今年6月に同町のイノベーションマネージャーとしてparalrealに就任を要請。
7月14日には就任式が予定されている。

熊本県苓北町のイノベーションマネージャーに就任したparalreal株式会社代表取締役の大仁田英貴氏によれば、「過疎地域でありながら、全家庭にデジタルインフラが整備されていることを優位性に、高齢者メタバース事業実証実験モデルを他の地域でも展開できるよう様々なチャレンジをしていきたい」としており、今後は、地域総合整備財団(ふるさと財団)が取り組む、地域イノベーション連携(LIP)モデル事業と連動し、高齢者向けのメタバースサービス事業の企画創出とメタバースの実証を開始する。

今年度の実証実験とその背景

町職員・訪問相談員が実感する「孤独で不安な気持ちを抱える高齢者の増加」問題について、コロナ禍以降、特に閉じこもってしまうケースが増えており、心身の健康不安につながる事が危惧されている。

それらの課題解決に向け、メタバースを活用した相互コミュニケーションツールによる交流の場を提供し、「外に出て人と会話しようと思う前向きな気持ちの醸成」につなげていく。

その他にも、運営体制の自走化に向けた教育研修支援の一環として、地元の中学生にメタバースと本町の高齢者の課題について学習させ、「閉じこもり解決ワークショップ」を開催するとしている。

企画内容

「めたばあす課 」運営支援

行政職員、高齢者専門員、民間等で構成する協議体を開設。

情報可視化と受入体制整備

課題抽出と解決ビジョンの策定、事業者受入態勢の整備。

実証実験スキームの構築

簡易実証の実施と実証実験における実証フィールド確保。

自走化に向けた教育研修支援

事業化に向けて、人材育成研修を実施。

熊本県苓北町について

江戸時代末期まで天草の政治、経済、文化の中心として繁栄した地である熊本県苓北町は、美しい自然環境に恵まれているなか、近年は急速に少子高齢化が進行し町の大きな課題の一つとなっている。
その一方で、2009年度から開始した地域情報通信基盤整備推進等により、町内全域に光ファイバー整備がされるなど、デジタルインフラの構築が進む町でもある。

> 熊本県苓北町公式サイト

熊本県苓北町

ふるさと財団とLIPモデル事業について

一般財団法人 地域総合整備財団(ふるさと財団)は、地域の持続的な発展と地域の魅力向上を目指し、地域イノベーションを支援するために設立された公益財団法人。
地域イノベーション連携(LIP)モデル事業は、ふるさと財団が地方自治体と連携して展開している取り組みで、本事業を通じ、地域内の様々な関係者が連携して、地域の課題解決や新たな価値創造が取り組んでいる。

> ふるさと財団公式サイト

会社概要

paralreal株式会社

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スペースデータ社が国土交通省主導の「Project PLATEAU」にて「高精度デジタルツイン生成AI」の実証実験を開始

宇宙関連スタートアップの株式会社スペースデータは、国土交通省が主導する3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクト「Project PLATEAU」において、衛星から取得できるデータを元に、AIによって3Dモデルを自動生成させる「高精度デジタルツイン自動生成」の実証実験を開始すると発表した。

今回の実証実験では、スペースデータ社が保有する空間生成技術と、「Project PLATEAU」の3D都市モデルを融合させる事で、日本全国の高精度なデジタルツイン化を目指すとしている。

【関連】衛星データからデジタルツインを自動生成するAI技術の特許を取得

背景

スペースデータ社は、衛星データと3DCG技術を活用してバーチャル空間に現実そっくりの仮想世界を自動生成するAI技術を開発しており、衛星から取得できる地上の静止画像と標高データに機械学習を行い、地上の構造物を検出した上で、AIに地上の3Dモデルを自動生成させ、3DCG技術によって鉄・植物・ガラスなどの材質を再現する。

また、「Project PLATEAU」は、国土交通省が主導する3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクトで、都市活動のプラットフォームデータとして、3D都市モデルを整備し、様々な領域でユースケースを開発するとともに、誰もが自由に都市のデータを引き出せるようにすることで、オープン・イノベーションの創出を目指している。

今回の実証実験によって、より高精度なデジタルツインの生成を行い、メタバース・ゲーム・映像といった高精細なビジュアルが求められる用途にも活用できるような3D都市モデルの構築に着手していく。

Project PLATEAUとは?

Project PLATEAUは、スマートシティをはじめとした「まちづくりのデジタル・トランスフォーメーション」を進めるため、そのデジタル・インフラとなる3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進する、国土交通省が主導するプロジェクト。

> Project PLATEAU公式サイト

会社概要

株式会社スペースデータ

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週刊メタバースニュース【まとめ】7月1日~7月7日分

7月1日(土)~7月7日(金)の期間中に発表されたメタバース関連ニュースの中から、当サイトで記事として取り上げていないニュースも含めて、メタピックスが注目したニュースをまとめてご紹介いたします。

7月1日(土)

アイスリーデザインはグループ会社でメタバース・xRを手がけるソリッドスフィアを吸収合併し、新たにxR事業部を追加すると発表

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7月3日(月)

累計来場者数58,000人超えのメタバース上で開催する即売会イベント第2弾「メタフェス2023」が2023年11月に開催決定

> 詳細記事

本田圭佑さんが出演するバーチャルオフィス「MetaLife」の新CMが公開

> プレスリリース

メタバース領域におけるIP事業などを展開するBrave groupと企業のDX支援を行うGeek Hiveが、新規事業開発のための体制強化に向けて経営統合を発表

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7月4日(火)

東武トップツアーズとNFTマーケット「HEXA(ヘキサ)」が、地方創生とNFT・WEB3.0関連分野で連携するため包括的業務提携を発表

> プレスリリース

7月5日(水)

地方創生を目指したメタバースの社会実装に向け、メタバース推進協議会とバーチャルクロスリンクが相互連携を発表

> 詳細記事

8月上旬に開催する「メタバースクリエイティブアワード2023」のFortnite部門において、東京ドームがスポンサーとして決定

> 詳細記事

ICTサービスソリューション事業を手掛けるテリロジーサービスウェアは、企業・自治体の多言語対応メタバース導入支援での連携を目的に、アウトソーシング事業を展開する綜合キャリアオプションと業務提携を発表

> プレスリリース

7月6日(木)

スペースデータ社が最大1億円を出資する、Fortniteクリエイターの起業支援インキュベーションプログラム「FCIP(Fortnite Creator Incubation Program)」を開始

> 詳細記事

アップランドが、メタバースで無制限の同時接続数を実現する、Webメタバースエンジン「Verse Engine」の最新アップデートを発表

> プレスリリース

VR・XRコンテンツの配信プラットフォーム事業を手掛けるアルファコードが、日本テレビ・ WOWOW等との資本業務提携により総額16億円超を調達

> プレスリリース

500名を超える「VTuber時計」の参加者を紹介する『そらのうえショッピングモールVTuber展』が開催

> プレスリリース

7月7日(金)

HAKUHODO-XRは、メタバースを活用した事業発想支援プログラム「メタバースビジネスアジェンダ策定プログラム」の提供を開始

> 詳細記事

東急文化村企画制作の展覧会「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」のバーチャルミュージアムが公開

> プレスリリース

埼玉県は、未来の大相模調節地をメタバース空間に表現した「バーチャルレイクタウン 水辺 de ベンチャーチャレンジ Ver.」のオープン記念イベントを開催

> プレスリリース

HAKUHODO-XRがメタバースを活用した事業発想支援プログラム「メタバースビジネスアジェンダ策定プログラム」を提供開始

株式会社博報堂と株式会社博報堂DYメディアパートナーズのXR領域におけるクリエイティブやソリューション開発を行うプロジェクト「HAKUHODO-XR」は、メタバ―スを活用し、自社の新規事業や既存事業の再編を検討するための事業発想支援プログラム「メタバースビジネスアジェンダ策定プログラム」の提供を開始した。

本プログラムでは、博報堂DYグループが実施したメタバース生活者意識調査やメタバース未来生活シナリオ「Metaverse as Possible Futures」などの各種レポートを活用しながら、専門チームによるワークショップを通じ、メタバースビジネスにおけるポイントの把握、自社での活用方法、投資対象としてのメタバースの方向性などについて、具体的な取り組みを検討することが可能となっている。

【関連】博報堂グループと慶應大学院が共同プロジェクトを発足

メタバースビジネスアジェンダ策定プログラムとは?

メタバースをトライアル活用するフェーズから、本質的に事業に取り入れる方法を模索するため、博報堂DYグループが有するメタバース領域での知見を活かした全4回のワークショップを通じ、メタバースを活用したビジネスアジェンダ策定を支援するプログラム。

ワークショップ内容

■STEP1:ダウンロードワークショップ

メタバース生活者意識調査と、メタバースが世の中に与える影響や変化について生活者の視点から考察した「Helix Lab」によるレポート「Metaverse as Possible Futures」に加え、メタバースのビジネスへの影響や、業種別動向レポートといった最新情報をインプット。
メタバース空間での生活者インサイトや、メタバースが実装された未来のビジネス機会について具体的なイメージを喚起する。

STEP2:インスピレーションワークショップ

業界におけるメタバースビジネス機会シナリオを踏まえて、生活者発想力とビジネス発想力を掛け合わせることで、メタバースビジネスの芽を探求する。

■STEP3:アクション発想ワークショップ

事業課題認識やリソースの棚卸しを行ったのち、参加者がメタバースによって実現する未来社会を具体的に描いたうえで、バックキャスティングでアクションを考察する。

■STEP4:アジェンダ設定ワークショップ

これまでの検討から、自社にとって取り組む意義のある複数のアクションを絞り込み、「メタバースビジネスアジェンダ」を設定する。

プログラム全体像イメージ

HAKUHODO-XRとは?

博報堂と博報堂DYメディアパートナーズが、博報堂DYグループ各社とともに、多⾓的な視野でXRを捉え、⽣活者の新たな体験価値の創出と、企業と⽣活者の新たな関係構築を次世代型マーケティングサービス・ソリューションで実現を⽬指す、博報堂DYグループ横断プロジェクト。

> HAKUHODO-XR公式サイト

メタバース生活者意識調査2022

博報堂DYホールディングスが、全国15~69歳の生活者を対象に実施した、メタバースに関する現状の生活者意識や動向を把握することを目的とした生活者意識調査。

> メタバース生活者意識調査2022

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メタバース未来生活シナリオ「Metaverse as Possible Futures」

博報堂DYホールディングスと株式会社MESONが共同で設立した、生活者発想でメタバースおよび空間コンピューティング領域における研究調査・情報発信を行う「Helix Lab(ヘリックス・ラボ)」が発表した、メタバースが世の中に与える影響や変化について、生活者の視点から考察したレポート。

> Metaverse as Possible Futures

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